手持ち眼圧計で驚きの測定値が |
Q 現在高眼圧症で点眼治療(タプロス)をしています。 今日いつもの様に検診へ行った際、空気式で計って両眼23、直接式で23と20でした。そしてその後、初めて手持ち眼圧計という物で計ったら35もありました。 主治医は眼圧が高い人は高めに出るとおしゃってて、特に何も言われる事無くいつも通り目薬を頂いて帰宅しましたが、35と言う数値に驚きを隠せません。どの計り方が確実な数値という事が無い事は理解しておりますが、直接式が高くて23に対して手持ち眼圧計だと35となると、どの数値が正確に近いのか、どの計り方が正確に近い計り方なのかを教えて頂けましたら幸いです。よろしくお願いします。 A 生きた人間の眼内圧を直接測る事ができませんので、それに最も近いゴールドマンのアプラネーション眼圧計が基準になっています。それ以外は全て、ゴールドマンに近づけようと開発されたものです。 手持ちのゴールドマンアプラネーションというのもあり、これは正確です。35になった物はそれではなく、最近よく宣伝をしている何とかという麻酔の点眼の必要無いやつでしょう。 しかしまあ、23の眼圧が35とは恐れ入ります。初めてということは恐らくデモでしょう。その先生も使い物にならないと呆れたんじゃないでしょうか。しかし再測定はせずに「眼圧が高い人は高めに出る」ですか。それが確かならば、機械自身で補正して正確な眼圧を出してこれるのです。それが出来ないという事は、高くなったり低くなったりするということで、信頼には値しないということなのです。咄嗟に何と説明して良いのか混乱したのでしょう。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2015-01-19 18:05
| 眼科検査
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