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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
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網膜伸展による歪みでしょうか


10年ほど前に両目とも後部硝子体剥離を起こしています。両目ともグリア環が見えました。数年前に左目だけ硝子体手術(硝子体混濁がひどかったから。網膜などに異常なし。)しています。ここ2年ほど前から術後白内障がでてきて、どんどん近視が進んでいました。

一方、右目は年齢相応の水晶体だそうです。ただ、その右目でも十数年前は-6d、数年前にはー7dだったのが、最近では-8dになってきて、眼軸が伸びているのか、水晶体の老化なのか、とにかく近視がまだ進行していているようです。

現在、右目裸眼-8D 乱視-1.25 矯正1.2 、左目裸眼-16D 乱視? 矯正0.2 (白内障になる前は右目と似たようなデータ)。眼軸長は26.5mm

左目はコンタクトと眼鏡を重ねて騙しだましやってきましたが、もうそろそろ限界なので白内障手術をするつもりでいました。その矢先、左目だけ眼鏡の端でぐにっと歪むことがあったので、重ねたレンズのせいかと思っていたら自分の目のせいでした。

怖くなって右目も調べたら左目ほどではないのですが左目と対称な感じに似たような歪みがありました。中心に歪みをあまり感じません。四角いものの外枠がひずんで見えるという感じです(例えばパソコン枠、スマホ枠、窓枠)。目を動かすと、ひずみの角度はぐにっと変化します。(カーブが変形するのが左目が顕著なようです。両目でもPC作業中の画面中の四角い枠が変化すると気持ち悪いです)。今まで両目でうまく補完していたのかこれまで歪みに気付かなかったのか、左目が顕著になってバランスが崩れて、右目でも歪みに気づくやすくなったのか、よくわかりません。あるいは両目ともひずみが悪化したのか。

執刀医(網膜専門医)のもとで定期検査(眼底検査 OCTなど)は年に2~3回やってきましたし、先日の診察時でも眼底検査、OCTで両目とも網膜には異常がないといわれました。

ひずみは屈折のせいではないかと。水晶体が加齢で硬くなってきたりなどが関係しているかも。あるいは眼軸が長いのも影響あるかもしれないと。あまり聞く症状ではないので、そもそも両目にその症状があるようだし、白内障の左目のほうが顕著な理由もよくわからない、という感じでした。だから、眼内レンズに変えたところで、今よりはひずみが軽くなる方向には予測するけれど、どうなるかわからないと言われました(怖いです)。

黄斑チェックシート(1辺17cm 20マス)のを見た場合でお話しします。中心部分などに何も歪みは感じません。チェックシート格子一つ一つというよりもチェックシート外枠がわずかにひずみを感じます(右目なら左端、下端。右目なら右端、下端。)。ただ中心点から斜め上方など視点を動かすと(右目なら中心点から左上隅っこなどへ)、そのひずみのカーブが変化して深くなったり変形が顕著になります。右目に特徴的なのは盲点付近に電気パルス信号のようなものが格子2マスにわたって見えます。これはカーブがあまり変化したりしないようです

・両目の歪曲はやはり眼軸長による網膜伸展によるものと思われますでしょうか?(主治医は網膜伸展とはいわなかったのですが、眼軸の長さを気にしていたのでそういうことなのでしょうか。)・この網膜伸展は眼軸が伸びるにつれどんどんこれからもひどくなっていくのでしょうか。近視がまだ止まりません。・白内障の左目は目を動かすとカーブ変形が顕著なのは、水晶体の屈折変化による影響と思われますでしょうか。

歪みについての左目をきっかけに自覚が起きたばかりなので、白内障手術はお預けとなり、経過観察となりました。私の両目の歪みは強度近視による網膜伸展が主な要因と考えてよさそうでしょうか。他に検査が必要だと思われるなら、それも教えていただけるとありがたく思います。よろしくお願いします。


既に、設備の整った眼科で能力のある眼科医に診てもらっていますので、当方の出る幕ではないと思います。

眼軸長を以前と比較して、伸びているのであればその通りだと思いますが、そういう説明は無かったのでしょうか。眼軸長が伸びていないとすると、水晶体の膨化・屈折率の変化などでしょう。眼軸長にしろ水晶体の屈折率にしろ、変化が大きければ、それ以前の慣れ親しんだ見え方との違いが気になるのは当然でしょう。どちらかはっきりさせないと先へ進めないとは思えないのですが。

カメラのフィルム面(受光素子面)は平面で、まっすぐな線はまっすぐに写ります。一方、人間の目は丸くて、まっすぐな線もまっすぐに写るわけではありません。なのにまっすぐに見えるのは、脳が見え方を補正しているからなのです。視機能が完成して、その後ある程度の年齢になってから歪みや湾曲を自覚する様になったとすれば、眼球の変化による見え方の変化に、脳がついていけなくなったのではないでしょうか。

白内障が進行して近視化することはよく遭遇することです。ご質問を読んでも何か特殊な病気が隠れている様な印象を持ちません。歪みや湾曲についてもたまに聞く症状ですし、添付画像を見ても、特に問題はなさそうです。異常がないという事は定期的に確認している訳ですので、それを信じて気楽に構えていいと思います。

★ご質問は河野眼科ホームページから

by kounoganka | 2021-07-28 18:23 | その他の疾患
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