先天性白内障術後の視力回復方法 |
Q 4歳の時に先天性白内障の水晶体除去手術をしました。矯正視力は0.2程度です。(日常生活を送るには やっぱり不便があります。)メガネやコンタクトでは これ以上の視力が望めないので、手術等で何とか視力を良くする事は出来ないでしょうか? 他にも障害があるので、眼科への受診はずっと先送りになり ここ何年も行っておりません。目だけでも良くなって、今後の日常生活が送り易くなりたいな...と、思っております。 A もし片目の先天性白内障で4歳時に手術を受けられたのなら、0.2という矯正視力は仕方が無いと思います。4年もの間、物を見る経験の無かった目は、見える状態になってもはっきりとは見えません。「弱視」という状態なのです。術後に訓練をしていたとしても、十分な矯正視力を出すのは難しいと思います。 眼科受診していないのに「メガネやコンタクトでは これ以上の視力が望めない」ということが何故わかるのでしょうか。ちゃんとした専門家(眼科医)に相談すれば、方法があるかもしれません。「水晶体除去手術」という事ですので、人工水晶体は入っていないのですよね。だったら、視力の数値が悪くても、強度遠視用のコンタクトレンズを使用してピントを合わせるだけで、見やすくはなりそうに思うのですがどうでしょう。 もし白内障手術のあと目の中に濁りが残って、それが邪魔をして視力が出ないとしたら、手術で改善させる事が可能かもしれません。コンタクトのことも含めて、眼科受診して相談するしかないでしょうね。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2010-09-17 16:39
| 視力・斜視
|
<< 視野の端の薄い影 | 散瞳剤で散瞳しなくなった >> |