コンタクト装用前後の見え方の違い |
Q 先日のご相談でも自宅でメガネを使用していると記載したのですが、メガネの見え方に、とても差があることがあります。 家に帰ってコンタクトをはずしてしてめがねにした後しばらくよく見えるのは、ハードコンタクトにより角膜が矯正?されているせいなのでしょうか。 また体調の悪い日などは、テレビの細かい字幕など、よく見えているときに比べかなりボーっとしか見えないような気がするのですが、こんなに体調が関係するものでしょうか。 入浴前後だと、入浴後の方がはっきり見えるのは、頭がすっきりするからなのでしょうか。よろしくお願いいたします。 A コンタクト、特にハードレンズの場合、装用前と装用後で目の屈折度数が変化する事があります。コンタクトをのせている事で角膜が酸素不足になり「ふやけて」度数が変わったと考えてください。例えば角膜周辺がふやけて分厚くなると、近視のコンタクトを乗せているのと同じになり、近視の度数は小さくなります。そのために、眼鏡を処方するときは、少なくとも当日は朝からコンタクトを使わずに受診してもらいます。 体調によって見え方の鮮明さが変わる事は当然あるのですが、角膜自体に変化、例えば傷が出来ているとか「ふやけて」いるとかも考えられます。また、結膜炎がある場合も涙の濁り具合で霞んだりします。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2011-08-22 09:38
| 視力・斜視
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