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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
by kounoganka
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眼圧測定方法の違い


16年程前に大学病院で処方されて以来現在まで眼圧降下の2種類の目薬をつけております。視野欠損の自覚症状はありません。強度近視という事もあり幼少の頃からずっと大学病院に通院しておりましたが眼圧も落ち着いたため3年前に開業医さんの眼科に転院になり3ヶ月に1回経過観察と目薬処方、1年に1回視野検査をしております。

大学病院では眼圧検査は接触式で、また眼底検査は倒像鏡で診ておりました。ですが転院してからは眼圧検査は風圧眼圧だけで接触式はしていなく、眼底検査も倒像鏡で診ていただいておりません。

お聞きしたい事が2点あります。
1点目は緑内障の経過観察について、眼圧が点眼で落ち着いていて1年に1回の視野検査も結果が安定していれば、眼圧は接触式ではなく風圧だけで、眼底検査も倒像鏡で診ていただかなくて大丈夫なのでしょうか?それとも眼底検査をしていないというのは私の認識不足で、細隙灯の前眼部の検査で眼底も診ていただけているのでしょうか?

2点目はもし緑内障ではなく高眼圧症の段階でも、点眼で眼圧が落ち着いていて視野検査の結果も変化していなければ、眼圧は風圧眼圧だけで、眼底検査もしなくて大丈夫なのでしょうか?

あまり関係ないかもしれませんが、大学病院では診察室で細隙灯で診ていただく時はコンタクトを外していましたが、この3年間はコンタクトをしたまま診ていただく形です。先生のご意見を伺えましたら幸いです。


検査内容は、それぞれの医師がその責任で最適と考える方法でやっています。ですからそれで正しいのです。法律的にも何ら問題はありません。他人がとやかく言うべきものではありません。以下は当方の個人的な考えであって、他の医師が別の考えを持って行動していても、そのことを非難する意図は一切ありません。

空気眼圧計(ノンコン;ノンコンタクト・非接触)は医師以外でも手軽に測定でき、さらに、子どもにでも麻酔の点眼無しで測れるというメリットがあります。反面、測定値が必ずしも正確でないなどの問題があり、スクリーニングには使えても、正確な眼圧はアプラネーション(医師が測る接触式)で測るというのが正しい方法だと思います。眼圧が重要な緑内障(以下高眼圧症を含む)の治療、経過観察にはノンコンは使わない眼科医が多いと信じたいです。本当にノンコンだけで十分なら、アプラネーションの存在意義が無くなります。本当にノンコンだけで十分なら、その緑内障は、よほど経過良好なのでしょう。

緑内障は眼圧の病気であると同時に視神経の病気ですので、視神経乳頭を観察するための眼底検査は必須です。明細領収書に検査名と点数が書かれていると思いますが、ご覧になっていますか。そこに精密眼底検査という項目があれば眼底検査はされています。倒像鏡は広い範囲が見え、直像鏡は範囲は狭いですが詳細に見えます。また細隙灯で眼底を見るには、目の前に強い凸レンズまたは凹レンズを置いて見ます。

コンタクトは眼圧測定時には邪魔ですが、それ以外はつけたままでも何とかなります。

余談ですが、職員が手軽にノンコンで測定しても、医師が点眼麻酔をしてアプラネーションで測定しても、どちらも「精密眼圧測定82点」で同じです。例えば「簡易眼圧測定」という項目を新たに作り、今までの半分ぐらいの保険点数を設定し、ノンコンの場合はその点数にすると決めれば、それぞれが適切に使用されると思います。

もう一度書きます。以上は、当方の個人的な考えであって、他の医師の考えを否定したり、行動を非難したりする意図は一切ありません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2014-05-27 12:27 | 眼科検査
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