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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
by kounoganka
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チモプトールによる遠視化


もともとー7.25の近視で、18年前にPRKを行い、3年ほどは遠方視力もよかったのですが、それ以降(以前からかも知れませんが)結局近視化の傾向があります。角膜の中心部分は削った後両眼とも520あります。

今は眼内レンズなのですが、三年半前、遠方にあわせ半年ほどは快適に1.5あった視力も次第に近視化しー1.25ほどの近視に。緑内障ではないのですが一年半前に先生に処方されチモプトールを点眼したところ、たった一ヶ月で+1.50の遠視になりまして、その後次第に正視からすこしづつまた近視化、今年の6月ごろまでは遠方には眼鏡は不要だったのですが、先月から不便を感じ、今月からー1.0の近眼鏡を遠方用に使っています。老眼鏡は再び不要となりました。

この間、定期的な眼軸検査は全く不変(両眼とも28.75mm)、点眼後の毎月の検査での眼圧もさす前と変わりません(11~14)、レンズのずれも考えられないとすると、PRK術後の角膜のカーブなどの状態を疑わずにはいられません。前後の角膜トポグラフィ検査では変化が無いということです。PRK術後は、検査や検診ではわからないようなことが起るのでしょうか?

主治医の先生もなぜβブロッカーでこんな現象が起こったかもわかりませんし、ストレスでの視力低下なのか、偽調節によってなのか、他に何かあるのか、若い時から何を試みても近視化することにいささか疑問を持つところであります。


眼球は何もしていない状態では、少々眼圧の変動があっても同じ形を維持します。ところが角膜中央部をレーザーで削り取り薄くするとどうなるでしょう。眼圧が上がった時は、一番薄い角膜中央が内側から押され飛び出してこようとするんじゃないでしょうか。逆に、眼圧が下がったら、その部分は凹もうとするのではないでしょうか。

チモプトールによって眼圧が下がり、角膜中央ほど元々の突出が小さくなり、つまり眼に近視用の凹レンズのコンタクトを乗せたのと同じになり、過矯正、すなわち遠視状態になったのではないでしょうか。ただし、2.5ジオプターもの変化があったのに、眼軸長も眼圧も変わっていないということですので、不思議ですね。

>若い時から何を試みても近視化する

これは普通のことなんですよ。

>レンズのずれも考えられないとする

どうして考えられないのでしょうか。こんなことが本当に起こるかどうかは知りませんが、眼圧またはβブロッカーによる眼内レンズの前後のずれは疑わしいと思いますよ。眼軸長と角膜曲率半径と眼内レンズの前後位置ぐらいしか関与しないと考えられますので、あとの2つが本当に変化無しならこれしかないでしょう。

と、ここまで書いて改めてチモプトールの副作用を調べると、もう一つありました。 (無水晶体眼又は眼底に病変のある患者等に長期連用した場合)眼底黄斑部に浮腫、混濁 (定期的に視力測定、眼底検査を行うなど観察を十分に行うこと)というものです。黄斑部に浮腫が起こると遠視化します。長期に続くと大変ですが、点眼をやめて回復したのなら問題ないでしょう。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2014-10-16 08:55 | くすり
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