コンタクトの手入れの要点 |
健康教室 第2回 Q コンタクトレンズの正しいケアの仕方を教えてください。 A レンズや用品によって方法が変わりますので、取扱説明書をよく読んで理解した上で行う事が大切です。手入れの方法を間違うと、目に傷を付けたり障害を起こしたりすることがあります。 どのレンズにも共通する事は、まず手をきれいに洗う事です。汚れた手でレンズを扱うと、手の汚れがレンズについて余計に汚くなる事があります。特に女性は化粧品が指紋や手のしわの中に溜まっている事があり、それがレンズに付くとレンズが曇ってしまい、なかなか取れなくなってしまいます。石鹸とブラシを使って掌と指先を完璧に洗いましょう。ブラシが無い場合は石鹸を使って指先で何度も強く掌をこすって洗えば、完璧ではありませんが何とかなります。その際、薬用石鹸を使う必要はありません。こすり洗いの方が大切です。 また、レンズ自体のケアではないのですが、レンズ保存容器の洗浄が不十分で、容器内部の「ぬめり」の中に微生物が潜んでいる事があります。それがレンズに付着して目に感染すると大変です。容器は水ですすぐだけでは不十分です。中性洗剤とスポンジや歯ブラシを使って細かいところまでよく洗い、十分すすいだ後に乾燥させます。たまには食器乾燥機などを使って熱消毒をするのも良いでしょう。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2006-10-12 16:06
| コンタクト・めがね
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