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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
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近視の進行予防


9歳で屈折度数が-3.25 眼鏡-2.75をしています。矯正1.0は見えています。はじめ-3.00で処方されましたが、子供にはつらかったらしく-2.75の眼鏡になりました。

私自身が-5.0の近視で今まで完全矯正の眼鏡を使用していて、この度、子供と同じ-0.5近視を残した-4.5の眼鏡をつくりました。すると、今までよく見えていたので違和感があり、テレビは見づらいです。手元は楽です。5メートル離れた人はぼやけています。子供も同じ感じなのでしょうか?

完全矯正と-0.5落とした低矯正では近視の進行速度に違いはありますか。 また、-3.25では眼鏡は常につけていたほうがいいですか?家にいる勉強時は外していますが、目が疲れているように思うのですが、子供は見えてるから大丈夫としか言いません。眼鏡で近くを見ると視力が下がると思っているようです。でも、学校では常につけています。

今回処方された先生は、なくすからずっとつけてたらいいと言われ、再診の先生は、近視は近くは見えるのだから近くは外してたらいいと言われ、親も困惑しています。 この一年で近視の進行が早く少しでもゆっくりになるようにと願っているのですが、長々となりましたが教えて頂きたく宜しくお願いします。

また、私の住んでいる県では、低濃度アトロピンの処方をしている眼科はありませんでした。 オルソKも子供にしているのは1件だけで少し住まいから離れています。クロセチンのサプリやバイオレットライト透過眼鏡など、まだ一般化されていないものに頼るしか方法がないのかと日々悩んでいます。


「子供は見えてるから大丈夫としか言いません。眼鏡で近くを見ると視力が下がると思っているよう」ですか。賢明なお子さんです。

完全矯正より0.5ジオプターゆるい眼鏡は、2メートル先までピントが合います。大多数の近視の方はこれくらいか、もう少し緩い眼鏡を使用しています。もっと緩い度数で運転している人も多いです。きつ過ぎる眼鏡は毛様筋が過度に働く必要があり眼精疲労の原因にもなりますが、緩い場合は遠くが少し見えにくいこと以外は問題ありません。疲れたりしません。

近視の進行の原因の一つに、過度に毛様筋を緊張させる、つまり近くを見すぎるという事があります。少し緩い度数の眼鏡を使用することで、緩めた分だけ毛様筋の緊張が和らぎ、眼軸長を延長させる物質の分泌が抑制されるかもしれないのです。それと同じ理由で、必要のないときに眼鏡を外すことによって、眼鏡の度数分だけ毛様筋の収縮が少なくて済み、その結果、近視の進行が少しでも抑えられるのです。ですから、遠くにピントを合わせる必要のないときには、眼鏡は外すべきですが、紛失するとか壊すとかの心配がある場合は掛けっぱなしでも仕方がないと思います。

掛けっぱなしでも、近くを見る時にレンズの下の方の緩い度数の部分を使用し、毛様筋の収縮を最小限にして眼軸の延長を抑えると謳っているMCレンズというものも以前はありました。メーカーの経営上の問題で製造販売が中止になりました。不思議です。MCレンズにしかない効果が存在するのなら製造中止は有り得ないでしょう。老眼用の累進焦点レンズ(境目のない遠近両用レンズ)でも同じ効果が期待できますので、MCレンズの独自性が保てなくなったのでしょうか。

MCレンズ、遠近両用レンズの場合、近くを見る時、必ずレンズ下部の近用部を使用するという事を厳密に守れば、それなりの効果があるとは思います。しかし子供の場合は遠用部でも近くが見えてしまいますので、厳密に守ることは不可能でしょう。近くを見る時は眼鏡を外してしまう方が確実です。更にその状態で、ある程度遠くを見るだけで、望遠訓練をしていることにもなり、一石二鳥ではないでしょうか。例えば眼鏡を外して1メートルの距離でテレビを見ているだけで、近視進行予防の望遠訓練をしていることになるのです。

オルソケラトロジーですか。目のカーブに合っていないハードコンタクトレンズを睡眠中に使用し、角膜を押さえつけて強制的に角膜を凹ませるものですが、こんな物を使いたいですか。私は嫌です。

現在の近視度数なら、将来高度近視になるとは考えられませんので、眼科でもそのような(二人で正反対ともとれるような)説明なのでしょう。当事者にとっては切実な問題であっても、多くを見てきている眼科医にとっては、ごく普通の近視なのです。

★ご質問は河野眼科ホームページから

by kounoganka | 2019-01-25 17:23 | 視力・斜視

OCTが変わって悪化した


約5年前に正常眼圧緑内障と診断され、治療を受けています。

半年くらい前から個人的に、評判の鍼灸院の治療(手足に鍼)も追加した所、OCTでも、数ヶ月後に改善の傾向が見られたのですが、最近、octをとったところ、約2ヶ月前に改善傾向にあった緑色の区画が赤になり、 なんと両目とも4分割のうち赤の部分が2つになってしまい、(今まで赤もあったがそれ以外は緑色か黄色が多かったのに)悪化の判定になりました。

1、悪化の判定となったoctの機器は、今までの機器と違い、赤い線が積み重った布地の様な画面に緑のマークだが画面に表示されて、マークが見にくかった。 (通常は黒い画面に緑のマークなのに、一瞬、故障したのかと。ただ、この現象と悪化の判定は関係が無いと言われました。)

2、もう、遠方の鍼灸院には、行かない方が良いのか? 一時でも、改善傾向が見られ、octで、黄色→緑色になる箇所があり、舞い上がるくらい嬉しかったのですが、鍼灸院の件は、主治医に言ってませんが、緑内障の治療に妨げになる様だったら、と心配です。

3、こんなに一気にoctで赤の部分が増えるなんて、ショックが大きいですが、今後、目の方は、老年期まで、持つと思われますか?

4、前回と比べ、今回、大幅に悪化した様に見えるが、主治医は、誤差の範囲と言ってます。短期間でしかも誤差でこんなに悪化するのでしょうか?


違う機械になれば、細かい部分の判定は変わりますので、単純に比較してはいけません。本当に悪化したかどうかは判りません。

また、2か月前の同じOCTによるデータの改善というのも問題です。残念ながら消滅した神経線維は再生せず、従って神経線維層が厚くなることも無いのです。もちろん網膜の出血や浮腫で厚くなることはありますが、これは問題外です。つまり、改善は有り得ないのです。

改善したという判定が出るのは、改善する前のデータが実際より悪く判定されていたからです。水晶体や硝子体の濁りによって網膜断面は不鮮明に(輝度が低く)写ります。輝度の高い神経線維層と輝度の低い神経節細胞層の境目が、全体に輝度が低下したことにより輝度の高い方にシフトし、神経線維層を薄く、神経節細胞層を厚く判断します。OCTの判定は神経線維層の厚みを基準にしていますので、実際より悪いと判定されてしまうのです。

鍼灸による超医学的な力で変化すると信じたいのだと思いますが、自覚症状には影響しても病気そのものには影響しないでしょう。良くも無く悪くも無いと思います。

OCT写真見せてもらいましたが、文章から受けた印象ほど悪くありません。4分割の上下が赤になっているのは、血管の走行が「なで肩」であり、神経線維層の厚みが耳側にシフトしているからです。治療を続ければ老年期まで十分に「持つ」と思います。

★ご質問は河野眼科ホームページから

by kounoganka | 2019-01-13 16:40 | 緑内障