目の疲れが治らない |
Q 50代女性です。昨年秋に、飛蚊症もひどく目も疲れやすいので、近くの眼科で診てもらったところ、網膜に穴が開いてるとのことでレーザー治療を受けました。 眼科受診の前に、眼鏡店で検眼をしてもらって、遠近両用の眼鏡を初めて作った時は、右目の乱視の角度が変わっているとの事でしたが、その眼科では、乱視は無いと言われました。眼鏡店で作った眼鏡が疲れるので、再度、眼科で診て貰い度を緩めた眼鏡を作ったのですが又疲れ、今度は近視だけの眼鏡を作ったのですが、掛け続けていると、目尻の横や首筋が凝り、今は必要な時しかかけられません。近くを見るときは、老眼鏡をかけています。 どうしてこんなに目が疲れるのか、違う先生に診てもらった方がいいのでしょうか? A 目の疲れのような、本人にしか分からない症状の原因を探すのは大変です。 眼鏡が合っていない時には当然疲れますが、それ以外のことも多いです。遠近両用眼鏡を作った時点では、屈折異常が疲れ目の原因だと考えて作成したのでしょうが、残念ながら、屈折異常や眼鏡のせいではなさそうです。また、網膜の穴、およびそれに対するレーザー治療は、目の疲れとは関係ありません。 最近、疲れ目を訴えて来院する患者さんで多いのが、ドライアイとアレルギーです。そういうことについての説明は受けてないでしょうか。案外、屈折異常とは関係ないかもしれませんよ。 今後どうするかですが、現在の眼科で今までやってきたことが、今後の治療の参考になりますので、普通は眼科を替える必要はありません。繰り返し症状を訴えるべきです。現在の症状がなぜ起こっているのかを、理解できるように説明してくれる眼科医ならば、もう少しがんばってみてください。でも、どうしても納得できないなら、転医するのも良いかもしれませんね。でも、はやっている眼科が必ずしも名医とは限りませんのでご注意を。 |
by kounoganka
| 2007-04-24 11:52
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