レーシックと緑内障 |
Q 近視の矯正のため、レーシック手術を受けようかと考えているところですが、昨秋の人間ドックで「両眼底視神経乳頭異常疑(生理的陥凹)」という診断をいただき、「要経過観察(1年後再検査)」というコメントになっていました。眼圧は右が12で左が14でした。視神経乳頭異常は緑内障になりやすい、とネットで見たのですが、レーシック手術をした後、将来、緑内障になった場合に、その診断や治療に差し支えがあるでしょうか?レーシック手術はしない方がよいでしょうか? A レーシックを受けずにすむ人は、つまりコンタクト等で何とかなっている人は、緑内障の有る無しにかかわらずレーシックを受けるべきではありません。プロスポーツ選手にはレーシックを受けている人が多いですが、それは年間何億と稼ぐために必要な事だからです。眼科医で受けている人の割合が一般よりもかなり低いのはなぜか、想像すれば容易に結論は出ると思います。「レーシック 難民 相談 質問 失敗」等で検索してみてください。想像を絶する体験を沢山見つけられるでしょう。あとはご自分の判断で。(ただし、検索して出てくる掲示板には、思い込みや勘違い、根拠のない非科学的なことも多く書き込まれていますので、全てを鵜呑みにしないように注意してください) レーシックでは角膜中央を薄く削ります。レーザー光線で蒸発させるのです。その薄くなった部分で眼圧を測りますので、手術を受けるまでの測定値とは変わってきます。ただし緑内障は「眼圧の病気」ではなく「視神経の病気」ですので、視神経の状態を目安に治療をするのであれば、眼圧はそれほど重要ではなくなります。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2011-06-10 15:12
| 視力・斜視
|
<< 緑内障点眼の慎重投与 | 文字が浮かんで動く >> |