excitemusic

河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
by kounoganka
ICELANDia
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
検索
カテゴリ
以前の記事
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
タグ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


タグ:緑内障 ( 169 ) タグの人気記事

目の運動


3/16に緑内障の考え方と言う記事があり、そこで目の運動は悪影響と書いてありました。私はパソコンを見っぱなしの仕事です。疲れを解消するため、目をぎゅっと閉じて大きく開ける、目を閉じて左右上下に動かす、家では目元を温めるなどしておりました。多少は楽になるので昔からずっとやっていましたがこれはもうやらないほうがいいでしょうか?これらがダメでしたら、目の疲れを取るのに目薬以外に良い方法があれば教えていただきたいです。

もう一点なんですが強度近視について教えてください。これはどれくらいのレベルが該当しますか?私は悪いほうの目で-6Dで乱視が-1.5です。お忙しいところすみません。どうかよろしくお願いいたします。


上下左右に強く動かす事を継続してやるというのが問題で、それによって視神経乳頭部に損傷が起こり緑内障の原因となる可能性があるという学会報告があります。電気コードの付け根を上下左右に強く引っ張る事を繰り返すと断線するのと同じです。定説ではありませんし、極限まで動かすようなことを繰り返さない限り問題ないとは思いますが、控えめにする方が安心でしょう。それ以外は別に問題ありませんよ。

強度近視は度数で決まるというわけではありません。-3ジオプターで強度近視眼の人もありますし、-10ジオプターでも近視眼底ですらない人もありました。-6ジオプターが強度近視かどうかわかりませんが、可能性はあります。そうであるとしても、程度も様々ですし、どの程度の注意が必要かは診た眼科医にしか説明できません。「ある」と「ない」とに分けられるものではありません。

余談ですが「悪いほうの目」ではありません。「近視が強いほうの目」です。眼科では「近視が強い」ことを「目が悪い」とは表現しません。近視がなくても目が悪い人は多いですし、近視が強くても目が悪くない人も多いです。ついでに書いておきますが、裸眼の「視力が悪い」も「目が悪い」ではありません。「矯正視力が悪い」場合は「目が悪い」と言っても差し支えないでしょう。認識を新たにしてください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-03-24 18:19 | 視神経

緑内障の考え方


飛蚊症の症状があったたため、自宅近くの眼科クリニックを受診したところ、右が初期、左が中期の正常眼圧緑内障と診断されました。治療開始前の眼圧は、両眼とも10.5~13.0でした。

 トラバンズ、コソプトを点眼していましたが、視野進行(右マイナス1、左マイナス2.7)が認められたため、○○大学病院での精密検査を紹介され、強度の近視による緑内障との診断で、上記の点眼薬にアイファガンが追加となりました。

 その後、掛かりつけの眼科クリニックに戻り、治療を続けていますが、クリニックの男性医師は、「視野進行は止まるだろう」とのことですが、同じクリニックの女性医師は、「もう少し様子を見ないとなんともいえない」とおっしゃっています。視野は3ヶ月に1回の検査で、2年以上測っています。

 現在、眼圧は両眼とも10.5~11.5と上がらず下がらずで推移しています。強度の近視が要因であれば、視野進行はないと思うのですが、どちらの医師の話が正しい判断なのでしょうか。大学病院では、「近視は進行することはあるだろう」としか言われていません。

 また、眼圧が原因ではないのに、このまま点眼薬を続ける必要があるのでしょうか。どうかよろしくご教示ください。


難しい問題ですが、点眼を続ける必要があります。緑内障というのは、眼圧を下げれば進行が止まる、または遅くなる病気なのです。いかなる原因であっても、眼圧を下げることが治療の第一選択です。ですからその緑内障が「強度の近視が要因であれば、視野進行はない」というのは間違いです。

もし「強度近視の変化だけで緑内障の変化はない」という診断であれば、眼圧を下げる必要はありません。それを確認するために大学病院へ紹介されたんじゃないでしょうか。その結果、緑内障だと確認できたために点眼の追加もされたのでしょう。

一般的に、正常眼圧緑内障というのは原因不明の病気なのですが、ある程度、原因が推測されているものがあります。その中で、強度近視によるものは、眼軸の延長によって網膜が薄くなることに加えて、視神経乳頭部に曲げようとする力が加わって、つまり物理的な要因で循環不全を起こし視神経が変化を起こすと考えられます。電源プラグとコードの境目を強く曲げると断線しやすくなるのと同じと考えられます。原因がそれであっても、眼圧を下げることで、内部からの圧力による機械的損傷を抑えることで進行が抑制されるなら、緑内障として降圧することは理にかなっています。

少し発想の転換をして、下のように考えると判りやすいかもしれません。あくまで「考え方」ですので数値はあてになりません。

緑内障は色んな要因で視神経に損傷を起こす病気です。その代表的な要因が眼圧です。眼圧が高いほど視神経は損傷します。その影響力を数値(ここではAとします)で表すと眼圧7mmHgならA=1、10mmHgならA=2、15mmHgならA=3、20mmHgならA=5、30mmHgならA=10、50mmHgならA=20、というように考えてください。

年齢も大きな要因です。10歳ならB=0、20歳ならB=1、40歳ならB=2、50歳ならB=3、60歳ならB=4、70歳ならB=5、とでも思ってください。

実は血圧も関連しているのです。収縮期血圧が100ならC=2.5、120ならC=1.0、130ならC=0.5、140ならC=0、というように血圧が低いほど緑内障は起こりやすいと言われています。

遺伝も影響大です。血縁に全く緑内障が無ければD=0、父方のみに複数の緑内障があればD=2、両親とも緑内障であればD=7ということにしてみましょうか。

目の運動は実は緑内障には悪影響があります。目を上下左右に大きく動かすと、視神経と眼球の接続部分が横に引っ張られ損傷を起こすことがあると考えられます。そのような運動をしない人はE=0、する人はE=1、常習する人はE=2。

化学調味料のグルタミン酸ナトリウムも悪影響があるとする説があります。摂取量の蓄積によってF=0~4ぐらいまであると思ってください。

問題の近視です。正視の人はG=0、-3DでG=1、-5DでG=2、-10DでG=4、-20DでG=7、とでも考えましょう。実際には眼軸長で決まるのですが、わかりやすいように屈折度数です。

その他の未知の要因をHとして0~5ぐらいと考えます。

A+B+C+D+E+F+G+H が10を超えるようなら緑内障になる、または進行するでしょう。

という風に考えれば、要因の一つとしての眼圧を下げることに意味があると納得できると思います。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-03-16 11:45 | 緑内障

ミドリンとサンピロ


外傷性散瞳の件での回答ありがとうございました。申し訳ありません。また質問失礼させて頂きたいです。

ミドリンPとサンピロについて知りたいです。ミドリンPを処方されましたが1回使用して、少し痛みが出たので使用中止となり、あまり使用することはないんですけど。と先生が言いながら、サンピロ点眼液1%を処方されました。痛みが出たらまた中止して次の診察まで様子見と言われています。

使用したところ、目の充血ぐらいで痛みはありません。自分なりに調べてみたら、サンピロは眼圧を下げる緑内障の目薬とかいてありましたが、緑内障とはまだ言われてないし、眼圧は10~14ぐらいなのですがこのまま使っていても問題ないのでしょうか?

河野先生の言われた、ミドリンPで少し痛みが出た程度での中止より点眼続行。というのが気になっています。また外傷後からサンベタゾンを1日4回点眼しています。

あまり使用する事ない。と言われたのも気になって、、外傷性散瞳の治療はミドリンPの方が多いのでしょうか?散瞳はなかなか治らないと言われても、効果があるのなら治療して、少しでも縮まって欲しいです。

何度も申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。


処方された薬の目的は、処方した医師に聞きましょう。診療の妨げになっては困りますので、診ていない医者がとやかく言える問題ではないのですが・・あと、薬剤師には聞かないようにしましょう。理由はこのブログ内で「薬剤師」で検索してください。

サンピロは緑内障の薬ではなく瞳孔を縮める薬です。それによって緑内障発作の予防や治療に使われますが、眼圧を下げる作用があるわけではありません。

こういった場合には確かに普通は使いませんが、もし点眼が作用すれば、虹彩をミドリンとは逆方向に動かすことが出来るので、虹彩後癒着を解消しようとしたのかもしれません。また、点眼で縮瞳が起こるならば、回復の見込みも大きくなりますし見え方も改善しますので、それを確認するためもあるのかもしれません。気長に頑張りましょう。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-02-10 09:29 | 外傷

虹視


河野先生こんばんは。お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします。

①子どもに、○○○と○○○の持病がありますが、目薬などに制限はありますか?眼科で受診したときは伝えているのですが、家で目にゴミが入ったと言われたときはマイティアなどの涙目薬を使用してもいいですか?

②先週、黒目を目尻の方に移動させた時に白目が少し弛んでいたので眼科受診したところ様子見でよい、酷くなったら処置しますということでドライアイの目薬を処方されました。この状態は大丈夫だそうですが、これは段々とすすんでいくものですか?

③夜、通りすがりの車のライトが一瞬虹のようなものに包まれて見えました。それ一瞬だけで帰りに見た他のライトは大丈夫でした。虹のようなものが見えると緑内障を疑うと聞いたことがありますが、毎年、緑内障の検査を受診して大丈夫ですと言われていますし、頭痛や吐き気もありません。先週、眼科受診したところです。ドライアイはありますが、それから特に変なところはないようです。メガネとマスクをしていたのでメガネが曇っていたかもしれません。一瞬のことなんで見間違いだといいのですが。


1.点眼に制限はありません。また、マイティアはどなたが使用しても問題を起こしません。

2.軽度の結膜弛緩症かもしれませんが、おそらく気にしすぎでしょう。弛みがなかったら目が動きませんし。目を擦ることの多い人は起こりやすい傾向があります。また、悪化したとしても手術で治療することが出来ます。

3.緑内障は無関係です。眼鏡のくもり、目の乾燥による角膜やコンタクトのくもり等で起こる場合があります。ガラスに息を吹きかけて曇らせても、そのような状況は再現できます。一瞬の症状ですので忘れて大丈夫です。ちなみに、緑内障で虹視が起こるのは、眼圧が50ぐらいに上がって角膜が浮腫状になっている緑内障発作の時です。当然視力も低下しますし、頭痛、眼痛、悪心、嘔吐などを起こす場合も多いです。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-02-08 16:41 | 緑内障

繰り返すポスナー

あまりに長文なため返事が遅くなりました。また、あまりに長文のためかなり短縮しています。

片目がポスナーシュロスマン症候群で眼圧の上昇を繰り返しています。大学病院等で治療しており、サイトメガロウイルスと落屑が原因と聞いています。視野検査では未だ異常無し。視力は両目1.2です。

頻繁に眼圧が上がるなら外科的治療を…と先生はおっしゃるのですが「でも視野検査異常無いんだよね」とも言います。どうも視野検査で異常が無い事で対症療法とならざるを得ない様子です。私の方から、視野の異常が急速に進んだ場合、異常が無いとはいえ、リスクが高い状態なら予防的処置はできないですか?それが外科的なものかは別として、と話した事があります。先生は、悩みながらも、次に眼圧コントロールが効かなくなったら考えましょうか、とおっしゃいました。

私のような状態で、今後どのようなアプローチが最善と思われますでしょうか。症状は特に無く、視野ももちろん、OCT写真も緑色を示しています。人生の後半で片側の視力を失ってもなんとか生きてはいけると思いますが、そうなった時に、後悔する事の無い選択をしたいと思っております。

先生のアドバイスを頂戴し、今後の大学病院での受診時に自分なりのアプローチができればと切に願っております。どうぞ宜しくお願い致します。


視野に異常がないのなら急ぐ必要はないと思います。主治医の言うように眼圧のコントロールが出来なくなってから考えれば良いと思います。十分な診療を受けている状態ですので、部外者の意見は参考にならないと思いますよ。主治医とよくご相談ください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-01-13 12:08 | 緑内障

抗コリン作用


緑内障の検査と飛蚊症があるので1年に1回眼底検査、視野検査、OCTをしてもらっています。

緑内障の方の飲めない薬について教えてもらいたいのですが、将来緑内障になってしまったら風邪薬などは飲めないのでしょうか?またどのような副作用がでるのですか?

後、飛蚊症になってしまったとき網膜剥離とかが怖くて色々医師に聞いたら、自分で症状で分かるから大丈夫、後必要な検査があるときはきちんと言いますと慰めてくれました。基本的に何か疾患があったら自覚症状がはっきりとでるものですか?

相談室を見ていると私と同じように何か見えたりすると気にする方が多いんで共感できます。先生いつもありがとうございます。親身に回答助かります。ネットだとデタラメな回答とか多いですよね。飛蚊症は絶対に網膜剥離になっているとか。信頼できる回答で頼りにしてます。今年も後少しですがよろしくお願いします。


その薬というのは「抗コリン作用」のある薬で、風邪薬には普通に使われています。「眠くなることがあるので車の運転をしないように」などと注意書きがあるはずです。

「隅角」という、眼内の水の出口にあたる部分が狭い場合に、抗コリン作用で瞳孔が広がると、分厚くなった虹彩によって隅角が閉じられてしまって水が出られなくなり、眼圧が急上昇し緑内障発作を起こすことがあります。

緑内障の多くは隅角が狭くないですし、狭隅角の人は注意を受けたり治療したりしているはずです。ですから実は、緑内障という診断を受けた人を含めて眼科受診している人が、緑内障発作を起こすことは基本的に無いのです。心配なのは、狭隅角なのに自覚症状が無いため眼科受診をしていない人なのです。実際、発作を起こす人の殆どは眼科受診していない人です。

「基本的に何か疾患があったら自覚症状がはっきりとでる」とは限らないのですが、網膜裂孔や網膜剥離を発症した場合は、鈍感な人以外は自覚症状が出ます。過剰な心配は無用です。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-12-29 13:32 | くすり

12年無治療で視野欠損無し


人間ドックにて乳頭陥没拡大、網脈絡膜萎縮疑い、網膜神経線維欠損疑いと診断されました。15歳の時に眼科に行ったときから上記指摘は受けており、眼科に行くたびに視野検査を受け、確認をしてきました。(生まれつきこういう神経なのではないかと言われてきました。)

転勤のため、普段から通っていた眼科ではなく新しいところに再び検査に行ったところ、下記診断を受けました。
1.視野の欠損はなし
2. 眼圧は右18、左19と正常範囲ではあるが高め
3. OCTの結果は赤い部分と黄色部分が半分以上あり、視神経の30~40%は死んでいる状態。  生まれつきこのような薄い神経の人もいるが、緑内障性のものか生まれつきのものかは判断できない。

緑内障かどうかはわからないが点眼治療を勧められ、エイゾプトを1日2回点眼しています。医師にはその際「経過観察して視野が欠損してから慌てて治療したら失明するよ。わからなくても先に点眼したほうがいい!失明するのとどっちがいいの?」と言われたため、不安な気持ちを抱いています。

以下質問です。
1.緑内障かどうかわからないけど治療を行うというのは通常なのでしょうか?
2. もし、緑内障でなかった場合は点眼することによるデメリットがあるのでしょうか?

以上、ご回答いただければ幸いです。


以前の眼科では12年かけて進行性のものではないと確認しているのです。12年無治療で視野欠損無しです。以前の眼科からの紹介状があれば、普通は、そのまま無治療で経過観察でしょう。現在の眼科では今までの経過を把握しているのでしょうか。

「経過観察して視野が欠損してから慌てて治療したら失明する」わけではありません。「わからなくても先に点眼したほうがいい!失明するのとどっちがいいの?」と言われたら、専門家でない者には反論する術がありません。脅迫めいたことを言う眼科にはかからない方が良いように感じますが。

緑内障かどうか確定していないが治療を開始するという事は、稀にあります。点眼を使った方がメリットがあるという確信を持った時です。ただし、よく相談してご本人が納得してからです。この相談の状況なら、点眼を開始する眼科は少ないと思います。

デメリットは時間と金の無駄という事と、副作用の心配ですね。別の眼科を受診してみては如何ですか。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-12-26 15:38 | 緑内障

盲点付近の症状


2点質問がございます。ご多忙かと思いますが、ご回答頂けると幸いです。

1.当方強度近視ですが、盲点の上部当たりが、盲点の下部と比べると少しぼやける、見えにくいということに気がつきました。しかし眼鏡をかけると問題無くはっきり見えます。強度近視で視界の1部が見えにくいということはありえるのでしょうか?緑内障の恐れは考えられますか?

2.盲点についてです。盲点は片目でないと自覚しないとのことですが、集中すると両目でも盲点を知覚することがあります。こちらについても緑内障の恐れがありますでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。


眼鏡をかければ問題ないという事ならば、問題ないとは思うのですが・・・

盲点というのは、両眼の視野中心より外側(右眼は右側、左眼は左側)約15度やや下の見えない部分です。視神経乳頭の部分に網膜が無いために起こる現象です。片目の場合はその部分の視野が欠けているのですが、動くものではありませんので普通は自覚することが出来ません。両眼で見た場合は反対の眼の視野がありますので、特殊な状況を作りださない限り自覚することはできません。

視神経乳頭の下方に異常があると、盲点の上方に症状が出ます。強度近視では視神経乳頭の周囲に網脈絡膜萎縮が発生することがあり、それによる網膜の一部の機能低下かもしれません。これは心配ないというか仕方のないことです。

また、緑内障の場合、視神経乳頭から下に延びる神経線維の減少が起こることが多く、その場合も上方の視野変化として現れます。盲点の直上からという事は少ないのですが、有り得ることです。

普通、盲点は両目をあけて集中すれば見えるというものではありません。両眼で見ていて気が付くとすれば、例えば右目の盲点の位置に左目の視野欠損が重なっているという疑いが出てきます。緑内障の場合にも起こり得る症状ですが、それ以外のものかもしれません。眼科受診すべきでしょうね。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-12-13 11:25 | 緑内障

下がらない眼圧


何度かご相談させていただいている緑内障治療3年目の者です。親切に回答していただき本当にありがとうございます!いつも先生のブログを拝見しておりますが、今回他の方の質問でとても似ている内容のものがあり、私も大丈夫かと不安になり、また質問させていただきました。

現在右目中期、左目初期、治療開始時も同じくらい。眼圧は点眼前両目14でした。最初はキサラタンで、すぐにザラカムに変更。昨年の12月にエイゾプトが追加になり、今月は右目だけグラナテックが追加になりました。

点眼しても、10~12の間をいったりきたりであまり眼圧が下がらないみたいで、先生は将来のことを考えて先手先手でいきましょう!っていうことで追加しますとのことでした。視野検査は進行してる感じはないようですが、私がすぐ落ち込むので、先生も悪いことはやんわりと伝えてくれます。毎日きちんと点眼してるのに、もう4種類になってしまいました。

治療を始めてまだ3年目なのに4種類というのがとても心配です。緑内障の治療法としては珍しいことではないのでしょうか?正常眼圧緑内障なのですが、点眼前が14だと点眼後の理想の眼圧はどのくらいでしょうか?また、この3種類の点眼の適当な順番を教えていただきたいです。宜しくお願い致します。


点眼が多いのは特に珍しくないのですが、それだけ使ってもあまり下がらないのは不安ですね。測定する時点以外の時間帯には低下していると考えられますので、あまり気にしなくても良いのではないでしょうか。治療開始時と比べてもあまり進行していないという事ですので、もう十分な効果が出ているのではないでしょうか。

普通、この状況なら目標とする眼圧は10ぐらいだと思うのですが、10以下であれば大丈夫かというと、それも後からでないとわからないのです。また、診察時はいつも低いのに夜中に高眼圧になっているようなこともあり、24時間の日内変動を調べなければ、どの時間帯に眼圧を下げるべきなのかわかりません。こういう条件なら目標眼圧は○○、という風にきっちり決められたら非常に楽なのですが。

また逆に、視野に悪化が見られないことから考えて、本当は眼圧を下げる必要が無い、という事も考えられます。以前に眼圧が高く視神経に影響していたが、その後なぜか、自然に眼圧が下がり影響がなくなっているかもしれないのです。

点眼の順序の指示が無いのならば、間隔をあければどうでもよいと思います。念のため、主治医の方針もありますのでそちらでお聞きください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-12-03 16:41 | 緑内障

点眼をしても眼圧が下がらない


昨年、初期と中期の緑内障と診断され、点眼治療を開始しました。

点眼治療開始前の眼圧が、左右とも10.5~13.0の間(点眼開始前に2回測定)で、両眼ともキラサタン1剤の点眼でした。その後、両眼とも眼圧が十分に低下しない(両眼とも10.0~11.5)ため、平成28年7月から両眼ともザラカムに変更となりましたが、眼圧に変化なく、さらに平成28年9月にエイゾプトが追加になりましたが、両眼とも10.0から低下することはなく、10月の視野測定で、視野の狭窄が進行してること指摘を受けました。

MDのグラフを主治医から示されても、特に左目が進行していることが分かりましたが、主治医からは、「目薬点してます? もう少し様子見てください。」といわれており、毎月の眼圧測定と、3ヶ月に一回のハンフリーによる視野測定を継続することになっています。

もともと眼圧が高くない場合は、さらに眼圧を下げることは難しいとのことですが、点眼薬ではこれ以上下げることはできないのでしょうか。点眼も4剤が限界とのことですが、できない場合は手術となるのでしょうか。手術となる場合、早めに手術ができる病院に移った上で治療を受けたいと思っています。お忙しいところ申し訳ございません。よろしくお願いします。


ザラカムはキサラタン+チモプトールですから、エイゾプトを加えると現在3剤で治療していることになります。それだけやれば普通はもっと下がるものですが、何故でしょう。不思議ですね。ちなみに眼圧計はゴールドマンアプラネーションですよね。まさか空気で測るノンコンではないでしょうね。もしそうであるなら当ブログ検索窓で「ノンコン」といれて検索してみてください。

「早めに手術ができる病院に移った上で治療を受けたい」と申し出て、紹介してもらっては如何でしょう。主治医も困ってられるようですので、嫌な顔はされないと思いますよ。手術が出来る病院だからと言って、必ず手術することになるわけではなく、手術すべきかどうかは、経過を見ながら相談することになります。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-11-19 09:08 | 緑内障