緑内障の疑いがあるが断定できない |
Q お願いいたします。60代後半。眼圧14から16。 眼底は強度近視によるとみられる乳頭陥没。 oct画像は真っ赤な状態。視野検査では<固視不良>が20から25%あり信頼性が低いものではあるが盲点の下に見えていない部分あり。これらから、きわめて緑内障の疑いがあるが断定できないとのこと。経過観察となりました。 教えていただきたいのは ➀<固視不良>20から25%のデータはつかえるのか? ②視野検査での信頼性が低いためすぐ治療に入らないのか? このデータで点眼を始める選択もあり得るか? ③疑いの段階で点眼治療するメッリトはありますか? ④高齢での発症ですが、寿命まで視野を保つ可能性はどの程度でしょうか? よろしくお願いいたします。 A 1.もちろん使えますよ。信頼度は75~80%ですが。 2.視野検査だけで決めたわけでは無いと思いますが、主治医の選択ですので主治医にお聞きください。というか「きわめて緑内障の疑いがあるが断定できない」という判断を、視野を含めて総合的に検討し導き出したんじゃないでしょうか。 3.疑いが現実のものとなった場合、早期治療が出来たことになり、その分だけ視神経が長持ちします。疑いが晴れた場合、無駄なことをしたことになります。しかし、点眼を続けて変化がない場合、点眼したから変化がないのか、しなくても変化はないのか、どちらか判断しかねる場合もあります。 4.もしそれが緑内障であった場合、点眼をしたとしても少しは視野が欠けると思いますが、既に眼科にかかっていますので視野の消滅などは在りえません。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2018-02-20 16:23
| 緑内障
|
<< 中心部位に黒い丸い影 | コンタクトをとると出てくる線 >> |