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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
by kounoganka
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眼球打撲による黄斑円孔


野球ボールが片眼に当たりました。救急搬送されました。まぶたの上を縫い、自宅へ帰る途中から嘔吐が続きました。

次の日眼科の診察で眼圧が高いので点滴をして頂き、少しだけ下がりました。CTの結果.眼窩底骨折との事ですぐに整復手術を行いました。吸収性のシートを入れました。

黄斑円孔とも言われて、初診から10日程で少しずつ閉じてきている状態です。視力の回復は、遠くまでは見えないけど、見える様になってきました。複視も無くなってきた感じです。今は、キサラタン・ドルモロール・レボフロキサシン・オドメールを1日2回点しています。

このまま自然回復を待つのみで、視力の回復もできるのでしようか? ボールが当たった影響で瞳孔が開いていて、眩しいのを緩和するのには、どうしたらいいですか? これから、どんな事が起こりうるのですか?


黄斑円孔がどの程度なのかによって視力予後は変わってくると思います。メールでは病状が全く分かりませんので、いい加減なことは言わないようにします。主治医にご相談ください。

また、瞳孔が開いているのが外傷性散瞳なのか治療の一環なのかよくわかりませんが、サングラスとかUVカット眼鏡とかも必要かもしれません。そのうち治る可能性もあります。

今後、何が起こるかは、診ていないので予想できません。全く痕跡も残さず完全治癒するかもしれませんし、そうでないかもしれません。起こり得ることを列挙すると、今までの何倍も不安になりますので、やめておきます。

★ご質問は河野眼科ホームページから

# by kounoganka | 2019-03-14 14:42 | 外傷

視野の端の方で点滅


電球(蛍光灯など)を周辺視野で見たとき無数に点滅して見える事があります。 視点が合っている時は普通に見えるのですが。全てではありませんが、何か問題等の可能性はありますでしょうか。

また、同じく特定の物に限りますが、電球、電光表示板、車の尾灯など、特にLED 製の物だと思いますが、目線を動かしたりして、視界の中を光が移動する時に同じく点滅して見えます。

とてもチカチカして疲れるのですが、気になりご相談させて頂きました。お忙しいところ恐縮ですが、宜しく御願い致します。


視野の端の方でのみ症状が出るのなら、網膜の端の方に問題がある可能性があります。けれども何の症状も無いのに病気があることもありますので、誰にでも幾らかの可能性があるという事ですよ。心配なら眼科受診してください。

LEDの件は、そのLEDが本当に点滅しているのではないでしょうか。検索してみてください。

★ご質問は河野眼科ホームページから

# by kounoganka | 2019-03-14 14:37 | 何かが見える

網膜に穴


10日前くらいに、目の前に小さな虫が前後左右に動くようになりました。

20歳代から飛蚊症はありましたが、今回は目の前の視界を塞ぐようになり、慌てて近くの眼科に行き、眼底検査をしました。視野や眼圧は問題ありませんでしたが、今回飛蚊症を感じた右目に穴が開いていると言われました。左も二ヶ所、右ほどではないが穴があるそうです。 大きな変化があればすぐに来て、そうでなければ1ヶ月後にまた瞳孔を開いて検査しましょうということになりました。

しかし、落ち着いて考えてみると、穴から網膜剥離に移行していくのではないかと心配になりました。今すぐ、レーザーをした方がいいのではないでしょうか?

なぜ、1ヶ月様子を見るのか、眼科医の思いが分からず、藁をもすがる思いでこちらのサイトでご質問させていただきました。

レーザー治療に眼科医の腕により差は出るのか、その後、後遺症はないのかとても心配です。 レーザー治療すれば、飛蚊症は無くなるのかも気になるところです。 お忙しいところすみませんが、考えるほど心配になり、お早目のご回答いただきたくお願い申し上げます。


今回の症状は、後部硝子体剥離が起こると同時に、硝子体膜に癒着していた網膜が剥がれ、網膜円孔を作ったものだと想像します。

小さな網膜円孔の場合、円孔の縁の網膜が剥離しておらず、かつ、その部分で硝子体膜が網膜を引っ張っていなければ、網膜円孔が網膜剥離に進行することは殆ど考えられません。その眼科では、こう判断して1か月の経過観察にしたのではないでしょうか。ただし、その判断が正しいかどうかは当方には分かりません。

レーザー治療というのは、網膜円孔の周囲の網膜をレーザー光線で焼き固めて、いわゆるスポット溶接のような事をして、穴が開いたままでも網膜が剥離しないようにするものです。当然、術者による差はありますし、後遺症は無いにしても、レーザーの効果が無かったというような事もありうる事です。また、必要のないレーザー治療と考えられる状態も目にすることがあり、眼科医によって考え方が違うのだなと憂慮することもあります。

なお、レーザー治療をしても、飛蚊症は決して無くなりません。網膜を焼き固めても、硝子体の濁りは取れませんので。

★ご質問は河野眼科ホームページから

# by kounoganka | 2019-03-07 15:09 | 網膜・脈絡膜

外傷性散瞳による虹彩後癒着


以前、外傷性散瞳の事で質問させて頂いた者です。その節はありがとうございました。

外傷性散瞳になり2年が経ちます。散瞳は変わらずですが、だいぶ慣れてきました。 定期的に眼科で診てもらっているのですが必ず『癒着あり』というのを言われるので、点眼などはしなくていいのかと聞いたら、『癒着は良くないといえば良くないけど、今の状態でする事は何もない』と言われたのが気になっています。

癒着は時間が経てば自然に取れたりするものなのでしょうか?ずっと癒着し続けるとどうなるのでしょうか?人より早く白内障になったり、緑内障が出てきたりするかもしれない。と言われるので不安です。宜しくお願いいたします。


虹彩後癒着でしょうね。

眼内に炎症が起こると、虹彩の縁と水晶体の癒着が起こることがあります。外傷性散瞳などの虹彩の動きの悪くなる状態では、起こりやすくなります。

眼内では水の流れがあります。虹彩の後ろで作られた水が、水晶体と虹彩の隙間を通って前房に溜まり、そこから隅角を通って眼外に出ます。虹彩の縁に沿って全周に虹彩後癒着が起こると、水が前房に出られなくなって、後ろにたまった水の圧力によって虹彩は前方に膨らみ、その膨らんだ虹彩の根元が隅角を塞いでしまって、眼内の水が眼外に出られなくなります。そうなると、眼圧が極端に上昇し、いわゆる緑内障発作という状態になります。

『癒着あり』という表現ですから、ごく一部の癒着でしょう。虹彩後癒着が全周でなければ、全く上のようなことは起こりませんのでご安心ください。強い眼内の炎症を起こしたりさえしなければ、全く心配いりません。

★ご質問は河野眼科ホームページから

# by kounoganka | 2019-03-07 15:02 | 外傷

網膜にほくろ


河野先生こんにちは。以前何回か質問させて頂きました。その後、定期検査は欠かさず飛蚊症、光視症の眼底検査をして貰っています。先日、眼底検査をしてもらった時に、先生が、網膜に小さい母斑があります。ほくろのようなものなので、心配は要らないと思いけど、見付けたからには、伝えとくね。と言われました。

心配要らないと言われても元来心配性の私。ただでさえ、網膜剥離の不安から定期検査を受けているのに、余計な不安が増えてしまいました。網膜にほくろは、良くある事だよ。と言われましたが、今まで言われなかっなのに、急に出来たのかな?とか、癌化したら怖い。とか思ってしまいます。

河野先生の患者様でも網膜にほくろ?のようなものがある方はいらっしゃいますか?様子見しかないとは思いますが、お話を伺いたくメールさせて頂きました。よろしくお願いします。


以前からあった物かどうか分からないにしても、ちゃんと見つけてもらえて、経過観察が出来ることになったことは幸いなことです。不安材料が減ったという事です。

「網膜のほくろ」と表現できるものは時々見かけます。説明することもあるし、しないこともあります。もちろん、経過観察が必要と考えられる場合は必ず説明します。 幸い当院では、それが癌化したり、がんの転移だったというような経験はありません。しかしもしかしたら、当方が知らないだけなのかもしれません。

★ご質問は河野眼科ホームページから

# by kounoganka | 2019-03-07 14:56 | 網膜・脈絡膜

夜中に「もや」がかかる


夜中の3時頃トイレに行くのに電気を点けると視界全体的にもやが掛かったような感覚になり、(薄黄色いもやに感じました)10秒ほど見て怖くなり電気を消しました。 次に点けると、もやは無くなりいつも通りの視界でした。

しかし、その後明るい所と暗い所で目を閉じると、まぶたの中がチカチカする見え方がありました。 その見え方も少し経って目を閉じると消えました。

もやがかかる体験は一瞬しかした事が無く、不安です。 なみに飛蚊症、光視症、SSOHがあります。

いたって普通です。

眠っている時の目の表面は水分が少なくなっており、相対的に脂分などそれ以外の成分が多くなっています。つまり、目の表面を覆う涙が粘っこくなるために、そのように見えることがあります。

チカチカの件ですが、それに類する症状はいくらでもあります。「カテゴリ>何かが見える」を探してみてください。全く同じ症状が見つからなくても、色んな状況下で色んな見え方があるのだと理解できると思います。

★ご質問は河野眼科ホームページから

# by kounoganka | 2019-02-12 10:00 | 何かが見える

近視の進行予防


9歳で屈折度数が-3.25 眼鏡-2.75をしています。矯正1.0は見えています。はじめ-3.00で処方されましたが、子供にはつらかったらしく-2.75の眼鏡になりました。

私自身が-5.0の近視で今まで完全矯正の眼鏡を使用していて、この度、子供と同じ-0.5近視を残した-4.5の眼鏡をつくりました。すると、今までよく見えていたので違和感があり、テレビは見づらいです。手元は楽です。5メートル離れた人はぼやけています。子供も同じ感じなのでしょうか?

完全矯正と-0.5落とした低矯正では近視の進行速度に違いはありますか。 また、-3.25では眼鏡は常につけていたほうがいいですか?家にいる勉強時は外していますが、目が疲れているように思うのですが、子供は見えてるから大丈夫としか言いません。眼鏡で近くを見ると視力が下がると思っているようです。でも、学校では常につけています。

今回処方された先生は、なくすからずっとつけてたらいいと言われ、再診の先生は、近視は近くは見えるのだから近くは外してたらいいと言われ、親も困惑しています。 この一年で近視の進行が早く少しでもゆっくりになるようにと願っているのですが、長々となりましたが教えて頂きたく宜しくお願いします。

また、私の住んでいる県では、低濃度アトロピンの処方をしている眼科はありませんでした。 オルソKも子供にしているのは1件だけで少し住まいから離れています。クロセチンのサプリやバイオレットライト透過眼鏡など、まだ一般化されていないものに頼るしか方法がないのかと日々悩んでいます。


「子供は見えてるから大丈夫としか言いません。眼鏡で近くを見ると視力が下がると思っているよう」ですか。賢明なお子さんです。

完全矯正より0.5ジオプターゆるい眼鏡は、2メートル先までピントが合います。大多数の近視の方はこれくらいか、もう少し緩い眼鏡を使用しています。もっと緩い度数で運転している人も多いです。きつ過ぎる眼鏡は毛様筋が過度に働く必要があり眼精疲労の原因にもなりますが、緩い場合は遠くが少し見えにくいこと以外は問題ありません。疲れたりしません。

近視の進行の原因の一つに、過度に毛様筋を緊張させる、つまり近くを見すぎるという事があります。少し緩い度数の眼鏡を使用することで、緩めた分だけ毛様筋の緊張が和らぎ、眼軸長を延長させる物質の分泌が抑制されるかもしれないのです。それと同じ理由で、必要のないときに眼鏡を外すことによって、眼鏡の度数分だけ毛様筋の収縮が少なくて済み、その結果、近視の進行が少しでも抑えられるのです。ですから、遠くにピントを合わせる必要のないときには、眼鏡は外すべきですが、紛失するとか壊すとかの心配がある場合は掛けっぱなしでも仕方がないと思います。

掛けっぱなしでも、近くを見る時にレンズの下の方の緩い度数の部分を使用し、毛様筋の収縮を最小限にして眼軸の延長を抑えると謳っているMCレンズというものも以前はありました。メーカーの経営上の問題で製造販売が中止になりました。不思議です。MCレンズにしかない効果が存在するのなら製造中止は有り得ないでしょう。老眼用の累進焦点レンズ(境目のない遠近両用レンズ)でも同じ効果が期待できますので、MCレンズの独自性が保てなくなったのでしょうか。

MCレンズ、遠近両用レンズの場合、近くを見る時、必ずレンズ下部の近用部を使用するという事を厳密に守れば、それなりの効果があるとは思います。しかし子供の場合は遠用部でも近くが見えてしまいますので、厳密に守ることは不可能でしょう。近くを見る時は眼鏡を外してしまう方が確実です。更にその状態で、ある程度遠くを見るだけで、望遠訓練をしていることにもなり、一石二鳥ではないでしょうか。例えば眼鏡を外して1メートルの距離でテレビを見ているだけで、近視進行予防の望遠訓練をしていることになるのです。

オルソケラトロジーですか。目のカーブに合っていないハードコンタクトレンズを睡眠中に使用し、角膜を押さえつけて強制的に角膜を凹ませるものですが、こんな物を使いたいですか。私は嫌です。

現在の近視度数なら、将来高度近視になるとは考えられませんので、眼科でもそのような(二人で正反対ともとれるような)説明なのでしょう。当事者にとっては切実な問題であっても、多くを見てきている眼科医にとっては、ごく普通の近視なのです。

★ご質問は河野眼科ホームページから

# by kounoganka | 2019-01-25 17:23 | 視力・斜視

OCTが変わって悪化した


約5年前に正常眼圧緑内障と診断され、治療を受けています。

半年くらい前から個人的に、評判の鍼灸院の治療(手足に鍼)も追加した所、OCTでも、数ヶ月後に改善の傾向が見られたのですが、最近、octをとったところ、約2ヶ月前に改善傾向にあった緑色の区画が赤になり、 なんと両目とも4分割のうち赤の部分が2つになってしまい、(今まで赤もあったがそれ以外は緑色か黄色が多かったのに)悪化の判定になりました。

1、悪化の判定となったoctの機器は、今までの機器と違い、赤い線が積み重った布地の様な画面に緑のマークだが画面に表示されて、マークが見にくかった。 (通常は黒い画面に緑のマークなのに、一瞬、故障したのかと。ただ、この現象と悪化の判定は関係が無いと言われました。)

2、もう、遠方の鍼灸院には、行かない方が良いのか? 一時でも、改善傾向が見られ、octで、黄色→緑色になる箇所があり、舞い上がるくらい嬉しかったのですが、鍼灸院の件は、主治医に言ってませんが、緑内障の治療に妨げになる様だったら、と心配です。

3、こんなに一気にoctで赤の部分が増えるなんて、ショックが大きいですが、今後、目の方は、老年期まで、持つと思われますか?

4、前回と比べ、今回、大幅に悪化した様に見えるが、主治医は、誤差の範囲と言ってます。短期間でしかも誤差でこんなに悪化するのでしょうか?


違う機械になれば、細かい部分の判定は変わりますので、単純に比較してはいけません。本当に悪化したかどうかは判りません。

また、2か月前の同じOCTによるデータの改善というのも問題です。残念ながら消滅した神経線維は再生せず、従って神経線維層が厚くなることも無いのです。もちろん網膜の出血や浮腫で厚くなることはありますが、これは問題外です。つまり、改善は有り得ないのです。

改善したという判定が出るのは、改善する前のデータが実際より悪く判定されていたからです。水晶体や硝子体の濁りによって網膜断面は不鮮明に(輝度が低く)写ります。輝度の高い神経線維層と輝度の低い神経節細胞層の境目が、全体に輝度が低下したことにより輝度の高い方にシフトし、神経線維層を薄く、神経節細胞層を厚く判断します。OCTの判定は神経線維層の厚みを基準にしていますので、実際より悪いと判定されてしまうのです。

鍼灸による超医学的な力で変化すると信じたいのだと思いますが、自覚症状には影響しても病気そのものには影響しないでしょう。良くも無く悪くも無いと思います。

OCT写真見せてもらいましたが、文章から受けた印象ほど悪くありません。4分割の上下が赤になっているのは、血管の走行が「なで肩」であり、神経線維層の厚みが耳側にシフトしているからです。治療を続ければ老年期まで十分に「持つ」と思います。

★ご質問は河野眼科ホームページから

# by kounoganka | 2019-01-13 16:40 | 緑内障

遠視も乱視も強くは無く弱視でもない


もうすぐ5歳になる子供です。4歳で遠視性乱視による弱視とのことで、眼鏡を作りました。 眼鏡の度数は右がS(球面)+2.0、C(円柱)-0.50、A(軸)160、PD(瞳孔間距離)50mm、左がS+2.0、C-0.75、A5でした。 処方箋には右目視力が遠見、0.4近見0.7、左目視力0.4近見0.7と書かれていますが、もう少し見えていたように思います。

眼鏡を作ったのが今年の2月ですが8月の視力検査では、右目裸眼視力遠見0.9近見1.0、左目裸眼視力遠見1.0近見1.0で眼鏡着用の場合は両目とも遠見1.0、近見1.2でした。12月の視力検査では裸眼視力で両目とも遠見1.2、近見右目が0.6、左目が0.6で気分が乗らなかったので眼鏡をつけての検査はもちませんでした。

寝るとき以外は装用を指導されているのですが、幼稚園ではプールや体育教室があるため着替えも多く、外したり、レンズを触ったり、壊したりで、担任の先生に眼鏡の管理までお願いするのが申し訳なくて、平日は家庭にいる間と土日しか装用できていません。

12月の結果がよくなかったからか、もうすぐ5歳だからということからか、眼科の先生から幼稚園で製作をしたり本を読んだりもするし、過ごしている時間も長いので寝ている時間以外はかけるように指導されたのですが、なかなか難しいのが現状です。ちなみに本人がいうには眼鏡の方が見えにくいそうです。かけたくなくて言っているのかもしれません。

眼鏡をかけていてもかけなくてもテレビとの距離は注意しないと近いです。本人の眼のために最善を尽くしたいと思っております。視力的に必要ならば担任の先生に相談するつもりでおります。

そこで上記の結果は眼鏡が必須の状態なのでしょうか?またいつごろまでかけることを想定されるものなのでしょうか。長くなるのなら腰を据えて本人にかけるよう何度も説明していこうかとも思います。またかける場合、現状の、家庭にいる間ではよくないのでしょうか?自分で調べた限りでは眼鏡をかけたりかけなかったりはかえって視力が不安定になるとのご意見もありどうすればいいか途方に暮れています。よろしくお願いいたします。

R)S+2.0D=C-0.5DA160°
L)S+2.0D=C-0.75DA5°
の眼鏡を処方されて、0.4だった裸眼視力が1年弱で両眼とも裸眼1.2なのですね。いったいどこが「12月の結果がよくなかった」のか甚だ疑問です。遠見をまず測定してその後近見を測定する場合、気分が乗らなければ悪くなるという事はよくありますよ。

遠視も乱視も強くは無く、調節性内斜視も無く、なおかつ視力も順調に良くなっています。しかもそれは、家にいる間だけ眼鏡装用した結果ですから、今後もその方針で視機能は成長していくと思われます。もちろん眼鏡は必須で、裸眼視力が良くなったからと安心して全く装用しなければ、元に戻ってしまう可能性もあります。

現在の眼科への通院は続けたいのでしょうか。それならば、指示通り装用を続ければ問題なく視機能はさらに成長し、10歳ぐらいで眼鏡を外せるようになります。眼鏡を外せるというのは、眼鏡を掛けなくても完璧に見えるようになるという意味ではなく、眼鏡を掛けなくても矯正視力が低下する心配がなくなるという事です。遠視も乱視も強くは無いですので、裸眼1.5、矯正2.0ぐらいになるということです。「本人の眼のために『最善』を尽くしたい」のであれば、無理をしてでもそれに従ってみてはいかがですか。

「眼鏡をかけたりかけなかったりはかえって視力が不安定になる」というような目のことを知らない人が考える一般論、しかも間違った一般論は無視してください。テレビの距離はどうでも良いです。子供がテレビに近づくのは当然です。で、具体的にどうしたら良いかというと、次の3つのどれかでしょう。どれを選択しても結果はおそらく同じでしょう。

方針その1、指示通りやる。それが可能ならば確実に良くなります。
方針その2、眼科を替えて相談する。きっとご希望の方法になります。
方針その3、現在の眼科で更に相談する。こんなところで相談するという事は、主治医との信頼関係が十分ではないのではありませんか。指導が一方通行になっていませんか。これは出来ない、これなら出来るという事を主治医は把握していますか。話し合う事で妥協点が見つかると思いますよ。

★ご質問は河野眼科ホームページから

# by kounoganka | 2018-12-19 12:16 | 視力・斜視

老眼の目と同じ状態


小学3年生で、夏に初めての眼鏡を購入し、授業で困った時だけつける感じだったのですが、3ヶ月たち最初の眼鏡を慣れさせるため度数を緩く作ってしまったためにすぐに見えにくくなったので、2回目の眼鏡の処方箋を眼科で作っていただきました。

その処方箋で眼鏡を作ったのですが、遠くはよく見えるのですが、近くが60cm~70cm離れないとぼやけて見えないといいます。屈折度数が-3.25もあるので、眼鏡を常用するように言われたのですが、これでは本も読めないようです。

予約制の小児眼科の先生で直接受診出来ず、電話で予約を入れたいことをお伝えしたのですが、混んでいてすぐ受診出来ず、「慣れていないからかもしれないのでそのまま様子を見てください」と言われた状態です。

一つ目の眼鏡は屈折度数-2.5の時に作った眼鏡で-1.25のレンズを入れて両眼0.7ほどで作りました。その眼鏡が3ヶ月で遠用視力0.3 近用視力1.0になり、今回は散瞳剤を使用して屈折度数が点眼前後変わらず-3.25だったので両眼共-2.75のレンズで片眼0.9で処方箋でつくりました。(両眼-3.00のレンズを入れ院内で10分テストしたのですが、気持ち悪くなり、両眼共-2.75に緩くしてもらいました。)

手元60cm以内がぼやけるのはどのような状態と考えられますでしょうか。常用することを考えるとどれくらいが適切なのでしょうか?


それが本当なら、50~60歳ぐらいの老眼の目と同じ状態です。考えられる原因は、

1.屈折検査を1%アトロピン点眼を使用して行い、それから日数が経っておらずアトロピンの調節麻痺がまだ続いている。

2.以前に使っていた仮性近視の治療薬(ミドリン等)を点眼している。

3.心因性視力障害かも知れません。この病気の好発年齢ですので。

4.ありえないとは思いますが、眼科で処方された手書きの処方箋の字を、眼鏡店で読み間違えて、2.75のはずが7.75で作成されてしまった。ぐらいでしょうか。

正しい度数の眼鏡であれば全く問題ありませんので、そのまま様子を見てください。何日たっても同じことを訴えるなら、どこの眼科でも良いと思いますので受診してください。小児眼科である必要は無いです。

★ご質問は河野眼科ホームページから

# by kounoganka | 2018-12-11 15:10 | 視力・斜視

雨が降っているような


お世話になります。小学生の子供の目の症状につきましてのご相談です。 軽度の斜視があり、半年に一度、眼科にて検診を受けております。 それとは別に、本人曰く雨が降っているように見える症状(常に、ではないようです)と、テレビのザーザーしているような状態があるとのことです。

検診の際にもお伝えはしていますが、検査結果も異常なく、特に治療などは、していない現状です。 また、雨が降っているような状態は、斜視とは関連がないというようなお話でした。

視力は良く、プリズム眼鏡は時折目が疲れる時だけ使用しています。 この症状はこのまま、様子を見ていても良いものなのでしょうか。

ちなみに、一年ほど前、頭痛があったため、脳神経外科にて、造影剤なしの脳のMRIを撮り、異常なく綺麗な脳だと、言っていただきましたが、造影剤を使わないと分からないこともあるとの話を聞き不安があります。 ただ、お薬を使う検査は敢えてする必要があるのか、子供ということもあり、心配です。


をご覧ください。
網膜神経節細胞は常に自発放電しており、それを感じ取り雨が降っているように感じる人もあります。そういうものです。

★ご質問は河野眼科ホームページから

# by kounoganka | 2018-12-10 17:13 | 何かが見える

黄色い光と紫の影


数日前の夜中に目を覚ました時に眼球を動かしたらピカっとした光が見えました。また眼球を動かした時に両目とも黄色がかった光が見えたり、紫色のぼんやりした影が見えました。光は一瞬で消え、紫色の影みたいなものも数秒で消えました。光は意識して眼球を動かした時に光る感じでした。特に紫色の影みたいなものが気になります。

今までも暗闇で光が見えるような時もあったような気もしますが、あまり気にしてこなかったのですが、これはやはり光視症でしょうか?来年3月の定期検査で先生に相談しようかと思ってますが、受診を早めた方がよろしいでしょうか?


光視症です。

光が無いのに光が見えますので光視症です。数秒で消える紫色の影は光視症の残像です。目を動かしたときに見えますので、眼球内から硝子体が網膜を引っ張っているからでしょう。今の状態が続くようでしたら特に問題ありません。でも、光視症がある日突然大きな飛蚊症に変わったら、網膜に穴が開いたのかもしれませんので、早急に眼科受診してください。

光視症も飛蚊症も症状名であって病名ではありません。そのような症状を起こす病気は様々で、飛蚊症だから、光視症だから安心というわけではありません。

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# by kounoganka | 2018-12-10 17:06 | 何かが見える

瞬間的飛蚊症


瞬きをして眼を開いた瞬間と、視線を急速に移動した時に右目の視野中央のやや左に、一瞬小さい影のような?ノイズのような?ものが見えます.そして瞬間的に消えます.場所は常に同じで、変わりません. 特に、暗い空間で、明るいところを見ているときに、顕著です.

片目・中央付近・影・残像」と似たような症状ではないかと思い、都内の有名な眼科の大きな病院に行きました. 散瞳して眼底検査したところ、なにも病的なものはありませんでした.一人はベテランの院長、もう一人は若手の先生の計2人に一週間空けてみてもらいましたが、同じ結果でした.そして一瞬見える影は飛蚊症の一つであると言われました.

飛蚊症というのは、ゆらゆらと揺れているものだとおもっていたので、驚きましたが、このような飛蚊症もあるのでしょうか?もし飛蚊症なら、どうして場所が変わらず、ゆらゆらと揺れていないのでしょうか? それとも上記の記事に、「片目だけとすれば、黄斑変性や網膜色素上皮剥離、脈絡膜新生血管なども視野に入れて検査をする必要がありそうです。」と書いてあるように、精密眼底検査をしても異常が見られないなら、OCTをするべきでしょうか?


一瞬の瞬きで見えるでしょうか。それでは見えなくて、しばらく目を閉じた後に開けた瞬間に見えるのでしょうか。前者なら飛蚊症の可能性は小さく、後者なら可能性大です。いわゆる飛蚊症は、硝子体中の濁り等が網膜に対して動いた場合に認識されます。ある1点を見つめた状態で一瞬の瞬きをした場合は、眼球が動きませんので硝子体の位置も変わらず、一瞬だけ見えるような飛蚊症は発生しないのです。目を閉じていると眼球は上転していることが多く、開けた瞬間に正面視になり、硝子体は大きく動きます。

本当に右目の視野中央の左でしょうか。それは勘違いで、実は右目の視野中央から15度ほど右ではないでしょうか。前者なら飛蚊症の可能性は小さく、後者なら可能性大です。右目の右15度付近、左目の左15度付近には盲点というものがあり、視神経乳頭の部分に視細胞がないことで、何も見えない部分になっているのです。実はその部分の直上の硝子体中に、胎生期の血管の跡形などの濁りがあるのです。それが眼球の動きで一瞬顔をのぞかせ、一瞬の飛蚊症となってもおかしくありません。

上の2つが共に飛蚊症の可能性小ならば、黄斑変性や網膜色素上皮剥離、脈絡膜新生血管なども視野に入れて検査をする必要がありそうですね。更に、網膜前膜、硝子体黄斑牽引症候群なども心配です。普通はそこまで考えてOCTをやると思いますが、本当に受けていないのでしょうか。症状を聞いて眼底を見ただけで、OCTは不要だと判断できるほど完璧に症状の原因がわかったのでしょうか。不思議ですが、診察をしていない当方には、これ以上のことは言えません。

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# by kounoganka | 2018-11-12 17:34 | 何かが見える

近視度数と裸眼視力

子供の視力低下で、眼科に行き近視と判断されましたが、裸眼視力と矯正視力は教えていただけますが、屈折度数は教えてもらえないのはなぜでしょうか? 近視の進行度合いや裸眼で本を読むのに30cm間をあけれるかなど重要だと思うのですが。

また、屈折度数が-2.5で裸眼視力が0.7の人と屈折度数が-1.0で裸眼視力が0.7の人では見え方はどう違うのでしょうか。


何故でしょうね。当方は、屈折度数やピントの合う距離について説明することに生きがいを感じていますので、その眼科で屈折度数を言わない理由は分かりませんねえ。混雑していて面倒なのではないでしょうか。言ってしまったらその意味まで説明しなければ意味が無いですからね。まあ、理解できるまで説明「できる」眼科も多くは無いと思いますが・・・。

近視の人の裸眼視力は、5メートルというピントの合っていない距離で測りますので、かなりばらつきが出ます。同じ度数の近視でも、Aさんは裸眼視力が0.2、Bさんは裸眼視力が1.0だったりします。ピントは合っていないが切れ目は分かるという事です。瞳孔径などの被写界深度に影響を及ぼす因子や、体調、精神的なもの、性格的なものなど、様々な要因が影響します。ですからその数値は、多くの人が思っているように絶対的なものではなく、流動的でかなり「いいかげん」なのです。ちなみに当院では、何年間も裸眼視力を測っていない人も多いですよ。

度数が違うのに裸眼視力が同じ0.7の場合は、たまたま2人とも0.7までしか分からなかったためで、見え方が同じというわけではありません。当然度数の緩い方が良く見えている筈です。

もしあなたが正視(近視も遠視も無い)なら、100円ショップで+1.0Dと+2.5Dの老眼鏡を買ってきて掛け比べてみれば、-1.0Dの近視の目と-2.5Dの近視の目の見え方の違いを疑似体験できます。正視でないなら、ご自分で計算してください。

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# by kounoganka | 2018-11-10 15:24 | 視力・斜視

抗アレルギー点眼


パタノールという目薬の事でお聞きしたいです。

3年程前から夏から冬の初めにかけて目頭が痒くなり軽いアレルギーと診断されました。 上記の目薬を痒みが気になるシーズン中(1年のうち半年程)毎日1日朝夕2回もしくは朝夕寝る前3回指しています。 今の所、特にトラブルは無いのですが季節性アレルギーですので今度もずっと長期の点眼は避けられないです。 このパタノールは年単位による長期点眼でも副作用は大丈夫でしょうか? 眼圧が上がったり、それによる緑内障の原因なったりするのでしょうか?

この目薬とは長い付き合いになると思いますので、不安がありメール相談させて頂きました。


通年性アレルギーでずっと休みなく点眼している人もいます。この程度の使用量で悩む必要はありません。もちろん副作用はあります。長期に使用して大丈夫かどうかは、使ってみなければわからないのです。問題になる副作用が発生したら、変更すれば済むことですので、今から悩んでも仕方ありません。幸い、緑内障関連の副作用は報告されていません。

抗アレルギー点眼は他にも色々ありますので、心配なら主治医に相談してみてください。

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# by kounoganka | 2018-11-10 15:22 | くすり