霰粒腫 |
Q 今年の元旦に右目上瞼が少し痛くて腫れ、触るとコロコロ米粒半分くらいのしこりを感じました。眼球より上の奥側の瞼部分に一つ感じました。2日で痛みがひいたので、しこりはそのままでしたが気にしていなかったら、二月くらいに目頭側の上奥にさらに二つしこりがあるのを感じました。痛みはありません。 それから、また放置していたら、最近ここ3日ほどですが、寝起きに瞼と眼球がくっついたような感じになり、一瞬あかない感じになり、もしかしたらしこりのせいなんじゃないかと、とても心配になりました。 痛みは無いですが、朝に瞼をあけたときに、眼球に傷がつくんじゃないか、、、とビクビクしています。大丈夫でしょうか?このしこりは、何か病気でしょうか?もし治療をするとしたらどんなものでしょうか?手術なのでしょうか、、?痛いのでしょうか。具体的に教えていただけるとありがたいです。 A おそらく霰粒腫(さんりゅうしゅ)でしょう。 細菌感染によって、瞼の縁に並んでいる脂肪の出口の穴が塞がれ、分泌物が溜まり、奥の方でしこりを作ります。細菌の活動があるようなら、点眼や内服で少しは小さくなる可能性があります。そうでない場合は、早く治すためには手術が必要です。小さい場合は放置して数年で消える場合もあります。放置して瞼の裏からキノコの様に飛び出してくることもあります。 くっついたような感じになるのは細菌性結膜炎が起こっているのかもしれません。だいたい、初めに細菌が感染したのは、アレルギー性結膜炎などで目を擦ってしまったからではないでしょうか。以前から治療が必要な状態だったのだろうと想像します。 本当に霰粒腫かどうかは見てみないとわかりません。手術をするかどうか、どんな方法でするか等は、眼科医によって違いますので、眼科受診してご相談ください。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2014-03-31 16:23
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