飛蚊症の心配 |
Q 先日、飛蚊症についてご質問させて頂いた者です。ご回答頂き、有難うございました。 恐縮ですが、追加で、下記について、ご回答頂けますと幸いです。 ①間違った情報かもしれませんが、ネットで調べてみると、近視も飛蚊症の原因となっていますが、その場合、 目の酷使→視力悪化(近視)→飛蚊症 となる可能性は、ありますか?また、ここでいう近視とは、視力どれくらいですか? ②暗い部屋でのTV、スマホは近視の要因ですか?近視の要因でなくとも、他の目の病気にかかりやすくなりますか? ③目の老化は防げないので、飛蚊症の発症も防げないのでしょうか? A 1.近視というのは目の奥行(眼軸長といいます)が長くなることです。その結果、目の中に詰まっている硝子体という透明な無限に長い繊維でできている組織が縮んだり、空洞が出来たりして、いわゆる「濁り」が生じます。その影が見えるのが飛蚊症です。ですから、目の酷使で起こる調節緊張、つまり仮性近視では眼軸長が伸びませんので、飛蚊症の発生とは関係ないのです。また、近視というのは程度の問題で、視力の問題ではありません。 2.仮性近視の原因にはなるかもしれません。瞬きもせずに集中していると、ドライアイの原因になります。部屋が暗いかどうかは関係なしです。 3.そういうことです。心配するだけ無駄です。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2015-10-21 08:45
| 何かが見える
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