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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
by kounoganka
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眼球は単純なカメラです


早速のお返事をいただきありがとうございました。丁寧にわかりやすく説明して下さり安心しました。

母のように強度近視の人達は白内障手術後、皆が極度に大きく見える訳ではないですよね。同じ手術をしても何が原因でこういう事が起こるのでしょうか?


いいえ。同じ強さの近視でも、角膜曲率半径、前房深度、眼軸長等は違いますので、全く同じとは言い切れませんが、皆が同じように大きく見えています。少なくとも網膜上では同じように大きな像が写っています。

但し、大きいと感じるかどうかは話が別です。その人の感じ方次第で、大きく見える人があったり普通に見える人があったりするという事です。特に今回のように左右の比較が出来る状態では確実に大きく見えます。見えた通りですのでそれがその人にとっての真実ではあるのですが、基準を何にするかによって結論が変わります。

本来の見える大きさの基準が何なのかを強いて決めるとすれば、メガネの発明されていなかった時代まで遡っても通用すると考えると、屈折状態にかかわらず裸眼状態の目で見える大きさでしょうね。

正視の人は問題ありません。近視が強い場合、裸眼ではぼやけていますが、ぼやけた状態でも基準の大きさで見えているのです。ぼやけているから大きさがよくわからないのです。それを凹レンズで矯正するためピントの合った状態では小さくなってしまいます。

逆に遠視の強い人は、ぼやけた裸眼で見える大きさが基準のはずですが、やはりこの場合でもはっきりと大きさは確認できません。普段強い凸レンズで見ますので、大きく見えるその状態が普通の大きさだと感じているはずです。

つまり、裸眼ではぼやけた普通の大きさに見える眼も、強いレンズで矯正することによって本来の大きさよりも大きく、または小さく見えてしまい、それがその人にとっての基準になってしまうのです。その結果、白内障手術で眼内レンズを入れて本来あるべき状態に矯正されても、今まで慣れ親しんだ見え方からはかけ離れてしまい、異常が起こっていると感じてしまうのです。

眼球は単純なカメラです。近視が強くて奥行きの長いカメラには、焦点距離の長いレンズが必要で、フイルムに映る像は当然大きくなります。脳がそれを普通と感じてくれればそれで良いのですが、眼鏡などで矯正された普通でない目を基準にしている限り、普通と感じてくれないでしょう。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-02-28 15:02 | 白内障

両眼白内障手術をすべき


早速のお返事をいただきありがとうございます。先日、白内障手術後、物が大きく見えるとご相談させていただいた者です。前回は省略しすぎて、肝心なことを書いておらず、申し訳ありませんでした。

母は強度近視で日常はずっとコンタクトレンズをしていました(ー10)。眼鏡は夜だけかけていたので、眼鏡では実物より物が小さく見えること、コンタクトレンズの見え方は実物とあまり大きさが変わらないことも理解しています。

眼内レンズは、先生から焦点距離30㎝が良いと言われ、近くに合わせました。術後、まぶしさや色調変化にはすぐ慣れましたが、物が2割増に大きく見えることが受け入れられないようです。Sサイズの物がLLサイズに見えるので、物が選べないです。感覚が変わりすぎて買い物ができません。

不安をあおる人は誰もいませんが、今までと見えるサイズが違いすぎて、恐怖心が消えないようです。趣味の書道も半紙が大きく見えすぎて、文字が大きくなり手につきません。
先生が大きく見えることは良いことじゃないですか、と前向きにおっしゃって下さっていることはありがたいですが、今はまだ、もう片方の目の手術をためらっています。こんな気持ちの整理もつかないまま、手術を受けられないと嘆いています。

今は一日中、拡大鏡を通して見ているような世界ですが、本当に慣れてくるのでしょうか?眼内レンズを入れないで、水晶体の濁りだけを取る手術もあるのですか?話が飛んでしまって、申し訳ありません。


眼内レンズの度数の選択も含めて手術は完璧ですが、術後の左右のバランスが悪すぎるのでしょうね。手術をしていない眼の見え方を基準に考えてしまいますので、2割増し状態は変化しないでしょう。手術をしていない眼が見えている限り、この状態は決して改善しません。受け入れてください。

もう一方の眼も、出来るだけ早く白内障手術を受け、両眼とも同じように大きく見えるようにすべきです。両目とも大きく見えるようになれば、元の大きさを忘れて、それが普通になります。

まずは手術の準備として、手術をした眼だけを使って日常生活を送れるように訓練すべきです。十分お若いですので、必ず慣れてきます。慣れそうな兆しが少しでもあれば早急に手術を申し込みましょう。

水晶体の濁りだけを取る手術というのは、昔はそれが普通で、水晶体という濁ったレンズを取ってしまいますので、術後は強度遠視になり、強い凸レンズの眼鏡が必要です。眼鏡がなければ世の中100%ピンボケで、掛ければ凄く大きく見えます。水晶体を取らずに濁りを取る方法はないのです。

但し一つだけ方法が無くはないです。現在の人工水晶体の代わりに、元の濁った水晶体と同じ同数の人工水晶体を入れるのです。入れ替える手術ができるかもしれません。見え方は、元通り強度近視です。反対の眼と同じです。10センチの距離にピントが合います。しかし、普通こんな眼科的に非常識な手術はしません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-02-25 13:11 | 白内障

大きく見える


母のことで相談です。白内障の手術後、物が2割増に大きく見えるようになりました。先生に訴えても、信じてもらえず、心療内科を受診するように言われました。すべての物が大きく見えるため、怖くて、買い物や料理も出来なくなりました。インターネットや本などで、同じような症状の人がいるか調べてみましたが、いないため不安になっています。母は緑内障もあります。これも関係しているのでしょうか?


両目の手術か片目の手術か、単に大きいのが怖いのか左右で大きさが違って怖いのか、術前は近視だったのか遠視だったのか、等が分かりませんので的確な答は出せないと思いますが・・

もしかして手術の前は、近視が強く眼鏡を手放せない状態ではありませんでしたか。本来、人工水晶体は僅かに大きく見えるものです。さらに、強い近視の眼鏡をかけて生活していた人が、白内障の手術をして人工水晶体を入れ裸眼の状態になると、強い近視の眼鏡を通して小さく見えていた世界が、裸眼で普通の大きさに見え、すごく大きくなったと感じるでしょう

或いは逆に遠視が強かったという事はありませんか。強い遠視でも術後大きく見えるという説を聞いたことがあります。

普通は、「なるほど、手術をしたらこんなに大きく見えるんだなあ」と感じ、それを受け入れます。ところが何かの理由でそれが出来なかったのではないでしょうか。

大きく見えるという訴えに対して、眼科医も含めて周りの人が不安を煽るようなことを言っていませんか。例えば「それはおかしい。そんなことはあり得ない。何か別の病気になったのではないか。手術の失敗ではないか」のような無責任なことを言っていませんか。それによって余計に不安が増幅されたのかもしれませんよ。

白内障の手術は、カメラの修理と同じで単純なもので、濁ったレンズを取り換えるだけなのです。見える大きさが変わったとしたら、取り換えたレンズの焦点距離が変わったことぐらいしか原因がないのです。見たいもの、例えば1メートルぐらいの距離にピントが合うように移植する眼内レンズの焦点距離を決定するのですが、単純な1枚のレンズですので、マクロレンズとか望遠レンズとかの複雑な要素は持ち合わせていません。ピントを合わせたときに大きく見えているなら、それを受け入れるしか方法がないのです。大きく見えないように、ピントの合っていない人工水晶体を入れて、その上から強度近視の眼鏡をかけるような事はしたくないでしょう。

余談ですが、物が逆さまに見えるゴーグルをかけ続けるという実験をした人があります。世の中が完全に逆さまに見える状態です。最初は気持ち悪かったのですが、数日で慣れて、歩いたりテレビを見たり新聞を読んだりが何の問題も無く出来るようになったそうです。それに比べたら、大きく見えることは遙かに慣れやすいと思います。大きく見えたって良いじゃないですか。いやむしろ、大きく見える方が良いと思いませんか。前向きに考えましょうよ。

緑内障は無関係です。術前に近視も遠視もなかったとしたら・・・不思議ですね。でも、慣れるように心がけましょう。そういうものですから。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-02-23 14:33 | 白内障

レーザーが違うのです


大学病院で右原発性閉塞隅角症との診断ですが、白内障も無く手術も考えるが、とりあえずレーザー虹採光凝固術で穴を開けました。
しかし穴は数か月で塞がってしまいました。

大学病院は「レーザーは後々、後遺症が出る可能性があり、そうなると角膜移植しか無くなるし、白内障手術をする時に難しい手術になるから一度しかできない。なので目薬で眼圧が押さえきれなくなるか、急性緑内障発作が起きたら手術します。」と言われました。
大学病院を紹介してくれた先生は最初は「このまま引き伸ばしても何も良い事はないから白内障手術すべきだ」と言っておられましたが大学病院の判断を聞き、「最後に頼るのは大学病院だから大学病院がそういうなら怒らせないよう従え」と。

それから1年以上、急性発作を待つような状態で、高眼圧時に痛みも自覚も無いタイプなので毎日不安で鬱鬱と暮らし引き籠ってるような状態でした。

ところが先日別の個人医に行きましたら「結構な狭隅角だが白内障も無いのでもう一度レーザーを勧めます。レーザーの後遺症なんて20~30年前の話。今のレーザーはそんなことは無いし、もしもまた塞がれば再度打てます。もちろん左も同じなので両目とも」と。

今回の受診で私はレーザーは全く頭に無く、白内障手術しか考えてなかったので全く真逆のレーザー論でびっくりしてどっちがホントなのか混乱してます。

この先生は専門医だし質問にも全て詳しく答えてくれて信頼はできそうですが。もしもホントなら発作の不安で思い悩んでる私には最善なのですが。河野先生はどう思われますか?


昔のレーザーで虹彩に穴をあける手術を行うと、一か所に集中してレーザーを当てるために、角膜への影響が大きく、場合によって角膜内皮細胞が減少し水泡性角膜症を起こすことがあります。今では別のレーザーを使うようになり、おそらく大丈夫だと思います。手術を受けようとする病院で、じっくり相談して決めればいいと思います。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2015-10-07 15:50 | 緑内障

白内障術後の酷い眩しさ

Q(短く編集しています)
母の事で相談があるのですが、白内障の手術後経過もうすぐ2年が経過しようとしているのに手術後に生じた特にひどい症状である頭重と眼のまぶしさといったものが一向に良くなりません。白内障の手術をする数年前頃からは両目0.7程度で、手術後は両目とも1.5程度、左目に乱視があります。

細隙灯顕微鏡、屈折検査、矯正視力の検査精密眼圧検査、静的量的視野検査、眼底三次元画像解析検査等の検査をしても正常で問題が無いと手術した眼科、地元の眼科等に診断されました。ある眼科ではデータでは正常であるが症状が出るという事は何らかの問題があるから症状が出ると診断されまして自律神経失調症の可能性があるとされました。

またこの症状は白内障の手術の翌日から確実に生じているものなので、白内障の手術が原因でなっているという事が間違いないと思っています。また、仮にこれらの症状が手術後の心因性等によって生じているものであるなら手術が終わってから2年近くが経過しようとしているのに一向も症状が改善しないのはおかしいです。

現在では買い物に行くのも困難になってしまいました。遮光眼鏡と帽子をしてもまぶしいと言っています。大学病院で脳のMRIを受けましたが異常が見られませんでした。15年くらい前に原因不明の全身が痛くなるような症状(線維筋痛症)に似たような症状がおきた時、どこの病院にいっても原因が分からず、最終的に診療科を紹介され、体重が減少してきて食欲が無くなり寝れなくなってしまった為にドグマチールとソラナックスを処方されました。その時薬を服用し症状は少しずつ落ち着き現在まで服用しています。

現在の症状を調べていると、レーシックの手術を行って何らかの後遺症が残ったという方と良く似た症状があるようで、症状の情報を見ていて太陽が眩しすぎる、過矯正、光りの刺激に脳が付いてゆけずに気持ち悪くなる、頭が痛くなる、重くなる、目がすっきりしない等とても良く似ている症状が出ています。白内障は手術をすれば基本的に数ヶ月で良くなっていく、後は後発白内障と呼ばれるものくらいで他に眩しい、後遺症といった症状も徐々に治まるといったものが多いので、2年近くが経過しようとしていても一向に変わらず、むしろ手術前より体の状態が悪くなり非常に困っています。手術をした眼科にもデータが正常な為、何処にも原因がない為、もうほかにする事がないという様な事を言われている為、行く事も難しくなっています。

また、原因が不明な為に心因性なものとされる部分が非常にあり、現に不安薬(ドグマチール、ソラナックス)を服用している為にそこから来ているとされてしまう部分があります。しかし心因性が直接の原因であるならば、手術後に2年近く時間が経過しても全く良くならないのもおかしいと思います。

これは今までの経過から私が勝手に考えた事なのですが、母は白内障手術を受けた事によって眼の視力が急激に変化した為に脳内に入る情報が手術前の状態より多くなりその変化に脳の方が上手く対応しきれず(加齢や糖尿病等が回復を阻害している?為)結果 、過矯正に似ているような症状が起き、視神経等の何処かが異常な興奮作用に似た刺激により、視床下部と繋がって自律神経等のバランスが崩れたのではないかと思ってはいるのですが・・。こうした症状は元々の視力から急に視力が上がる過矯正等の状態の人が起こりやすいようで、視力の変化が大きく、見えすぎる事で頭が痛くなったり色んな症状が起きるとされているようです。通常ならば、脳が段々その環境に慣れて対応してゆく?事もあるようですが、2年経過しても症状が落ち着かないので、一体どうすればこういった症状を抑えることが出来るのでしょうか?またデータ上では視力1.5程度では過矯正では無いと考える事も多いそうなのですが、もし過矯正といった状態が仮におきているとした場合、過矯正によって起きている症状を落ち着かせたり改善する方法はあるのでしょうか?

現在は家の中の蛍光灯の明かりも眩しく、光を見ると頭が重くなってきて歩けなくなるといった状態が続いている為、夕方等の眩しさが減る時間が少しだけ楽だと言っています。テレビのフラッシュ等もキツイようで、光の眩しさが刺激になって症状を引き起こしているような所がある為、遮光眼鏡と帽子を着用して何とか少し対応していますが、やはり厳しい状態が続いています。こうした状態を改善する方法はあるのでしょうか?また、他に考えられる病気などはあるのでしょうか?お忙しい所、長文となってしまい本当に申し訳ございませんが、2年近くまともに歩く事も出来なくなってしまった母を見てなんとか出来ないかどうか色々探している中、ご相談の方をさせて頂きました。宜しくお願い致します。


完璧な目に完璧な手術です。完璧でない目に、それゆえ完璧な手術をしても完璧でない術後状態を多く診ている者からすると、何とも複雑な心境になります。

白内障の手術というのは、濁った水晶体をきれいな人工水晶体に取り替える手術です。ですから、濁りによる「かすみ」が無くなり、鮮明に見えます。濁りによる「自覚の無い茶色い着色」が無くなり、青白く輝くかのように見えます。眩しくて当然です。また、人工水晶体の度数を調節することで、今までとは違う屈折状態、つまり、遠視の人を近視にしたり、強い近視を正視にしたり出来ます。若いころの見え方に戻るわけではなく、全く違う見え方になるのです。

手術に対する期待が大きすぎると、予想に反した見え方に戸惑う事もあるでしょう。その見え方を受け入れられず、何か別の病気が起こったための症状に違いないと思い込む人があっても不思議ではありません。手術前に、前もって体験してもらうことも出来ません。仕方の無いことなのです。

>原因不明の全身が痛くなるような症状(線維筋痛症)に似たような症状がおきた時、どこの病院にいっても原因が分からず、最終的に診療科を紹介され、体重が減少してきて食欲が無くなり寝れなくなってしまった為にドグマチールとソラナックスを処方されました。

おそらくこれが、白内障手術で見える世界が全く変わってしまったことをきっかけに、部分的にぶり返したのではないでしょうか。

>しかし心因性が直接の原因であるならば、手術後に2年近く時間が経過しても全く良くならないのもおかしいと思います。

心因性なら短期間で改善するという根拠は何でしょう。気長に付き合っていくべきものではないでしょうか。

レーシックと白内障手術は全く別物で、同じ症状が出るとしてもメカニズムは同じではありません。また、過矯正が見えすぎるということではありません。もし裸眼視力1.5が過矯正だというのならば、市販のゆるい老眼鏡、+1.0Dぐらいのものをかけて日常生活をすれば、それは改善するはずです。遠くは少し見えにくくなりますが、1メートルぐらいは見やすくなります。簡単に出来ますので試す価値はあるでしょう。どんなメガネをかけても目に悪影響はありませんのでご安心を。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2014-10-05 16:30 | 白内障

強度近視で白内障と緑内障


20年前に網膜剥離になりかかり光レーザー手術を両目ともしています。生まれながらひどい近視だったみたいです。学生までは裸眼で0.2あったと思います。もともと右目が視力が出にくく、コンタクトをしても0.5ぐらいだったと思います。左目はコンタクトで1.0でした。ただ、メガネでは左目は0.6ぐらいで右目は0.3でした。いつも遠くは左目で見て、読書などは右目で見ていました。

10年前にメガネ店で、両目の視力の差がありすぎるので、右目は左目のレンズに重さを合わせる程度にしておきましょうということになり、ずっとそういう感じでやってきました。あるとき気が付いたときにはもう右目で読書することさえもできないほど視力が落ちていました。

3~4年前に異常に見えにくくなり眼科へ行ったところ「この目は将来的に見えなくなります。ただ、光がなくなるということはないです。うらむなら、親をうらみなさい。」と言われ、その場で号泣してしまいました。それ以来、こわくて眼科へ行ってませんでした。

しかしあまりの左右の視力の違いに疲れ果て、最近思いきって違う眼科へいったところ「白内障になっています。手術をしてコンタクトをすれば今よりずっと良く見えます」と言われました。

それで気になってまた以前に行った眼科で診てもらったところ「白内障にかかっています。手術をしてもそれほど視力は出ないけど、明るくはなります。一度、視野検査もしてみましょう。」ということになり、別の日に視野検査をしたところ、両目とも緑内障になっていると言われました。「視神経の真ん中がやられている。こういう超ど近視の人は70歳をすぎたらほとんどみ見えなくなるんだよね。気の毒だけどそうならないように願っているけどね。」と言われソフティアという点眼液とメツクール錠500ug0.5㎎を処方してもらいました。1か月後にまた行くことになっています。白内障のことも言われましたが、その病院では手術をするとかという話はありませんでした。

いま私はどうすればいいか迷っています。最初に行ったところ(そこでは、見えるようになると言われたので希望を持っています)で「緑内障になっていると別の病院で言われたので再度診てもらえますか?」と聞いて白内障手術をそこでしてもらうか、それとも処方していただいたところでその後の経過をずっと診てもらうようにしたらよいのか、、、それとも大きな病院でもう一度これまでのことを話をして再検査してもらった方が良いのか、、、


今のままでは、徐々に悪くなるのを待つだけです。「見えなくなるのは仕方が無い」と暗示をかけて積極的な治療を放棄し、意味の無い薬を処方するだけのところは止めて、別の眼科を受診してください。

強度近視と緑内障があって手術は難しいかもしれません。でも、もし白内障の手術が出来れば、コンタクトではなく人工水晶体を入れることで強度の近視は解消します。眼底検査では緑内障は判らず、視野検査ではじめて緑内障と言われたのなら、もしかしたら緑内障ではないかもしれません。白内障手術で緑内障の状況が変わる場合もあります。とにかく別の眼科を受診すべきでしょう。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2014-07-09 15:35 | 白内障

網膜光凝固後の痛み


網膜剥離でレーザー治療をしました。一ヶ月くらいで痛みが落ち着きましたが、最近、また、レーザー治療した部分に痛みが出てきました。あまり動くと痛みが出てきたりするのでしょうか?物を凝視するとクラクラしたりします。眼科での眼底検査では異常はないとのことです。よろしくお願い申し上げます。


そんなに長期間痛みが続くものでしょうか?以前にも書きましたが、網膜自体に痛覚はなく痛くないはずなのです。が、しかし、実際に痛みを訴える方はいらっしゃるわけで、何か原因があるはずです。

網膜光凝固というのは、光を当てるというよりも、レーザー光線で網膜に「お灸」をすえると思ってください。あるいは「スポット溶接」の喩が適切でしょうか。レーザー光線で熱を加えて、網膜を焼いて接着するのです。眼球の壁が薄いところでは、熱が眼球の外の神経まで届いて、そこで痛みが発生するのでしょう。また、痛みの感じ方も人それぞれで、精神的な要因も関与していると考えられます。痛み止めや消炎剤を使いながら改善するのを待つしかないでしょう。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2014-06-30 15:50 | 網膜・脈絡膜

網膜光凝固


レーザー手術について教えてください。

眼圧を風で測る機械が苦手で大抵おでこを浮かしてしまいます。麻酔をしてゴールドマンの眼圧はなんの抵抗もなく取れますので、目に何かが触れること自体が怖いという体質ではありません。

このような私でも網膜裂孔になったらレーザー手術出来るでしょうか?気になっている点は、斜視なので視点が自分の意思で固定しにくい、またレーザーがどのようなものかわかりませんが、風が当たるのが苦手でも大丈夫なのかという点です。宜しくお願いします


ゴールドマンの眼圧計、別名アプラネーションが出来るということですので、レーザー手術も問題ないと思います。

レーザー手術(網膜光凝固)をするときには、コンタクトレンズを眼に乗せて行います。コンタクトレンズと言っても視力矯正用ではなく、眼底を見やすくするレンズと周辺を見やすくする鏡の入った大きめのレンズです。麻酔の点眼をして医師がそれを手で持ちながら手術をします。目は動かしにくくなりますが、逆に言えば、不意に動いてしまうことが少なくなり、安心感があります。また、網膜には痛覚がありませんので、レーザー光線自体も痛くないはずです。僅かに痛かったという人もあるにはあります。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2014-06-24 07:47 | 眼科検査

義眼のこと


先日は右目の高眼圧のことで丁寧な回答をいただきありがとうございました。担当医師は視力もないのだし摘出したほうが楽になると以前から言ってくれているのですが、私の気持ちが固まらず今に至っています。

重ねて質問なのですが、
①もしも今のまま眼圧がさがらない場合や目薬をさし続けた場合は痛みが続く以外にどのような事になるのでしょうか?
②義眼についてですが、デメリットはありますか?
③今は黒目が大きく、黒目の輪郭がぼやけていて、眼球もすこし飛び出た感じで黒目が輪郭に寄っていて、左目を動かしてもついて動かないのですが義眼にしたら今とどう変わるのでしょうか?
④将来的に破壊された視神経を再生する治療が出る可能性はないですか?


1.特に何も起こらないとは思いますが、角膜の機能が落ちているのは確かでしょうから、感染を起こしやすくなっているでしょう。感染は眼球だけでとどまるとは限りません。また、点眼薬の副作用も心配です。ものすごくありますので調べてみてください。

2.何も無いでしょう。メンテナンスの必要性ぐらいでしょうか。

3.一寸見ただけでは本物と区別がつかないものもあります。動く義眼もありますが、手続きや費用の面で難しいかもしれません。調べてみてください。

4.視神経以外の眼球に全く異常がない場合に限っての視神経の再生は、100年後に可能かもしれません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2014-05-27 12:18 | その他の疾患

高眼圧が続く


幼い頃緑内障で片目を手術しましたが、発見が遅く、失明しました。それ以後も眼圧は高く、高眼圧症の目薬をさし続けています。

目薬でも眼圧は下がらず片目は常にコロコロ異物感があり、時には反対の目も開けられないほどで、点滴や飲み薬の治療も受けました。担当医師には義眼を勧められましたが、自分の目は残したいと考えています。何か眼圧を下げる方法が他にないのでしょうか?


持続する高眼圧によって水泡性角膜症が起こっていると考えられます。異物感は眼圧のせいではなく角膜の状態によるものでしょう。

実際の眼の状態を知りませんので的外れかもしれませんが、治療用コンタクトレンズを使うことは出来ないでしょうか。眼圧を下げるわけではありませんが、角膜を保護することで痛みがましになるかもしれません。

眼圧を下げる残された方法としては、まず濾過手術でしょう。ただし、以前の手術がどのようなものだったかによって、手術方法は限られてくると思います。最近ではチューブシャントという方法も行われるようになり、手術の既往のある目でも可能かもしれません。

別の手術としては、目の中で水を作っている毛様体という部位を、レーザーや電気や液体窒素で焼いて、水を作らせないようにする方法もあります。しかし、眼圧が下がりすぎて眼球癆という状態になる可能性もあります。

以上のような事は主治医なら当然考えているでしょうし、それが不可能であるから眼球摘出を勧めるのではないでしょうか。目を残したいと考えるのも分かります。しかしその目は、見えなくなっても尚、痛みの元となり、あなた自身を苦しめ続けているのではありませんか。大前提を変更してみるのも一つの方法ですよ。主治医とよくご相談ください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2014-05-21 17:56 | 緑内障