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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
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タグ:オートレフ ( 7 ) タグの人気記事

測定時にどの距離にピントが合っているか


オートレフ測定検査時に眼科やメガネ店で測定すると、測定値がバラバラになります。両眼共裸眼視力0.3から0.4で近視に弱い乱視があり、メガネ度数両眼共-1.00(矯正視力両眼1.0)、コンタクト度数両眼共-1.00(矯正視力1.0から1.2)です。

オートレフ測定値左目は度数と同じ値が出ますが、右目測定値は乱視が-0.5から-0.75の値は一定していますが、近視の値が-0.00から-1.25と差が大きくがあります。4/9日の日曜に5軒メガネ店で測定して貰いましたが、2軒だけ、メガネ度数と同じ値が出ましたが、他3軒は、近視度数が-0.00から-0.50と計測されました。

実際に-0.50の度数では見ないです。 最終的には両眼共-1.00の結果になります。度数があっているので不安は解消されますが、オートレフでなんで右目だけ測定値が安定しないのかが不安です。右目はケガをした事などはありません。

小学6年の時に眼科で詳しく検査がしたいと言われボヤットする目薬を点眼されてオートレフで測定された後から恐怖になったのが今までも鮮明に覚えており、眼科やメガネ店でオートレフで測定されるのが恐怖感があります。オートレフで測定する時に今、使用している度数がしっかり測定されるには、僕自身の測定中は、どのようにしていれば良いですか?

オートレフでしっかり測定されない事が不安です。長文ですいませんがお願いします。


なぜ「今、使用している度数がしっかり測定される」必要があるのでしょうか。別に度数が少々違ってもいいんじゃないでしょうか。メガネとかコンタクトで良く見えて快適であれば何も問題ありません。オートレフのことなんか忘れてください。参考にしかならない測定器のデータは無視して構いません。5軒のメガネ店を「はしご」する様な馬鹿なことは今後慎んでください。

人間の目の屈折度数は常に変化しているのです。その変化する度数の一瞬を切り取って数値にするのがオートレフの役割です。別の言い方をすれば、測定時にどの距離にピントが合っているかを測るのがオートレフです。例えば、0.00と測定されたときは遠くにピントが合っていた時、-1.0と測定されたときは1メートルの距離にピントが合っていた時です。

オートレフを覗いたときに、遠くを連想させるような風景が見えます。また、遠くにピントを合わせるように仕向けるためのレンズも仕込まれています。測定眼が最大限遠くを見た時の度数を調べるための心理的作戦です。それでも人間は近くを見てしまいがちになり、近視が強く測定されてしまうのです。近視がなくても測定時に50センチの距離にピントを合わせていたら、-2.0ジオプターの近視と判定されてしまうのです。ちなみに自分(院長)自身は、+1.0ジオプターの遠視なのですが、+1.0から-5.0ぐらいまでオートレフの測定値を自在に変化させることが、以前は出来ました。

右眼の測定値が-0.00から-1.25の件ですが、上の理由から近視の一番緩いデータを採用するべきなのです。とすると、右眼は近視がないという事になりますが、乱視がありますので、乱視の代わりに近視のレンズを使用している状態だと思ってください。こう書くと、また心配の種が現れたように感じるかもしれませんが、はじめに書きましたように、快適であればそれで良いのです。乱視をきっちり合わせる必要はありません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-04-15 16:00 | 眼科検査

オートレフの度数の意味


コンタクトを作りに眼科に行った時に、気球を見る機械?で計った近視度数が右-9D、左-7Dでした。ただ、いつも使っているコンタクトの度数は右-6.5D、左-5.25Dで1.2見えます。

医師に聞いてみると、機械で計っただけだからね、コンタクトの度数できちんと視力が出ているから大丈夫だよと言われ、度数の違いについてはあまりはっきりとした回答をいただけませんでした。このようにズレが生じることはよくあることですか?

6.5も9も強い近視であることは理解していますが、今まで、自分の近視は強度近視の入り口くらい?と勝手に思っていた部分があったので、ちょっとショックで…。また、こんなに強い近視でも、将来目の病気にならない可能性はあるんでしょうか。失明するんじゃないかという不安に押し潰されそうになっています。


気球を見る機械はオートレフラクトメーター、通称オートレフです。目の屈折度数を測定します。近視や遠視や乱視を計ります。できるだけ遠くを見た状態で計らなければ近視が強く測定されてしまいます。遠くにある気球を見るというイメージを持つことで、それを防いでいます。

オートレフの測定値は「この度数よりも強い度数の近視ではない」という意味を持っています。-9Dと出たならば、それより強くないという事しか判らないのです。本当は-8かもしれませんし-7かもしれません。

また、オートレフの-9Dが正確な度数だったとしても、それは目から12ミリ離れたレンズの度数であって、角膜に乗っているコンタクトに換算すると-8.12Dになるのです。その目にできる範囲で緩い度数を入れたら、-6.5が最適だったというだけです。

「こんなに強い近視」でもありませんし「不安に押し潰されそうにな」るなんてことは普通は考えられませんよ。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-03-19 12:34 | 眼科検査

メガネが必要かどうか


4年生の子供のことです。二年生のときに近視であることがわかりました。自宅で、目の運動を日課にしているためか、視力の低下は、抑えられていて、先日、眼科で測定したところ、右0.7、左0.5でした。矯正では、両眼とも1.2でした。途中で、レンズ交換とかはしてなかったので、自覚的屈折度数は、調べていないと思います。ただ、オートレフでの屈折度数が-3.75と進んていて、目を細める癖も出ているために、メガネを勧められています。「いきなり、度数の強いメガネは、きつく感じるので、かけられないから、今から慣らした方が・・・」と眼科の先生は仰いました。

ただ、オートレフの検査で、一緒に眼圧も測れるのか、空気が出てくるのが恐怖のようで、測定時には、機械を前に、ものすごく緊張して固まっています。検査員の人とは別に、2人がかりで抑えて、やっとのことで測定している様子です。それで、ちゃんと測れるものかなと疑問に思います。家では、本を読んでいて、1mm角もないふりがなも、45センチくらい離して読めるようです。

視力も、家で3メートル、両目で測定すると、午前中で1.2、良いときは1.5見えています。寝る前だと、ゆっくり見てですが、日によって0.6~1.0まで見えています。

学校でも、最後列からノートも取れているし、参観の日も、細かい文字も、目を細めずに注意して、それでも難なく写し取っていました。本人は、別段、困っていないのです。学校の測定では、ほとんどB測定で、たまにCが入ります。

子供は、困ってもいないし、メガネは、わずらわしいと思っているようです。ちなみに、眼科でワックをしますが、最初の数回は、見事に効果がありましたが、その後は、全く効果なしです。

今、メガネをかける時期を遅らせると、後々、必要になったときに、いきなり度数の強いメガネで苦しむことになるでしょうか?


途中でレンズ交換しない矯正視力測定ですか。視力がどれだけ出るかを計るだけならそれでいいのですが、近視の程度を調べるのなら不十分です。ですからオートレフで-3.75といっても正しいかどうかわかりません。例えば-2.5ジオプターで視力1.2出るかもしれませんよ。

現在困っていないのなら、急ぐ必要は無いと思います。仮にもう少し近視が強くなってから、緩い度数の眼鏡を開始した場合、次の眼鏡に変更するまでの期間が短くなるとは思いますが、その程度の問題だけでしょう。例えば、今眼鏡を作ったら1年もつものが、半年後に眼鏡を作ったら半年しかもたない、というようなことです。

小学生に空気の出る眼圧計で毎回計るのですか?理由は聞かれましたか?眼圧が高いのですか?視神経に変化が起こっているのですか?ノンコンについては、このブログの左の帯の下の方の[検索]というところで「ノンコン」を検索してみてください。当方のノンコンに対する考えが見られます。「「空気の出る機械が怖いので眼科には行きたくない」と子供が言います」と言ってみるのも一つの方法です。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-01-20 16:27 | コンタクト・めがね

オートレフの異常値


以前、乱視様に見える症状 というご相談にお答えいただきました。その節は大変ありがとうございました。

あれからも2ヵ月毎に眼科で定期的に検査を受けています。しかしながら、やはり乱視様の見え方も気になり、また職場の定期健康診断も近づいているので、本日またメガネ店にいき、見え方の状況を説明した上でオートレフ値を計りました。しかし機械で測定したところ異常な値が出たといわれ、前回からの値変化としてはありえないとも言われました。

見え方はメインの画像がくっきりみえて、右側にうすく残像が下半円形にぶれて見えるような感じです。近視の度数を上げてもブレは変わらず、乱視矯正をくわえても少しましになる程度です。

以前は左が-12ジオプター、右が-14ジオプターくらいだったのが、右-20くらいだと言われ 眼科で視力が出るかどうかを相談し、またきてほしいといわれました。コンピューター診断で値が異常とか、値が出ないというようなことがあるのでしょうか。しかし、やはりここまで来てしまったかという感じで、半分諦めもあります。

定期検診を受けている眼科では ここ半年は眼圧と眼底、検査視力検査はしていますが、今後メガネを購入するにはどうしたらよいのか、定期検診の際に自分からどのように説明したらよいのか、精神的に非常に不安定になってしまい思い悩んでいます。


屈折度数を測定するためにオートレフという機械を使用しますが、それを使わなければ度数は判らないと思っていませんか。実は、強い乱視が無い場合、自分の眼の屈折度数を測定することは簡単なことなのです。

遠視がなく無限遠までピントが合う目は0ジオプターです。1メートルまでピントの合う眼はマイナス1ジオプターです。50センチなら-2ジオプター、20センチなら-5ジオプター、10センチなら-10ジオプターです。

ここまで書けば察しの良い方ならもうお分かりでしょう。何らかの方法で何センチまでピントが合うか測定し、100をその値で割ればよいのです。距離が近いほど誤差が出やすいので注意してください。例えば、8センチ5ミリまでピントが合ったとしますと、
100÷8.5=11.7647・・ 
つまり約12ジオプターの近視だということなのです。

裸眼で見える距離に変化が無いのであれば、近視が急に進行したとは考えられません。機械のエラーだと思います。所詮、機械は機械。眼科医のようには考えてくれません。その機械に頼っている眼鏡店も然りです。ですから眼鏡を作成する時は、必ず眼科で処方してもらいましょう。眼の状態を知らずして眼鏡の処方は出来ません。ただし眼鏡店のオートレフで異常値が出たことは必ず眼科医に伝えましょう。

当院のオートレフは、球面度数は-25~+22ジオプター、乱視度数は±10ジオプターまで測定できます。相当きつい屈折度数でも正しく測定します。しかし稀に有りえない数値を出します。それはどんな時かと言うと、若い方の白内障で水晶体の後ろの壁が濁っている場合なのです。オートレフの測定光が網膜まで届かず、水晶体の後ろの壁で反射してそれを測定するためと考えています。

もう一度眼科受診して、今までの経過や症状を説明し、白内障になっていないか調べてもらった方が良さそうですね。乱視のような症状が白内障によるものなら説明がつきますし、オートレフの異常値もそうです。もし白内障があれば話は簡単です。白内障手術で近視を緩めることが可能です。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2013-06-04 15:48 | 眼科検査

片目の視力低下


小学校入学前の検診で視力を測定したところ、左目のみ『B』判定を受けました。(右目はAです) この年齢で、測定が正しくできているのかな?と感じています。

このような患者が受診する場合、どのような検査が行われますか?それは機械の数値等で客観的にわかるものでしょうか?治療はどのようにするのでしょうか?

ご多忙中たいへん恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。


1.0が見えたらAで、0.7が見えたらBですね。でも、幼稚園では集団で測定しますので、よく見えるのにB判定のことがたまにあります。また、片目を測定するときに反対の目を強く押さえていて悪く出ることもあります。

では、本当にB判定で十分な裸眼視力でなかった場合に何を考えるかというと、まず軽い近視、強い遠視、強い乱視です。角膜の病気、水晶体の病気、網膜の病気、視神経の病気も確認しなければなりません。どれにもあてはまらない場合は、弱視を疑い原因を探します。斜視による弱視の場合もありますし、稀に脳の病気が見つかる場合もあります。

視力低下の疑いのある場合の最初の検査は、もちろん視力検査です。機械(オートレフ)は使いますが、参考にしかなりません。数値で表されていると確定診断のような気がしますが、それは錯覚です。例えば「マイナス1.0ジオプターの近視です」と器械が判断した場合は、「それより強い近視ではない」ということしか言えません。遠視のことさえあります。より正確に屈折状態を確認するために、調節麻痺剤の点眼を使用する場合もあります。

視力検査以外には、目の位置や動きの検査、眼球の前から眼底までの検査などをやって、総合的に判断して方針を決めます。ですから何があるか解りませんので治療方法までは説明困難です。完全放置(異常なし)、完全放置(単なる近視)、経過観察、メガネ処方、訓練、点眼、内服、手術など、どれが必要か診てみないとわかりません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2011-11-05 14:11 | 視力・斜視

オートレフ測定値の意味


以前、眼科でオートレフ(目薬なし)検査をした結果、
 S +0.5 C -1.25  (左右とも)
でした。 テストレンズでの検査は、「乱視の矯正のみのほうが、一番矯正視力がでている(矯正視力1.5)」ということでしたが、「仕事でデスクワークが多い」というお話をしますと、「少しだけ遠視の度数も入れときましょうか」ということで、この処方箋で、メガネを作成しました。 
 S +0.25  C -0.75 (左右とも)(矯正視力1.2)

見え方としては、乱視だけの方が、クリアに明るく見えるのですが、それが却ってどぎつく感じ、遠視度数を入れた方がマイルドに見え、かつ遠いところも裸眼に比べてはっきり見えます。また、メガネをかけ始めてからは、それまであった肩こりや夕方以降の目のかすみもなくなり、快適です。

 ところが、数ヵ月後、別のメガネ店で検査したところ、オートレフの結果では「軽度の遠視がありますね」ということでしたが、テストレンズでの検査の結果、「右目は、近視のレンズの方が見やすいようですね」と言われました(データーは見ていません)。

わずか数カ月の間に、遠視が近視に変わることはあるのでしょうか。
あるとすれば、それは遠視度数を入れたことが原因になりうるんでしょうか。
    
裸眼視力は、二十代前半までは2.0で、三十代前半から0.7~0.9に落ち、ここ数年は、0.4~0.7(測るたびに変動する)です。 また、「近視度数の方がいい」と言われたメガネ店に行ったのは、夜で、その日は裸眼でデスクワークを一日中続けていました。ここ1年くらい、パソコン作業を続けた状態から遠くに視線を移すと、ピントが合わない状態がしばらく続きます。


弱い乱視は無視していいのですが、ある程度の強さならば矯正しないと全ての距離にピントが合いません。乱視の矯正をした上で、今度はピントの合う距離を近視や遠視のレンズを使って矯正します。そうやって「快適な」メガネを作ります。現在のメガネが快適ならばそれで完璧です。その眼鏡屋さんの言う事は無視してください。

>わずか数カ月の間に、遠視が近視に変わることはあるのでしょうか。あるとすれば、それは遠視度数を入れたことが原因になりうるんでしょうか。

本当の遠視が数ヶ月で本当の近視になることはありません。しかし、オートレフの測定値ならば1秒で変える事が出来ます。私自身、あなたの年齢のときに、+1.0Dの遠視の測定値が出た直後、-5.0Dの測定値を出す事だってできましたよ。

実はオートレフという器械は、測定の瞬間、目がどれくらいの距離にピントを合わせているのかを測る機械なのです。オートレフを覗いたら「小さな気球」などの目標物が見えますね。遠くにあることがイメージできるものです。測定中はそれの距離が変わったように見えます。近くから遠くに持っていくことで、出来る限り遠くにピントを持って行き、そこで測定しようとしているのです。ですから、その気球の動きを無視して、20センチ先にピントを合わせた状態で測定したら、-5.0Dの近視として測定されてしまうのです。

近くから1メートル先までピントのあう-1.0Dの近視の人が、50センチ先にピントを合わせて測定すると-2.0Dの近視とされますが、2メートル先にピントを合わせることは不可能なので、-0.5Dの軽い近視にはならないのです。

別の言い方をすれば、オートレフの測定値は必ず近視が強く出るのです。測定値より強い近視ではありえないのです。軽い近視として測定された場合は、軽い近視か、正視か、遠視です。軽い遠視と測定されたら強い遠視かもしれませんが、近視であるということは決して無いのです。

仕事やゲームで近くを見続けることによって、遠くが一時的に見難くなることは当然あります。それを調節緊張あるいは仮性近視といいます。その時に測定したら近視の状態ですが、目を休めれば元に戻ります。また、仮性近視は近視の原因にはなりません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2011-10-24 16:44 | 視力・斜視

オートレフのデータと近視の程度

(原文のまま)
去年末くらいから目の疲れを感じ、眼科、コンタクトレンズショップ、めがね店へいきました。そのたびにオートレフ検査をしましたが、測るたびに近視度数が上がっているようです。最初(去年末)はオートレフ検査で右ー4.5くらいでしたがその後ー5そして先日はかるとー5.25にまでなってました。そのことを先方にいったのですが、コンピューターなので多少前後するから気にしなくていいです。それより実際の視力のほうが大事だから・・みたいなかんじでした。確かに裸眼視力はかわってないようで、右0.04左0.06です。オートレフ検査で左に近視だけが進んでる感じで左は去年からあまり変わってません。また今の私の近視はどの程度のものになるのでしょう。視力回復する方法はありますか。アドバイスおねがいします。


いろんな意味で、ものすごく難しい問題です。
年齢、仕事等がわからないのですし、実際に診察していませんので、適切な答は期待しないでください。

「去年末くらいから目の疲れを感じ」
ということですが、「目の疲れ」という症状は千差万別。人によってまるで違う症状を「目の疲れ」「疲れ目」などと表現します。でも、眼科、コンタクトレンズショップ、めがね店へ行ったということから、見えにくく感じたことは間違いないと思いますので、そういう前提で説明します。

まず、オートレフによる検査です。オートレフは便利な器械で、目の屈折状態をあっという間に測定してくれます。器械を覗いてスイッチを押すだけで、近視、遠視、乱視や角膜のカーブまで測定できたりします。医療機関以外でも測定していたりしますが、検査の意味、測定データの意味を知らない人間が扱うと、とんでもない誤解を招いたりします。おまけに、「知らない」人間の多くが「よく知っている」と思い込んでいるので手に負えません。

-4.5、-5.0、-5.25と別の施設で測定したデータが変化したとしても、同じ器械で測定したわけではありませんので、近視が進行したとは言い切れません。

「コンピューターなので多少前後するから気にしなくていいです。それより実際の視力のほうが大事だから・・」というのも大間違いです。多少前後するのではなく、近視が強いように測定されるのです。実際には、その測定値より弱い近視であるということです。実は3回とも同じ強さの近視だったかもしれません。-4.5の近視がー5.25と測定されることはありますが、-5.5の近視がー5.25と測定されることは無いのです。なぜそうなるのかというと、「コンピュータなので正確にその瞬間を記録するから」です。近視も遠視も乱視も無い正視の人を測定したとき、0ジオプターというデータが出ます。しかしそれは遠く(無限遠)を見たときの理想的な状態の場合です。実際に器械の中を覗いていると、例えば1メートル先を見ている状態で測定されてしまったりします。そうすると、-1.0ジオプターと測定され、1メートル先までしかピントの合わない軽い近視という判定結果になってしまいます。逆に、50センチ先までしかピントの合わない近視の人が、1メートル先までピントの合う状態を作ることは出来ません。だから近視が弱く測定されることは無いのです。オートレフは測定時の状態を正確に測定してくれますが、正確な判定はしてくれません。正確な判定は眼科医か視能訓練士でないと無理だと思います。

検査結果についての説明もできないのに「気にしなくていい」検査をするのは何故??

ちなみに、私、河野は左右ともプラス0.75ジオプターの遠視がありますが、オートレフで意図的に-5.0ジオプターぐらいの測定結果を出すことが出来ました。何年か前の話ですが。

つづく

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2006-08-22 12:07 | 視力・斜視