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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
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カテゴリ:緑内障( 156 )

登山と緑内障


私は、各地の登山をするのが好きなんですが、緑内障になっても、登山を続けても、大丈夫でしょうか?

尚、目の持病があり、将来を思うと、尚更、山からの絶景を見る事を強く希望しています。 ちなみに、緑内障になって高地に行っても支障を感じた事がなく、(初期でまた矯正視力1,2位出る為)あまり気にも止めていなかったのですが、色々考えると少し不安が、あります。


大丈夫です。登山や飛行機で気圧が下がっても、潜水で気圧(水圧)が上がっても大丈夫です。雄大な自然環境の中に身を置くのは、寧ろ、良い効果があると思います。

★ご質問は河野眼科ホームページから

by kounoganka | 2018-10-31 15:22 | 緑内障

予防のための点眼は、保険診療では認められておりません


強度近視(両目ともにD-13前後)で、5年前に左目の網膜剥離のバックリング手術をしました。 (もともと網膜が薄いところに、左目に子供の頭がぶつかったのも一因かもしれません。) その後、3,4か月に一度、継続的に検診は受けています。 -11のソフトコンタクトレンズで、1.0程度は見えます。

強度の近視のため網膜に薄い部分はありますが、黄斑は今のところ大丈夫と言われています。 また、視神経乳頭は近視による変化のようにも思うが、1年に一度は視野検査をしてチェックしましょうと言われており、そのようにしています。

数日前に緑内障の治療として、眼の血流を増やす作用や視神経を守る働きを併せ持った内服薬や目薬があると知ったのですが、予防的に薬や目薬を始めるという方法はあるでしょうか。 今のところ視野は大丈夫ですが、上記のように近視の強い眼で一度病気も経験しておりますので、今からできることがあれば取り入れて、できるだけ長い間、良好な視力、視野を保てたらと考えています。 先生のご見解を聞かせていただけますと幸いです。


予防のための点眼は、保険診療では認められておりません。緑内障でもないのに点眼をしても、効果が無いだけでなく、副作用で別の問題が出て来るかもしれません。緑内障でないという事を時々確認するのが最善の方法です。

但し、それでも心配という患者さんで、緑内障である可能性が完全に否定できない場合に限っては、リスクを十分理解してもらったうえで処方することも「あり」でしょうね。

★ご質問は河野眼科ホームページから

by kounoganka | 2018-08-13 16:20 | 緑内障

視神経乳頭陥凹拡大の心配


35歳位で会社の健康診断で眼底検査を受けた時、担当していた眼科医から、心配ないが視神経乳頭陥凹拡大で経過観察所見になると言われました。3年目で要精密検査になり眼科で視野検査した所異常なしでした。眼圧は毎回正常です。

医師からは、今後検診でひっかかっても3年くらいは病院に来なくていいよと言われました。以降健康診断の病院が変わり2011~2014迄所見なしになったので眼科にも行きませんでした。2015年、視野検査した眼科に行きました。視野検査した所全く異常なしでした。生まれつきかもしれないし...年に一度検査すれば問題ないでしょう。と言われました。眼圧正常で軽い近視と言われました。

子供みたいで情けないのですが元々気が小さく病院へ行くと緊張してしまうのに加え、前に受けた視野検査の不安感が大きく2015年以降視野検査をしていません。生まれつきの視神経乳頭陥凹拡大と認識してもいいのでしょうか?宜しくお願い申し上げます。


生まれつきかどうかわかりませんが、そう認識して間違いないでしょう。でも念のため経過観察はした方が良いでしょうね。視野検査は必ずしも必要ではありません。病院の方針によっても変わってくると思いますが、年に1回程度のOCT検査で大丈夫でしょう。

前視野緑内障という言葉があります。OCTでは緑内障所見があるのに、自動視野計による検査では正常になるもので、初期緑内障の前段階というところでしょうか。OCTも受けておられるのでしたら、今はまだそこまで行っていないという事です。

★ご質問は河野眼科ホームページから

by kounoganka | 2018-08-13 16:03 | 緑内障

10年間無治療で変化なし


10年前に眼科で視神経乳頭陥凹拡大と診断されました。当時の眼科医には緑内障の疑いがあるので検査しますと言われ、視野検査と眼圧検査をその日に行いました。

結果は異常なしでしたが、定期的に通院してくださいということで3ヶ月に1回の眼圧検査と半年に1回の視野検査を続け、これまで10年間通院してきました。ちなみに4年前からからoctを使った検査もしています。そして今年で検査を始めて10年になるのですが視神経などに全く変化はありません。

そこで質問したいのですが、もし緑内障だった場合10年もの間視野欠損もなく、視神経乳頭陥凹拡大も進行しておらず、眼圧も安定するということはありえるのでしょうか??それとも、生理的視神経乳頭陥凹や強度の近視での視神経乳頭陥凹の可能性が高いのでしょうか?よろしくお願いいたします。


おめでとうございます。10年間無治療で変化なしですので、緑内障ではなかったという事です。もし緑内障だった場合という仮定は不要です。「生理的視神経乳頭陥凹や強度の近視での視神経乳頭陥凹」です。今後は年に1回程度チェックしていけば十分でしょう。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2018-05-09 11:51 | 緑内障

どちらの眼科が


去年眼科を受診した際に、強度近視なので年に一回は受診したほうがいいと言われ、先日別の眼科を受診しました。

去年は視力検査、眼圧検査、眼底検査、octなど様々なことをやったのですが、今年行ったところは視力検査、眼底検査のみでそこの先生は「年に一回ペースでは受診しなくてもいいと思いますけどね。でもあなたが気になるようなら受診してもいいですよ。」と言われました。

去年やったことと今年別の眼科でやったことに差がありすぎて、正直この検査だけでいいのか不安です。 別の眼科で去年やった検査をやってもらったほうがいいのでしょうか? それとも先生はそこまでやる必要がないと判断したからやらなかっただけなのでしょうか?


眼科医の能力も考え方も様々です。それぞれの考えがあってそう指示をしたのでしょう。どちらも間違いではないと思います。何軒もの眼科にかかるとそうなって当然です。本当に能力があって信用できる眼科医かよく考えて継続してください。その眼科医二人を知りませんので当方には判断できません。

経過観察というのは、特に緑内障関連は同じ眼科で継続してやらなければ意味のない場合が多いです。全く異常なしでの経過観察ならどこでも構わないと思いますが、強度近視のみという事ならば、その中間ぐらいでしょうか。 毎年あらゆる検査をしても一生緑内障にならないかもしれませんし、3年ごとに必要最小限のチェックをするだけで、早期発見が出来るかもしれません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2018-02-25 11:04 | 緑内障

緑内障の疑いがあるが断定できない


お願いいたします。60代後半。眼圧14から16。 眼底は強度近視によるとみられる乳頭陥没。 oct画像は真っ赤な状態。視野検査では<固視不良>が20から25%あり信頼性が低いものではあるが盲点の下に見えていない部分あり。これらから、きわめて緑内障の疑いがあるが断定できないとのこと。経過観察となりました。

教えていただきたいのは
➀<固視不良>20から25%のデータはつかえるのか?
②視野検査での信頼性が低いためすぐ治療に入らないのか? このデータで点眼を始める選択もあり得るか?
③疑いの段階で点眼治療するメッリトはありますか?
④高齢での発症ですが、寿命まで視野を保つ可能性はどの程度でしょうか? よろしくお願いいたします。


1.もちろん使えますよ。信頼度は75~80%ですが。

2.視野検査だけで決めたわけでは無いと思いますが、主治医の選択ですので主治医にお聞きください。というか「きわめて緑内障の疑いがあるが断定できない」という判断を、視野を含めて総合的に検討し導き出したんじゃないでしょうか。

3.疑いが現実のものとなった場合、早期治療が出来たことになり、その分だけ視神経が長持ちします。疑いが晴れた場合、無駄なことをしたことになります。しかし、点眼を続けて変化がない場合、点眼したから変化がないのか、しなくても変化はないのか、どちらか判断しかねる場合もあります。

4.もしそれが緑内障であった場合、点眼をしたとしても少しは視野が欠けると思いますが、既に眼科にかかっていますので視野の消滅などは在りえません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2018-02-20 16:23 | 緑内障

視神経乳頭出血


何度かご相談させていただいております。毎回分かりやすく回答くださりありがとうございます。 今年で治療を始めて4年目になりました。左目初期、右目中期と発症当時とそんなに変わりはありません。

治療開始時に右目乳頭は出血していました。その一年後位に左目乳頭出血しましたが、今の点眼薬にしてからしばらく落ち着いていました。毎日かかすことなくきちんと点眼をし、視野検査も4ヶ月に一度、眼底検査は一年に一度。自宅では目を温めたり、有酸素運動をして自分なりに目に良いと言われることもずっと続けてきました。

なのに、先月末右目の上の血管が出血。ショックです。出血してるということは100%進行を意味してますよね?眼圧もちゃんと下がってるのに、何故?とホントに悔しくてたまりません。 担当医は同じ場所を繰り返し出血してる人もいますよ!同じ場所を繰り返し繰り返し出血してる人よりかまだ良い方です。今までは24度の視野検査だけでしたが、次からは10度の視野検査も4ヶ月に一回やりましょう。と言われました。これ以上眼圧を下げることは難しいようです。

①出血はやはり進行してることを意味してるのですよね?
②出血するとどのくらいの早さで進行していくのですか?
③視神経保護をしてくれる点眼薬がないかぎり、私の目は進行を止めることはもう出来ないのでしょうか?
④ここ最近、目の奥が痛みます。緑内障と関係ありますか?開放型と言われてますが、急性緑内障発作をおこすことはありますか?
⑤よく、早期発見と言いますが、それは視野欠損が出る前のことでしょうか? 私の場合(右目-7.45db.左目-5.53db)はもう早期発見ではないですか? 早期発見ではないとこの先30年、40年視野を保つことは無理なのでしょうか?
⑥担当医は病院をでたら、普段は視野のことはあまり気にしないようにとおっしゃいますが、私はそのうち目が見えなくなる病気なんだと常に見えるとこ見えないとこを気にしてしまいます。先生は緑内障患者の方に日頃の過ごし方、心構えなどどんなアドバイスをされますか?


ご心配お察しします。今後、治療を継続していく上で、目の状態をすべて把握している主治医との信頼関係は非常に重要です。そちらを最優先にして、当方からのアドバイスは聞き流す程度にしてくださいね。

1.出血はおそらく進行している状態なのですが、現在の眼圧が高過ぎるから進行しているとは限りません。以前の眼圧の影響が今頃になって出てきている可能性もあります。「現在の治療を続けていては進行する」というわけでは無いのです。
2.見当もつきません。初診時に出血していたのに、無治療で経過観察し、何年たっても悪化しない人もあります。逆に、出血もしないのに進行する人も多いです。
3.そんな事はありません。手術という方法もあります。それに、出血があったからと言って、現在進行していると断言できるものではありませんよ。
4.開放型であれば緑内障発作は起こしません。ご安心ください。疲れ目とかドライアイとか、もしくは精神的なものかもしれませんよ。
5.早期発見という言葉の定義が曖昧ですので何とも言えませんが、たしか、別の症状で眼科受診して見つかったのでしたね。自覚症状が無いうちに見つかったのなら早期発見ではないでしょうか。
6.患者さんはみんな違います。その都度考えながらそれぞれに適切なアドバイスをしているつもりです。「緑内障の事は忘れて生活してください」という場合もあれば「見えなくなる時のための、心の準備と身辺の準備をしてください」というふうな話をする場合もあります。

一つ気になることがあるのですが、「自分なりに目に良いと言われること」という事の中に、「目のマッサージとか目の運動」は入っていませんか。どちらも視神経を痛める原因になりかねませんので、もしやっているのならばお止めくださいね。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2018-02-14 17:41 | 緑内障

点眼再開するか


3年前の職場の健康診断の眼底検査で緑内障の疑いと言われ、即眼科を受診しました。当時の医師からは「緑内障とも違うとも断定できず微妙」と言われ医師も悩んだ挙句、点眼を始めました。

その後、定期健診を続け医師が定年退職で別の医師になりました。次の医師も微妙で難しいねと悩まれました。OCTでは異常はない。視野も欠損はない。という判断から点眼を休止し検診を続けるということにしました。

2年経過し今年の定期健診で「ちょっと疑いが濃くなってきた」と言われました。OCT検査はしてません。眼圧は両目15です。視野検査でマリオット盲点は当然黒く表示されてますが、右目の左斜め上がうっすら色づいて表示されてました。医師も「欠損ではないが緑内障の気があるような、ちょっと気になるね」と言われました。

今まで1年検診でしたが、半年後に再診することになりました。そこで判断しようとなりましたが、河野先生であれば、このような場合は即点眼を再開されますか?主治医も進行は遅いタイプと言われましたが、やはり失明の不安が消えません。

くだらない質問になりますが、睡眠中は緑内障の方の目を下にして横向きに寝ない方がいいというのは本当でしょうか?お忙しいところ申し訳ありません、他の医師の方の意見もお聞きしたかったので相談させていただきました。


その程度では、即点眼にはなりません。今の治療方針で間違い無いと思いますが、OCTは必須ですよ。

狭隅角の場合の「うつむき(うつ伏せ)寝」は緑内障発作の危険があるのですが、それ以外の場合は気にする必要はないと思います。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-12-13 08:59 | 緑内障

OCTの誤差?


先日かかりつけの眼科が休診の時に目がゴロゴロして痛かったので初めてかかった眼科で、目のゴロゴロはドライアイ、肉親に緑内障がいるため念の為検査するね、となりoct検査をしてもらいました。結果は、まさかの緑内障。初期だけど典型的だよ。次回視野検査と言われショック。

かかりつけの眼科に次の日行き同じように、眼圧、oct検査、視野検査までやってもらいました。結果、緑内障ではないです。安心してと言われ、安心はしましたが、正直不安です。oct検査は誤差が出やすいものですか?もう一軒別の眼科で見てもらった方が良いのか?参考までに先生のご意見を伺いたいです。よろしくお願い致します。


OCT検査結果には誤差と言うか「ばらつき」がありますし、機械による違いも当然あります。さらに、OCTが出した判定をどう判断するかは、医師の能力や経験によって大きなばらつきがあると思います。

緑内障である、又は無いという根拠の詳しい説明があり、別の眼科医が別の結論を導き出した理由を推測して説明してくれるなら、おそらくその眼科医は間違っていないと思います。しかし、経験不足、勉強不足から、正しいと信じながら間違った判断をする医師が必ず存在します。2つの高名な病院で正反対の判断だったことや、眼科医の処方した点眼で緑内障発作を起こした患者を診た経験もあります。

何軒の眼科を受診しようと、どこが正しいなんてことは決してわかりません。5軒の眼科が間違え、ただ1軒のみが正解するかもしれません。もし緑内障であったとしても初期だという事ですので、かかりつけの眼科でそのまま経過観察するのが良いでしょう。

OCTのレポート解説」「円の周りの数字」もご覧ください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-12-09 14:45 | 緑内障

点眼は一生続くのか


去年の年末に、眼圧が高いと診断されました。眼底写真も撮り、右目に少しの凹みがあるかも……ということで、「緑内障」との診断がおりました。

それから1年間二種類の点眼薬(チモレートとラタノプロスト)をずっと使って、眼圧も安定しています。眼圧は毎回測っていますが、他の検査はしていません。

質問は、視野検査なしに「緑内障」と診断されることは普通なのでしょうか?という事です。あと、万が一、緑内障ではなく高眼圧症だった場合でも、点眼は一生続くのでしょうか?(1度点眼治療を始めてしまうと、もう止められないと聞いたので)


視野検査なしに「緑内障」と診断することは普通です。というか、状況によって十分有り得ることです。

視神経乳頭陥凹が明らかで、ノッチと呼ばれる「くびれ」があり、その先に網膜神経線維束欠損が明らかに存在する場合は、それだけで可能です。眼底写真1枚で診断がつく場合もあります。但し現在では、OCTによる確認は不可欠です。視野の裏付けが取れればさらに確実ですが、初期の場合、自動視野計では正常判定となる場合も多いです。

一方、診断するだけなら眼圧測定は不要です。眼圧測定は、基準眼圧の設定、目標眼圧の設定、そして重要な点眼の効果判定などのために必要なのです。ですから、できるだけ正確な眼圧計が必要で、医師が自ら測定するゴールドマンアプラネーションか、それに類するもので測定する必要があるのです。空気式のノンコンで「高い」と言われても「高いのかもしれない」としか判断できないのです。(あなたの測定がノンコンで行われたかどうかは知りませんが)

視野検査は自覚検査ですので、異常が出た場合にそれが本当に異常なのかどうかは分かりません。体調などの影響を受け、悪く出る事があります。OCTなどによる他覚検査の結果と矛盾がないことを確かめなければ、診断を下せません。矛盾する場合はその原因を確かめる必要があります。

「点眼治療を始めてしまうと、もう止められない」というような恐ろしいことを言う人もいますね。「続けている点眼をやめると、初めから点眼をしないでおくより悪い結果になる」という風に読み取れるのですが、そんなことは決してありません。いつでもやめられます。やめることで点眼中より眼圧は上昇しますが、点眼前より上昇するわけではありません。当院でも実際に何人もの緑内障点眼を中止していますよ。

高眼圧症というのは、一般的な正常といわれる眼圧より高い眼圧が続き、緑内障性の変化の無い眼を言います。緑内障ではない、つまり、視神経が眼圧の影響を受けていませんので、必ずしも眼圧を下げる必要はないのです。今後影響を受けることが予測できる場合に点眼を使用します。

あなたの場合「右目に少しの凹みがあるかも……」だけで診断されたようですが、その言葉の通りだとすると、当方なら経過観察です。断じて点眼開始にはなりません。ということですので、別の眼科を受診することをお勧めします。もちろん、時間とお金に余裕があり点眼による副作用を厭わないなら、現在の眼科通院を続けるのも「あり」でしょうし、その方がもしかしたら少しは安全かもしれません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-10-19 12:14 | 緑内障