生理的飛蚊症 |
Q 飛蚊症について質問です。眼には異常がなく生理的飛蚊症なので気にしなくても大丈夫と言われています。が、目に異常がないとはいえ、どうしても気になってしまいます…。ドライアイの症状もあり、晴れの日に外に出るのが少々辛いです。(ちなみに、症状は数年前からあり、それが飛蚊症と気づいたのは最近の事です。) やはりこれは慣れるしかないのでしょうか?また、先生は生理的飛蚊症の患者さんにはどのようなアドバイスをされていらっしゃいますか? 差し支えなければ教えて頂きたいです。よろしくお願いします。 A 「生理的飛蚊症」というのは、あって当然の物ですから慣れるしかないでしょうね。大丈夫なものと判っていれば気にならなくなります。但し、見え方に変化があるときは早めに眼科受診してください。眼底出血、網膜裂孔、ぶどう膜炎など何かが起こっているかもしれません。 「生理的」という名前の通り、誰にでもある目の中の濁りが見えているだけなのです。目の中には硝子体という卵の白身(黄身のすぐ周りの硬い部分)状の物が詰まっています。液体と固体の中間のようなもので、線維の集まりです。その中には太い線維や透明でない線維があって、光の加減でその影が見えます。年齢と共に線維が集まって影ができやすくなったり、元々あった太い線維の位置が変わったりして見えるようになります。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2009-11-04 10:57
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