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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
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タグ:視神経乳頭 ( 44 ) タグの人気記事

目の運動


3/16に緑内障の考え方と言う記事があり、そこで目の運動は悪影響と書いてありました。私はパソコンを見っぱなしの仕事です。疲れを解消するため、目をぎゅっと閉じて大きく開ける、目を閉じて左右上下に動かす、家では目元を温めるなどしておりました。多少は楽になるので昔からずっとやっていましたがこれはもうやらないほうがいいでしょうか?これらがダメでしたら、目の疲れを取るのに目薬以外に良い方法があれば教えていただきたいです。

もう一点なんですが強度近視について教えてください。これはどれくらいのレベルが該当しますか?私は悪いほうの目で-6Dで乱視が-1.5です。お忙しいところすみません。どうかよろしくお願いいたします。


上下左右に強く動かす事を継続してやるというのが問題で、それによって視神経乳頭部に損傷が起こり緑内障の原因となる可能性があるという学会報告があります。電気コードの付け根を上下左右に強く引っ張る事を繰り返すと断線するのと同じです。定説ではありませんし、極限まで動かすようなことを繰り返さない限り問題ないとは思いますが、控えめにする方が安心でしょう。それ以外は別に問題ありませんよ。

強度近視は度数で決まるというわけではありません。-3ジオプターで強度近視眼の人もありますし、-10ジオプターでも近視眼底ですらない人もありました。-6ジオプターが強度近視かどうかわかりませんが、可能性はあります。そうであるとしても、程度も様々ですし、どの程度の注意が必要かは診た眼科医にしか説明できません。「ある」と「ない」とに分けられるものではありません。

余談ですが「悪いほうの目」ではありません。「近視が強いほうの目」です。眼科では「近視が強い」ことを「目が悪い」とは表現しません。近視がなくても目が悪い人は多いですし、近視が強くても目が悪くない人も多いです。ついでに書いておきますが、裸眼の「視力が悪い」も「目が悪い」ではありません。「矯正視力が悪い」場合は「目が悪い」と言っても差し支えないでしょう。認識を新たにしてください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-03-24 18:19 | 視神経

黄斑と視神経乳頭、網膜血管を見る


薄暗い部屋で(エアコンが作動している時に付く緑色のわずかな光のみ)目をぎゅっとつぶり開けた時に視界の中央に黒い物がみえます。片目ずつつぶってみましたがやはり黒い物が中央に見えました。これは何でしょうか?

後、明るい部屋でテレビを見てから薄暗い部屋へ行くと目の隅に影の様なものが見える時があります。目で影を追ってもいなくなってしまい、そのうち気にならなくなってしまいます。これは何でしょうか?お忙しい所すみませんが、ご回答宜しくお願い致します。


素晴らしい。よく気が付きましたね。その現象は、網膜の細胞分布の違いにより発生する一種の残像です。「才能あり」ですね。

このブログの左上の眼底写真を見てください。これは若い人の右眼の眼底写真です。位置関係は、相手の右眼の眼底を透視して、そのままスケッチした状態と思ってください。右の丸い部分から血管が出て広がっています。それが脳につながった視神経の先端、視神経乳頭です。左やや下にある、少し暗い色でコの字型の反射で囲まれている部分が黄斑です。黄斑は見つめた部分が写る場所で、視野の中心です。
e0137559_13203198.jpg

当院のOCTによる黄斑と視神経乳頭を通る断面です。真ん中の凹みと周囲の盛り上がりが黄斑です。黄斑の部分は、周囲と違って、網膜にある何層もの細胞層が少なくなっています。細かいものを見るために、そのための細胞ばかりがぎっしり詰まっています。それによって、視野中央と周辺で、同じ光に対しても反応が違ってくるのです。

薄暗い部屋で瞬きをすると見えるのは黄斑そのものなのです。天井には豆電球等の発光物がない方が良く見えます。交互に瞬きをするとより確認しやすくなり、左右で黄斑の形が微妙に違うこともわかるでしょう。また、右眼で見たときは中央の黄斑より右15度のやや下方、左目で見たときは左15度やや下方に丸く黒い部分があることに気が付くかもしれません。これが盲点で、視神経乳頭の部分です。黄斑より内側15度上方にある視神経乳頭は、視野中心より外側15度下方に盲点を作ります。見えれば「特待生」です。

眠りに落ちる直前ぐらいが一番よく確認できるのですが、朝、覚醒したとき、部屋が暗ければ両目を開ける前に交互に瞬きをしてみてください。条件によっては、盲点の部分から伸びる網膜血管を見ることが出来ます。これが出来れば『名人』級です。私は数回成功しています。

後半は何かの残像でしょう。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-01-28 13:21 | 何かが見える

盲点付近の症状


2点質問がございます。ご多忙かと思いますが、ご回答頂けると幸いです。

1.当方強度近視ですが、盲点の上部当たりが、盲点の下部と比べると少しぼやける、見えにくいということに気がつきました。しかし眼鏡をかけると問題無くはっきり見えます。強度近視で視界の1部が見えにくいということはありえるのでしょうか?緑内障の恐れは考えられますか?

2.盲点についてです。盲点は片目でないと自覚しないとのことですが、集中すると両目でも盲点を知覚することがあります。こちらについても緑内障の恐れがありますでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。


眼鏡をかければ問題ないという事ならば、問題ないとは思うのですが・・・

盲点というのは、両眼の視野中心より外側(右眼は右側、左眼は左側)約15度やや下の見えない部分です。視神経乳頭の部分に網膜が無いために起こる現象です。片目の場合はその部分の視野が欠けているのですが、動くものではありませんので普通は自覚することが出来ません。両眼で見た場合は反対の眼の視野がありますので、特殊な状況を作りださない限り自覚することはできません。

視神経乳頭の下方に異常があると、盲点の上方に症状が出ます。強度近視では視神経乳頭の周囲に網脈絡膜萎縮が発生することがあり、それによる網膜の一部の機能低下かもしれません。これは心配ないというか仕方のないことです。

また、緑内障の場合、視神経乳頭から下に延びる神経線維の減少が起こることが多く、その場合も上方の視野変化として現れます。盲点の直上からという事は少ないのですが、有り得ることです。

普通、盲点は両目をあけて集中すれば見えるというものではありません。両眼で見ていて気が付くとすれば、例えば右目の盲点の位置に左目の視野欠損が重なっているという疑いが出てきます。緑内障の場合にも起こり得る症状ですが、それ以外のものかもしれません。眼科受診すべきでしょうね。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-12-13 11:25 | 緑内障

視神経乳頭陥凹拡大と狭隅角


御相談させて下さい。視神経乳頭陥凹大と診断され再検査をし異常なしで、1年に1度の検査を受けてくださいと言われました。が、眼圧が21,20と高めなのが気になり心配性なので「もし、仮に私が緑内障になるとするならどのタイプの緑内障ですか」と聞いたところ「閉塞隅角緑内障です」と言われ、凄くショックでした。

というのも、私はメニエール病をもっておりトラベルミンやメイラックスを飲まずにはいられません。通常の緑内障の検査でそこまで分かるものなのでしょうか。それと、私の目が狭隅角ならば、今の視神経乳頭陥凹大の状態でトラベルミンを飲んで緑内障に繋がるということはないでしょうか。

主治医の先生に聞いても「薬との因果関係は分からないから、具合が悪いなら飲むしかないのだから、服用して1年後にどうなるかだね」とのことで不安で仕方ありません。

今回の眼圧の数値は人によってだから気にしなくてもいいと言いながら、予防の為に眼圧を下げる目薬をさす?自分で決めてと言われました。緑内障にもなってないのに先の心配ばかりして馬鹿みたいですが、よろしくお願い致します。ちなみに、両目が視神経乳頭陥凹大との診断でかなり大きいです。


かなり大きな視神経乳頭陥凹拡大で緑内障ではない。それは巨大乳頭でしょう。OCTで異常なしならばその程度の眼圧で点眼は不要でしょう。視神経乳頭陥凹拡大と、眼圧と、点眼の話はこれで終了です。

「閉塞隅角緑内障です」と言われたのなら狭隅角だと思われますが、通常の緑内障の検査で眼科医なら大体わかります。ほかの要素を含めて詳しく確認するなら隅角鏡を入れます。ただし、今まで抗コリン剤を服用してきて何ともなかったという事は、その程度のことで緑内障発作が起こるほど高度の狭隅角でないという事です。ただし今後も起こらないと保証は出来ません。

「服用して1年後」では無くて1時間後または数時間後ではないでしょうか。服用した翌日までに発作を起こしていなければ問題なし。それ以降は考える必要なしです。しかしもしかしたら、慢性閉塞隅角緑内障を疑っているのかもしれませんので、もう一度主治医に確認した方が良さそうですね。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-07-31 12:32 | 緑内障

近視性眼底


先日、健康診断の眼底検査で緑内障性視神系乳頭の陥凹と近視性眼底の結果が出ました。

健康診断の受診後、結果が出る前に年に一度の眼科での緑内障検査と眼底検査をしてもらいましたが異常は無しでした。この後で、近視性眼底の所見が健康診断で出たのですが再度、眼科を受診した方がよいですか?


眼科で正しく診察が行われたのであれば、再診の必要ありません。健康診断と医療機関では、やっているレベルが全く違うはずです。

現在、緑内障にはなっていないということがわかれば十分です。近視性眼底は軽度の場合、眼科で説明することは少ないです。取り立てて言うほどのものではないのです。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-07-30 12:04 | 緑内障

OCT判定の誤り

読みやすく書き直しています

 こんにちは。○○からの留学生 △△と申します。昨年○○で健康診断を受け「C/Dが高いです、早く病院で精密検査を受けてください」と勧められました。

 その後、緑内障の検査(視野検査、OCT、角膜の厚さ、眼圧の24時間検査)を受けました。第一回の視野検査報告で60%黒い影があり、24時間眼圧では左眼15~30、右眼15~22でした。さらにOCT検査ではRNFLに赤い部分がありますので緑内障と診断されました。それゆえ、眼圧を下げる点眼薬とビタミンB12をもらって、●●●因子という注射液を半月分注射してもらいました。

注射をしてもらった14日後、2回目の視野検査で、視野は驚くほど改善して普通の人とほぼ同じ程度になりました。医者の不注意でしょうか、第一回の視野検査で近眼レンズをかけてくれませんでしたが、第二回の検査ではかけてくれました。私の目は両眼ほぼ同じ、-5.00程度の近眼があります。

 3ヶ月後、別の病院で三次検査を受けました。新しい先生は報告書を見て、視野の検査をもう一度受けてくださいと指示しました。検査の結果、視野は正常人と同じ程度で、緑内障とはいえないと判断されました。さらに先生は「できれば、点眼薬を一旦やめてくれませんか。半年ぐらいで視野の検査をすれば大丈夫」といいました。

 先生の指示の通り点眼をやめていましたが、健康診断以前と同じ、目の肩こりのような僅かな痛みが感じられました。それで自分の判断で点眼薬を再び点眼しています。点眼するとその僅かな痛みはなくなります。 

今の状況では点眼する必要はありますか。点眼しないと目に痛みを感じる場合どうすればいいのでしょうか。(激しい痛みではありません、疲労で起こったのかも知れません)

最初の先生は私が原発性開放隅角緑内障にかかっていると判断しました。検査の結果は添付しております。どうぞご覧ください。お時間いただいたこと、まことにありがとうございます。

e0137559_17502874.jpge0137559_17505813.jpg

安心して大丈夫ですよ。OCT像は両眼とも異常なしです。右目が異常と判定されたのは、視神経乳頭の右に大きく写っているアーチファクト(黒い部分、赤黄の部分)のせいです。OCTの写りが悪いために起こったことであって、網膜や視神経の異常で起こった物ではありません。その状態で視野が60%も欠損することはありません。近視の矯正をせずに視野測定したためでしょう。ただし、右の視神経乳頭陥凹は左に比べてやや大きく、定期的な検査は必要でしょう。

現在の眼科医の指示に従って、緑内障の点眼は止めるべきです。「目の肩こりのような症状がある」ということを眼科医に伝えて、それに合った点眼を処方してもらってください。おそらくドライアイなどの目の表面の疾患でしょう。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-01-06 17:53 | 緑内障

散瞳して眼底検査は必要か


初期緑内障と診断されキサラタンを点眼しています。現在、緑内障専門医として地元では有名な先生に診ていただいています。最新の設備も整っています。ですが、一度も瞳孔を開いての眼底検査と細微灯顕微鏡検査をしていません。先生は、OCT検査で詳しくデータが出るので、必要がないとおっしゃいます。点眼前はアプラでの眼圧が16から21でしたのが、点眼後12から15に下がって先生は十分効果がでているとおっしゃっています。

ですが、私は現在の病院にかかる前の1年間、なかなか緑内障の確定診断がつかず、数か所の眼科にかかりました。その際すべての病院でOCT検査に加えて、眼底検査もしていただいています。その際、視神経乳頭出血が2回見つかりました。

いつも乳頭出血がおきていないか気になっていましたが、OCT検査を半年に一度行い、眼底検査はしていただけないので、出血に気づかないのではないかと思いました。

そこで、他の病院にいってみたところ、眼底検査にて乳頭出血がみつかりました。そこでのアプラでの眼圧も16,17で先生はもう少し下げた方がいいとおっしゃいました。

数日後いつもの病院での計測結果はノンコンで21,19アプラで両目14でした。計った時間帯はどちらも同じです。いつもの病院では、毎回ノンコンでの数値より大幅にアプラの方が低いので気になっておりました。アプラの計測値とノンコンでの計測値がここまで大きく違いがでることはありますでしょうか?また、アプラでの計測値も先生によって違ってくることはありますでしょうか?

キサラタンのみで十分に眼圧が下がっていると思っていたのですが16,17の値がでたことで不安になっております。点眼をしていない1年前に、アプラでの眼圧が16,17の時が一度ありましたので。再び乳頭出血が見つかり、後者の病院に転院しようかと考えております。先生のご意見をお聞かせいただけますでしょうか。


検査内容の違いは、それぞれの眼科医の方針の違いでしょう。余計な検査はせずとも的確な診断を下せる医師もいれば、患者さんの不便も考えず、やたらと散瞳する医師もいますね。当院でも散瞳していない緑内障の方はたくさんいらっしゃいますよ。

「一度も瞳孔を開いての眼底検査と細微灯顕微鏡検査をしていません」とのことですが、視神経乳頭を見るだけなら、若い人なら散瞳は要りません。あるいは眼底写真のことを眼底検査と勘違いしているのでしょうか。しかし細微灯顕微鏡検査をしていないとしたら、何かのミスでしょう。

「すべての病院でOCT検査に加えて、眼底検査も」するのは普通のことです。OCTと眼底写真と眼底検査をした場合、眼底写真は保険請求できませんので、領収書にはOCTと眼底検査が表示されます。実際に眼底写真を撮っていた場合は、眼底写真のことを眼底検査という名前だと勘違いする人があります。

「OCT検査を半年に一度行い、眼底検査はしていただけないので、出血に気づかない」のようなことはありません。診察の度に無散瞳であっても眼底検査をしているはずです。

そんなことより、緑内障にノンコンを使用すること自体が間違っていると思います。アプラと数値を比較できません。「アプラが正確・ノンコンが不正確」ではありません。「アプラが基準・ノンコンは模倣」なのです。両方計っている場合は別にいいのですがノンコンは無駄です。

アプラネーションで正しく計ればそれが正確だということですが、確かに検者によってばらつきがありますし、被験者によって正確に計れないときもあります。同じノンコンを使えば誰が計っても同じ結果だとは思いますが、本当の眼圧だとは確信できません。

1年前の眼圧と最近の眼圧は、数値は同じでも検者が違いますので単純に比較できませんので、下がっていた眼圧が上がったとは言い切れません。また、出血が起こったのは緑内障進行のサインではありますが、眼圧が上がったから即影響したわけではありません。

眼圧を下げて緑内障の進行が止まるのが理想です。しかし、眼圧が下がっているのに進行するものや、効いていたはずの点眼では効かなくなってくることがあるのが、緑内障診療の難しいところなのです。転院すべきだという積極的な理由は見出せませんが、転院するかどうかはご自身で判断してください。メールだけではそれぞれの医師の真意と力量がわかりませんので。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2015-12-14 17:39 | 緑内障

視神経乳頭の境界が不鮮明


先日コンタクトレンズを作りたいとのことで、眼科を受診しました。その際の診察で、乳頭部分の境界がハッキリしないと言われました。浮腫んだり腫れたりしているところまではいかないそうです。

脳圧が高い場合にそのような症状がでるとの説明で、頭痛はないか?生まれたときの状態など質問されました。出生時は低体重であったこと、日ごろ頭痛はないとのことを医師に伝えました。

次回の診察はコンタクトの定期検査で半年後で、その時乳頭部分の経過も見てくださるようです。乳頭部分の境界がハッキリしない状態というのは、どのような事が考えられるのですか?問題のない場合もありますか?

また、脳圧が関係するとのことで脳神経科を受診した方がよいのでしょうか?とても心配しています。


脳圧が高い場合に視神経乳頭が「浮腫んだり腫れたり」します。視神経乳頭はそこまで行かない状態で、また頭痛等の脳圧亢進の症状もありませんので、半年後の経過観察でよいということなのです。必要があるなら眼科から脳神経外科を紹介してくれますよ。余計な心配をして受診することはないのです。

実際、境界のはっきりしない視神経乳頭は時々見かけます。正面から見ると腫れているように見えなくも無いのですが、OCTで横から見れば一目瞭然で、単なる個人差の問題なのです。

頭蓋内圧とか脳圧亢進とかで検索すれば、様々な疾患が出てきますが、診察の結果それではないという診断ですので脳外科受診は必要ないということなのです。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2015-05-30 13:39 | 視神経

視野検査の頻度


前回は、ありがとう、ございました。両目が正常眼圧緑内障と発覚して、1年ちょっと、なのですが、(毎回視野検査が苦手で固視不良なのですが、そのためか)視野検査が、3ヶ月ごと、というのは、あまりないでしょうか?

先生は、私の不安な様子からか、そんなに病気の事、心配しなくても良いと言われてますが、何かあるのではと、不安です。こまめに検査のデータを取ることは、有益だと、思いますが。

あと、緑内障の視神経乳頭の陥没の、度合いが、大きい人、少ない人、等々、個人差が、あると思いますが、陥没が、大きい人は、少ない人より、目が弱ってると思うので、進行しやすいですか?それとも、治療の反応が良ければ大丈夫ですか?

また、楕円形の乳頭の人もいますか?それも、陥没が、少ない人より、進行しやすいでしょうか?

スマートフォンなど、強い光源などを見て、寝床に入った時、オレンジ色の和室の豆電球が、右目だけで見ると明るいオレンジ色に見え、左目だけで見ると濃いオレンジ色に見えます。定期検査では、何も言われていませんが、、不思議な現象で不安です。なお、しばらくすると、両目とも同じオレンジ色に見えます。


当然、信頼性の低い検査しか出来ないなら、頻繁な検査が必要で、3ヶ月毎であっても毎月であっても、それは仕方の無いことでしょう。

視神経乳頭の陥凹が大きい人は弱っている可能性が有り、拡大している人は進行して来ていると考えられるのですが、大きいから進行しやすいという訳ではありません。現状のみで判断するのではなく変化を見る事が大事なのです。

楕円形の乳頭ですか。楕円といっても様々ですので一概には言えないのですが普通は無関係です。また、スマートフォンの件はただの残像です。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2015-05-27 15:07 | 緑内障

視神経乳頭の出血


昨年の10月に人間ドックの眼底検査で緑内障がみられると診断されました。視神経乳頭陥凹拡大、視神経線維層欠損、視神経乳頭上出血(左目)がありました。すぐに病院で眼底検査、OCT検査、視野検査をして、初期の緑内障と診断されました。視野欠損は左上に少しあり、キサラタンの処方をされました。

念のためもう1か所の総合病院の眼科でも診ていただいたところ、視野欠損は誤差の範囲なので、1年後に眼圧を検査すればよいとのことでした。

どちらに従ってよいのか迷い、今年の1月に3か所目の病院で診ていただいたところ、私の状態では治療開始する人としない人は半分半分だが、問題がないわけではない。眼圧が高めなので最初の病院でだされたキサラタンを点眼してみたらどうですかと言われました。はっきりと緑内障と診断され目薬の点眼を指示されたわけでもなかったので点眼は開始せず、4月にまた病院に行こうと思っておりました。

ところが4月初旬、運動直後にひどい飛蚊症がありました。蜘蛛の巣のような青っぽいちかちかしたものが左側に2,3分動いて、初めて経験したものでした。すぐに近くの眼科に行ったところ視神経乳頭の眼底出血がありました。先生は後部硝子体剥離だと思うので心配ないとおっしゃったので、安心しました。

3週間後の経過観察でその病院に行った際に最初に診て頂いた先生はお休みで別の先生の診察となりました。その先生は視神経乳頭の出血は人間ドックでも左が指摘されており、今回の出血も左の視神経乳頭なので心配である。この場所の出血は5年後くらいになると見えにくくなるのですよとおっしゃいました。眼圧は精密眼圧検査で左21、右18でした。視野検査もしたのですが、やはり左側に少しの欠損があり、緑内障と診断されました。

同じ病院の先生の診断が違ったのでとまどってますが、眼底検査をした際、視神経乳頭の出血が、緑内障からくるものか、後部硝子体剥離からのものかは、区別はつかないのでしょうか?また視神経乳頭の出血は5年後くらいに見えにくくなるものだということは事実なのでしょうか?

長くなり申し訳ありません。お忙しいとは思いますが、初期の緑内障なら治療で進行を食い止めることが十分可能だと思っていたのに、私の場合は5年後に見えづらくなると宣告されたことで、とても心配しております。


3番目の眼科に通院するのが良いでしょう。その理由は、説明がちゃんと出来ているからです。他は落第です。

視神経乳頭の出血が後部硝子体剥離で起こることもありますし、後部硝子体剥離と無関係に、緑内障として起こることもあります。また緑内障性の乳頭出血を起こしている眼に後部硝子体剥離が起こることもあるでしょう。

「運動直後にひどい飛蚊症があり、蜘蛛の巣のような青っぽいちかちかしたものが左側に2,3分動」くというような症状は後部硝子体剥離に間違いないと思いますよ。その時すでに乳頭出血が起こっていたとしても、その時点では後部硝子体剥離によるものと考えて、後々、緑内障性だと診断されたとしても不思議ではありません。

宣告されたわけではありません。「治療せずに放置すれば、視神経乳頭の出血は5年後くらいに見えにくくなる」可能性があるという意味です。神経細胞が減少し神経線維が減少すると、視神経乳頭の凹みが大きくなって、その部分を通っている血管が切れることがあります。つまり、緑内障が進行していると考えられるのです。1年後に見えなくなってしまうかもしれませんし、10年経っても自覚症状すら出ないかもしれません。進行の具合は様々です。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2015-05-26 12:36 | 緑内障