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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
by kounoganka
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カラコンを使っていたら


アカントアメーバについてです。

ソフトコンタクトを使って1ヶ月してカラコンを買い3ヶ月前位からカラコンを使い始めました。

このカラコンを使いはじめて、そこまでの痛みではないのですが、少し目に違和感を感じ充血が少しあります。そして先日、あさ起きたら目に白いのがついていました。アカントアメーバなんですかね?


普通のソフトレンズでも手入れが不適切なら、アメーバや細菌やカビが繁殖し感染することがあります。カラコンの場合は更に色素による影響も考えられ、違和感や充血はそのせいかもしれません。

それがアメーバかどうかは、診てみないとわからないでしょう。眼科を受診してください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2013-06-26 12:16 | コンタクト・めがね

一点を見ていると


以前から何点か考えてしまう事があります。

一点を見ていると(柱など)視界がブルブル小刻みに震えてきます。何をすると絶対なると言う事は無いのですが、寝起きによくなります。

あと、ボーと見ていると小雨がバーと降っている様に見えます。本当に悩んでしまいます。

もともと網膜裂孔があり、両目レーザー手術をしています。網膜も薄いと言われています。先月も眼底検査してきました。

先生お忙しい所申し訳ございませんが教えて下さい。よろしくお願い致します。


その表現が正確にこちらに伝わったかどうかわかりませんが、「よくあること」だと思いますよ。「一点を見つめていると・・・」をご参照ください。似たようなことだと思います。

定期的に眼科受診しており、そこで何も言われないのなら、悩むのは馬鹿げています。それでも心配なら再診時に直接聞いてください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2013-06-26 12:12 | 何かが見える

白目の色素沈着


白目部分に2mmほどの焦げ茶色の色素沈着があり、悩んでいるため、レーザー治療を受けたいと考えております。それにあたって、いくつかご質問させて頂きます。

1.幼少の時からあるものがレーザー治療不適応と聞いたのですが、本当でしょうか。

2.高校生なのですが、保護者同伴でなければならないのでしょうか。同意書を自宅に持ち帰り、保護者のサインを貰って、貴院に持っていき治療を受けるというのは可能でしょうか。

3.治療にかかる費用は、おおよそおいくら程でしょうか。

4.次の日に学校でも大丈夫でしょうか。治療後はしばらく充血すると聞いたのですが。

以上、お願い致します。


申し訳ありません。当院ではそのような治療はやっておりませんので全くわかりません。また、その状態でそんな治療をする必要性を全く感じません。

悩みは人それぞれですから完全否定はしませんが、自分が気にするほど他人は気にしていません。白目に出来たほくろだと思うのですが、他のものである可能性も否定できませんので、手術は関係無しに普通の眼科を一度受診することをお勧めします。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2013-06-26 10:20 | 角膜・結膜

授乳中の緑内障点眼


こんにちは。三ヶ月の赤ちゃんがいる授乳婦です。二ヶ月前に眼圧が高いと言われ、ミケランLA点眼液2%とタプロス点眼液0.0015%を1ヶ月前から使用しています。

しかし、点眼液の製薬会社のホームページを見ると、両点眼液とも授乳婦には使用を避けることと書いていました。もう1ヶ月ほど使用し、赤ちゃんに移行していないか心配です。何か問題はあるのでしょうか?

眼科医も薬剤師も使用していいと言ってたのに、ショックでした。このまま使い続けてよいのでしょうか?赤ちゃんへ授乳は辞めるべきか迷っています。


ミケランLA
妊婦、産婦、授乳婦等への投与

1. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]

2. 授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、投与する場合は授乳を避けさせること。[動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている。]

小児等への投与

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。(ミケラン点眼液1%・ 2%を食事摂取不良等体調不良の状態の患児に投与した症例で低血糖が報告されている。低血糖症状があらわれた場合には、経口摂取可能な状態では角砂糖、あめ等の糖分の摂取、意識障害、痙攣を伴う場合には、ブドウ糖の静注等を行い、十分に経過観察すること。)


先天性緑内障などでミケランを直接点眼した小児が、食事摂取不良等体調不良の状態にあったとき、たまたま低血糖が起こったのではないでしょうか。母親が点眼してそれが血中に移行し、母乳に移行し、乳児が飲んでしまう場合は、その何百分の一しか乳児の血中に届きません。食事摂取不良等体調不良の状態だったら、いつ低血糖を起こしてもおかしくないでしょう。点眼をしたから低血糖を起こしたと訴えれば、それが無関係だということが証明されなければ、副作用の一つとして記載されてしまいます。

タプロス
妊婦、産婦、授乳婦等への投与

1. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。なお、動物実験では妊娠ラットに静脈内投与した場合、30μg/kg/日(臨床用量※の2000倍)では催奇形性及び着床後胚死亡率の増加がみられ、10μg/kg/日(臨床用量※の約670倍)では胎児の発育に対する影響(胎児体重の低値及び胸骨未骨化)が認められた。妊娠ウサギに静脈内投与した場合、0.1μg/kg/日(臨床用量※の約6.7倍)では流産、着床後死亡率の増加、黄体数・着床数の減少等が観察され、0.03μg/kg/日(臨床用量※の2倍)では催奇形性が認められた。妊娠・授乳ラットに静脈内投与した場合、1μg/kg/日(臨床用量※の約67倍)では母動物の哺育不良及び出生児の4日生存率の低値が認められた。また、摘出ラット子宮を用いた実験では、臨床用量※点眼投与時の推定血漿中濃度(30pg/mL未満)の約3.3倍、タンパク結合率にて換算した推定血漿中非結合型薬物濃度(0.24pg/mL未満)の約420倍で、子宮収縮への作用が認められている。]

※本剤0.0015%を60kgの患者の両眼に1回1滴(30μL)を点眼投与したときの投与量(0.015μg/kg/日)

2. 授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。[動物実験(ラット:点眼投与)で乳汁中への移行が報告されている。]

小児等への投与

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。


臨床用量※の約67倍を静脈内投与ということは、一瓶で両目1日1回点眼で30日分とすると、その67倍だから67日分。つまり2瓶以上の点眼液を1日で静脈注射するということです。投与量は67倍ですが静脈注射ですので、点眼の場合の数百倍(?)の血中濃度になります。それによって「母動物の哺育不良及び出生児の4日生存率の低値」つまり母乳の出が悪くなって新生児の死亡率が上がったということです。

これを読んでどう感じますか。多くの医師は安全な薬だと感じます。行政も製薬会社も安全な薬だとわかっているはずです。でも言えないのです。安全だと言い切った場合、もし万が一何かあったら、薬が原因ではないと証明できなければ責任を負うことになるからなのです。ですから現場で判断するしかないのです。つまらない添付文書に不安を覚えていたら、現場の正しい判断の恩恵を受け損ねますよ。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2013-06-18 09:32 | くすり

強度近視と白内障手術


「両目が強度近視の場合の片目だけの白内障手術による不同視」についてです。現在のメガネの矯正:右マイナス14ジオプター、左マイナス12ジオプター 。眼科の先生いわく、左は5段階で2程度、右は5段階で3程度の白内障進行状況とのこと。左目は、いまだ矯正で1.2の視力が出ています。問題の右目は、かろうじて0.8の矯正視力です。

来年の春先には右の手術を、と思っていましたが、メガネでの矯正となると、弱い近視を残した度数とした場合、左がマイナス12ジオプターもあるので、物の大きさが異なる不同視は避けられず、対象物が両眼視できないのでは、という不安があります。

選択肢としていくつかあると思いますが、両眼とも強度近視者が片目だけ手術する場合のタイミングの考え方や片方だけの手術のメリット、デメリット等をご教示いただければありがたいです。

選択肢1
 症状の進んでいる右目だけ先に手術し、左にあわせてなるべく強い近視(マイナス5から6くらい)を残す。メガネで矯正可能か?それでも左との差は5ジオプター分くらい残ってしまうのでやはりメガネは無理?。そうなると、いずれ手術する左も強い近視を残さないとバランスがとれない。

選択肢2
 症状の進んでいる右目だけ先に手術し、弱めの近視で眼内レンズを設定する。コンタクトで矯正?

選択肢3
 右目の症状が進むのをまって、両方同時に手術する。同時ならば仕事と生活のスタイルに併せて度数の設定が可能?(同時に手術する不安。左の自覚症状がそれほどでもない状態で手術することへの不安。左が進む間に、右がさらに進んでほとんど見えなくなってしまうのでは、という不安。)

みえる対象物の大きさが異なってしまう不同視は、私の場合は、もはや、いかんともしがたいもののような気がします。考え出すときりがないことは、充分に分かっているのですが、なにとぞアドバイスをお願い申し上げます。


どの選択も「あり」でしょう。それぞれの人が、生活や仕事とのかかわりを考えて決めることでしょう。

当方が考える「まず重視すべきこと」は、十年後二十年後の将来、コンタクトを入れられず眼鏡が手元に無い状況でも、日常生活が快適に送れるかということです。そのためには術後の度数が重要で、軽い近視であれば特に不自由なく大丈夫なのではないかと思います。具体的には、マイナス1から2ジオプター、つまり1メートルから50センチにピントが合うということです。裸眼でテレビも新聞も見え、遠近両用眼鏡があれば運転も細かい作業も問題ありません。ということで選択肢1は却下です。

視力が良くても、5分の2程度の白内障があるのなら手術は可能です。問題はその間隔ですね。右の手術を申し込む時期に左も見難い様なら、問題なく両眼ほぼ同時期手術が可能で、手術直後に眼鏡を作成すれば、不便な期間も最短ですみます。

最近の白内障手術は、傷も小さく術後の度数の変化も小さいため、早期の眼鏡作成でも問題を起こすことは少ないと思います。聞いた話ですが、両眼同時白内障手術を受け、前もって度数を計算して作成しておいた眼鏡をかけ、翌日から仕事をした眼科医がいるそうです。

よく見える左に未練がある場合、右のみ手術になるかもしれません。術後は左のコンタクトによる矯正が必要でしょう。右の手術を受けるまでに、左のコンタクトを練習しておきましょう。どうしてもそれが不便な場合は、左の手術を急いでもらってください。

手術まで時間がありますので、よく考えよく相談しながら決めてください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2013-06-13 11:41 | 白内障

近視性の視神経乳頭の変化


近視性の網脈絡膜萎縮について質問させていただいた者です。ご丁寧なお返事ありがとうございました。

本日診察にいきました所、先生の指摘の通り、近視性の視神経乳頭の変化ということでした。視野検査も異常なく、緑内障ではないとのことでしたので、安心いたしました。私の聞き間違えで、勝手に近視性の網脈絡膜萎縮と認識していました。

ここで、再度質問させてください。

1.近視性の視神経乳頭の変化と、緑内障による視神経乳頭凹拡大の違いは、これらの検査で確実に判断がつくのでしょうか?経過を観察しなければ確実な判断はつかないのでしょうか?今回の病院では、今後、一年に一回くらい検診にくればいいとのことでした。

2.近視性の視神経乳頭の変化でも、視野の欠損が発生し、症状が進行することはあるんでしょうか?

本来なら、かかりつけの医師に質問すればいいのでしょうが、かなり、高圧的な先生でして、質問できずにいました。お忙しい中、誠意を持って、対応なさっている姿勢に深く感謝いたします。本当に、ありがとうございます。


1.ほぼ確実に判断できると思いますが、医療を含め何事にも絶対ということは無いと考えてください。そのための1年に1回です。

2.近視性の視神経乳頭の変化というのは、近視が強いために視神経の眼球への付着部が曲げられた状態で起こります。その結果、視神経の循環不全が起こり視野欠損が発生することは考えられます。普通は進行しないものですが、近視が進行している状態なら、変化することもあるのではないでしょうか。

「高圧的」に見えても、質問には理解できるまで答えてくれる医師もいます。再診するうちに変わってくるかもしれませんよ。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2013-06-08 17:30 | 緑内障

網膜中心静脈閉塞症


網膜中心静脈閉塞症と診断されました。眼底出血がどんどんひどくなり、目の前に黒いカーテンがかかったように見え、5月に入って視力が0.1に落ちてしまいました。

ステロイドの注射をしましたが効果がなく、アバスチンを注射しました。翌日の検査では、むくみはとれていましたが、視力が変わりません。目の外側の静脈がつまりかけていて、非常に危険な状態だと言われています。

1週間たって視力が向上しないようなら、これ以上悪くならないように、レーザー治療をすると言われました。また、つまりかけた血管を通すために、昨日から「ワーファリン」という血をさらさらにする薬を飲み始めました。

お聞きしたいのは、
①視力回復のために、効果的な治療方法
②レーザー治療をしてしまうと、今後、視力が回復する可能性がなくなってしまうのか。
③つまりかけた血管を通す方法はないのか。(心臓等ならステントを入れることができると思うのですが、同様の措置はできないのか。)
④血管がつまると失明や眼底が大出血する危険があると言われましたが、大出血するとどうなるのか。
⑤数年たてば、眼底の出血が吸収されて消えてしまうと聞きましたが、出血がひけば、たとえ、視力はもどらないとしても、視界が黒い状態になるのは解消されるのか。

お忙しい中、恐縮ですが、至急ご回答をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。


ステロイドの注射をし、アバスチンの注射をし、ワーファリンを処方し、レーザー治療も可能な眼科にかかっているようですので、現在の治療が視力回復のための最も効果的な治療だと考えましょう。今の治療にどうしても不安があるなら、信頼できる別の病院を受診するしか方法は無いでしょう。

「これ以上悪くならないように、レーザー治療をする」ということは、「良くなることがあっても悪くなることがないようにする」という意味ですので、回復の可能性が無くなるわけではないのですよ。

ステントのようなものは残念ながらありません。病気の成り立ちが違いますし、はるかにミクロの世界です。

大出血によって血管新生緑内障という厄介な病気になる可能性があります。何としてもこれは阻止しなければなりません。

病気というものは多くの方が思っているほど単純なものではありません。この病気にはこの治療というように、決まっているわけではないのです。この治療をしたらこうなると決まっているわけでもないのです。「なるようにしかならない」と腹をくくるのも見識かと思います。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2013-06-07 16:40 | 網膜・脈絡膜

「過矯正による仮性近視」?


小学生から近視が進み、メガネでは両目とも-10程度の強度近視です。乱視はない、もしくはあってもごく弱い程度です。

以前より掛かり付けの眼科(コンタクトレンズ専門医)で、定期検査・コンタクト(ソフト)処方を受けていました。ハードコンタクトの方が眼への負担が低いと聞きかじり、こちらの医師に伺ったところ、目にさえ合っていればソフトコンタクトでも何ら問題はなく、ハードに変える利点はないとのご説明でした。ちなみに、ここ6年くらいは、視力度数の進行はありませんでした。

他の先生の意見も伺いたく、今回他の病院(コンタクトレンズ専門医)を受診したところ、ハードコンタクトへの変更を進められ、さらに検査後、次のようなコメントをいただきました。
「網膜の状態にしては、視力が出にくい。過矯正による仮性近視ではないか。こちらで処方するなら、もう少し低い度で処方する。」
当日は、初診ということもあり、散瞳しての眼底検査、強度近視のため眼軸測定、OCTと処々の検査をしました。

しかし、後日コンタクト処方に伺うと、ハードコンタクトレンズで、実際には現在より若干強い度数での処方、ということになりました。

お伺いしたいのは次の3点です。
① 「過矯正による仮性近視」というものがあるのですか。昔と違い、仮性近視というものは、ないものだと思っていましたが。
② 「網膜の状態にしては、視力が出にくい」原因としては、上記の仮性近視以外、何か病的なものがあるのでしょうか。当日検査後、医師からは病的なものがあるとの指摘はありませんでした。
③ ソフトからハードに変えると、処方度数が変わることはあるのでしょうか。
お忙しいところ申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。


「過矯正による仮性近視」というのは、過矯正の近視の眼鏡やコンタクトを使用中には、普通に起こっている状態です。遠くを見る時には、毛様筋が収縮していない状態が普通なのに、ある程度収縮させなければ遠くにピントが合いません。軽い遠視の人は裸眼で常に起こっていることです。毛様筋が余分に働いて疲れやすくなることも考えられますので、普通は、過矯正にならないよう注意して処方します。

「過矯正による仮性近視」にはもう一つ別の意味合いがあり、上記の状態が裸眼の時でも継続していることを言う場合もあります。つまり、本来の近視の度数より強い近視の状態になることです。毛様筋の緊張ですので、いつかそのうちに回復します。

従って、いずれの「過矯正による仮性近視」も、視力が出にくい原因にはなり得ません。原因を探すために、普通の初診ではやらないような、散瞳しての眼底検査、強度近視のため眼軸測定、OCTなどの大層な検査をしたが、結局原因はわからず、誤って仮性近視だと判断したのでしょう。にもかかわらず、処方されたレンズは弱い度数になっていないのですが、そのことについての説明は無いのでしょうか。

「網膜の状態にしては、視力が出にくい」原因はいくらでも考えられます。視覚の伝達経路全てが原因となりうるのです。角膜も水晶体も硝子体も視神経も脳も疑わしいと言うことなのです。さらにそれに加えて心因性のものや弱視も考えられますので、究明するのは不可能に近いかもしれません。

ソフトレンズは角膜のカーブに沿って曲がりますので、眼に入れた時の度数はレンズ自体の度数が反映されます。一方ハードレンズは硬いレンズですので、レンズと角膜の間に溜まる涙もレンズとして作用します。角膜のカーブに比べてコンタクト内面のカーブが平坦だと、凹レンズ状に涙が溜まり、それも凹レンズとして働きますので、コンタクトの度数は緩くてすみます。逆に、角膜のカーブに比べてコンタクトの内面のカーブがきつい場合は、凸レンズ状に涙が溜まりレンズの働きをしますので、それを打ち消すために強い度数のコンタクトレンズが必要になります。ただし、このようなことが起こったとしても、必ずしも処方が間違っているとはいえません。

ところで「コンタクトレンズ専門医」というのは眼科専門医のことでしょうか。それなら良いのですが、「コンタクトレンズ店併設の眼科の医師」でしたら、そもそも目的が違いますので、普通の眼科を受診することをお勧めします。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2013-06-07 12:16 | 視力・斜視

蒸しタオル


飛蚊症があります。目のトレーニング本に掲載されています目を寄せたり回したりする運動を行っているのですが、飛蚊症がある場合、このように目を動かして目の運動を行ったりしますと、網膜が刺激されたりするなどして、網膜剥離に罹りやすくなったりする可能性はあるのでしょうか?

視神経が陥凹拡大していて緑内障の疑いがあります。時々電子レンジで温めた蒸しタオルを目の上にのせて目を休めているのですが、目を温めますと、目のピントがしっかりするなど、眼精疲労にはとても良いみたいなのでずっと続けているのですが、緑内障の人がそれを行うと眼圧が上がるので注意が必要とインターネットに載っていたのが気になったのですが、蒸しタオルを目の上にのせると眼圧は本当に上がるのでしょうか?


飛蚊症がある場合と言いましても、色んな状況がありますからねえ。網膜剥離になりかけている状態なら、それが早く発生する事も在り得るかもしれません。

蒸しタオルの件は聞いたことがありません。「視神経が陥凹拡大していて緑内障の疑いがある」ということは現在異常なしということです。もしその状態で蒸しタオルで短時間眼圧が上がったとしても、何の影響も無いと思います。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2013-06-04 16:08 | 緑内障

オートレフの異常値


以前、乱視様に見える症状 というご相談にお答えいただきました。その節は大変ありがとうございました。

あれからも2ヵ月毎に眼科で定期的に検査を受けています。しかしながら、やはり乱視様の見え方も気になり、また職場の定期健康診断も近づいているので、本日またメガネ店にいき、見え方の状況を説明した上でオートレフ値を計りました。しかし機械で測定したところ異常な値が出たといわれ、前回からの値変化としてはありえないとも言われました。

見え方はメインの画像がくっきりみえて、右側にうすく残像が下半円形にぶれて見えるような感じです。近視の度数を上げてもブレは変わらず、乱視矯正をくわえても少しましになる程度です。

以前は左が-12ジオプター、右が-14ジオプターくらいだったのが、右-20くらいだと言われ 眼科で視力が出るかどうかを相談し、またきてほしいといわれました。コンピューター診断で値が異常とか、値が出ないというようなことがあるのでしょうか。しかし、やはりここまで来てしまったかという感じで、半分諦めもあります。

定期検診を受けている眼科では ここ半年は眼圧と眼底、検査視力検査はしていますが、今後メガネを購入するにはどうしたらよいのか、定期検診の際に自分からどのように説明したらよいのか、精神的に非常に不安定になってしまい思い悩んでいます。


屈折度数を測定するためにオートレフという機械を使用しますが、それを使わなければ度数は判らないと思っていませんか。実は、強い乱視が無い場合、自分の眼の屈折度数を測定することは簡単なことなのです。

遠視がなく無限遠までピントが合う目は0ジオプターです。1メートルまでピントの合う眼はマイナス1ジオプターです。50センチなら-2ジオプター、20センチなら-5ジオプター、10センチなら-10ジオプターです。

ここまで書けば察しの良い方ならもうお分かりでしょう。何らかの方法で何センチまでピントが合うか測定し、100をその値で割ればよいのです。距離が近いほど誤差が出やすいので注意してください。例えば、8センチ5ミリまでピントが合ったとしますと、
100÷8.5=11.7647・・ 
つまり約12ジオプターの近視だということなのです。

裸眼で見える距離に変化が無いのであれば、近視が急に進行したとは考えられません。機械のエラーだと思います。所詮、機械は機械。眼科医のようには考えてくれません。その機械に頼っている眼鏡店も然りです。ですから眼鏡を作成する時は、必ず眼科で処方してもらいましょう。眼の状態を知らずして眼鏡の処方は出来ません。ただし眼鏡店のオートレフで異常値が出たことは必ず眼科医に伝えましょう。

当院のオートレフは、球面度数は-25~+22ジオプター、乱視度数は±10ジオプターまで測定できます。相当きつい屈折度数でも正しく測定します。しかし稀に有りえない数値を出します。それはどんな時かと言うと、若い方の白内障で水晶体の後ろの壁が濁っている場合なのです。オートレフの測定光が網膜まで届かず、水晶体の後ろの壁で反射してそれを測定するためと考えています。

もう一度眼科受診して、今までの経過や症状を説明し、白内障になっていないか調べてもらった方が良さそうですね。乱視のような症状が白内障によるものなら説明がつきますし、オートレフの異常値もそうです。もし白内障があれば話は簡単です。白内障手術で近視を緩めることが可能です。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2013-06-04 15:48 | 眼科検査