測定の誤差と緊張の影響 |
Q 最近緑内障と言われました。そこで、2つお伺いたいのですが、OCTについてですが、だいたい3回位受け、 1回目→まだ緑内障でない 2回目→なぜか若干改善 3回目→若干悪化→緑内障に 半年間のうちに色々あり、特に2回目。なぜ、若干改善したのか? 誤差らしいですが、なぜなのか心に引っ掛かっています。こういう事も、あるのか知りたいです。 もう一つ、私は視野検査が苦手で、色々思い詰めて、体が硬直し、視野検査が非常に悪い結果になってしまったりして、お医者様に申し訳ないと反省しています。視野検査の時は、リラックスできるよう、何か精神安定剤のようなものの内服が必要でしょうか? A よくあることです。一般には「最新の電子機器だから正確だ」と思われがちですが、検査員によってばらつきがあったり、僅かな位置ずれなどで結果が変わることは眼科では常識です。だから「誤差」なのです。繰り返すことで真実に近づいて行くのです。一喜一憂する必要はありません。 精神安定剤を使って視野検査をするなんて普通はしません。結果が悪くても良いじゃないですか。固視不良が多くても、偽陰性や偽陽性が多くても、視野の傾向がわかれば状態は把握できます。だんだん慣れてくるものですよ。気楽に行きましょう。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2014-03-11 17:54
| 緑内障
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