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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
by kounoganka
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最新のOCTで要注意?


膠原病でステロイドを服用しているため(一日5mg)年に一度眼科受診しています。

最近引っ越したので新しい病院に行ってみました。そこで、デモ中のOCTで検査してもらったのですが神経線維層の12分割の表示が一部赤の要注意に表示されました。とても心配になったので他の病院でOCTをしてもらいましたが異常なし。要注意の表示もありませんでした。

撮影者によって結果が違う事があるのでしょうか。調べたところ、初めの病院の方は12分割と4分割。あとの病院は4分割の表示で、はじめの病院のほうが最新みたいです。12分割の方が細かく診断できますよね? 二日後に違う病院に行って結果が違ったのでとても心配しています。 

眼圧は19 20でした。6年前から甲状腺機能亢進症の治療もしていて、隔日でメルカゾール1錠を飲んでいます。それで眼圧が高くなることもありますか? よろしくお願いいたします。


最新のOCTでないと見つからないような微細な変化は無視しても良いとは思いますが、見つかってしまったものは仕方がない。そちらの病院の指示通りやってみてはいかがですか。経過観察のみだとは思いますが。

特に記載が無いところから察すると、肉眼的には、視神経乳頭の異常も神経線維層欠損も認められないということだと思いますので、1年ぐらい放置しても何も起こらないと思います。

眼圧が20は正常範囲です。また、メルカゾールには眼圧を上げるような副作用はありません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2012-05-28 15:32 | 緑内障

調節性内斜視の検査と治療


8歳の子供についてです。先日、学校のプール前検診にて「内斜位の疑い」とのことで受診したところ、調整麻痺剤を使っての検査で

裸眼視力、両目とも1.2
右 遠視 +4.5ジオプター
左 遠視 +5.0ジオプター

で、眼鏡を作るよう言われました。内斜視とは言われませんでした。

去年も4月に受診したのですが、遠視が認められるが治療の必要なしとの診断でした(調整麻痺剤を使っての検査はしていません)。その後の視力検査でもA判定だったため、今回まで何もしていません。

眼鏡でピントを合わせる事により、遠視が治る事もあると期待したのですが、眼鏡は「その方が、本人が楽だから」との理由のようです。中程度の遠視であること、理解しております。

また、眼鏡用精査として、強い目薬(アトロピンだと思います)を事前に5日間、点眼し、精査後、二週間ほど、後遺症があるとも聞きました。授業等に支障があるため、夏休みを予定しています。

いくつかご意見を頂きたく、お願い致します。

・8歳という年齢であると、眼鏡をかけても遠視が治る可能性はやはり低いのでしょうか。
・可能性がない場合、裸眼視力が1.2あって、もやはり眼鏡は必要でしょうか。
・その場合、アトロピンを用いての精査はやはり必要でしょうか。

よろしくお願いいたします。


調節性内斜視ですね。強い遠視があることで起こります。ぜひ眼鏡を作ってあげて下さい。

遠視というのは、眼球の奥行きが短い状態で起こります。ただし赤ちゃんの目はみんな遠視で、成長とともに徐々に大きくなり遠視は緩くなります。ただし、行き過ぎて近視になる人も多いです。

遠視も近視もない人間の目は、毛様筋がリラックスした状態で遠くに、毛様筋が収縮した状態で近くにピントが合います。近くのものを見るとき、毛様筋を収縮させピントを合わせる(「調節」といいます)と同時に、内直筋(目玉を内側に寄せる筋肉)が収縮して両目で近くのものが見えるよう(「輻輳」といいます)になります。

遠視の場合は、近くを見るときだけでなく遠くを見るときにさえ毛様筋を余計に収縮させなければならず、その結果、内直筋も余計に収縮してしまって内斜視の状態になります。これが調節性内斜視です。

完全にリラックスして遠くを見た状態から、どこまで近くにピントを合わせることが出来るかを数値で表したものを「調節力」といいます。調節力は年齢でほぼ決まっており、遠視近視は関係ありません。調節力は年々衰えて近くにピントが合わなくなってきます。これを「老眼」といいます。調節力が「10」の少年は遠くから10センチまでピントが合い、調節力が「2」の老眼初期の中年は遠くから50センチまでピントが合います。

8歳なら調節力は12ぐらいでしょうか。100÷12=8.33・・と計算して、遠視も近視もない場合は遠くから8センチまでピントを合わせることが出来ます。ところが5ジオプターの遠視があると、見える距離の範囲が5ジオプター分だけ目から離れて行きます。100÷(12-5)=14.28・・となり、遠くから14センチまでピントが合う計算になります。ただし無限遠より5ジオプター分だけ遠くが見えますが、それは世の中に存在しない距離なのです。5メートル先にはピントが合いますので、裸眼視力は良好です。

14センチから向こうが見えれば問題ないと思われるかもしれませんが、調節力が5を切ったら、つまり30才台で世の中すべてがピンボケになってしまいます。また、輻輳が5ジオプター分余計に働きますので、遠くを見ていても近くを見るように寄り目になります。寄り目になったら片目でしか見えません。また、5ジオプター分余計に毛様筋が働きますので、非常に疲れやすくなします。集中できなくなったり、落ち着きが無くなり、成績や対人関係にも影響します。

>・8歳という年齢であると、眼鏡をかけても遠視が治る可能性はやはり低いのでしょうか。
>・可能性がない場合、裸眼視力が1.2あっても、やはり眼鏡は必要でしょうか。

遠視を治す治療はしませんし、治せません。しかし体が成長する間に遠視は少し軽くなります。また眼鏡が必要な理由は上記の通りです。

>・その場合、アトロピンを用いての精査はやはり必要でしょうか。

眼科学の教科書にはそのように書かれていますし、眼科の勉強会でもそうすべきだと聞いています。正確な眼鏡を合わせるためには、アトロピンのような強い調節麻痺剤を使って正確な屈折度数を確認してその通りに作るべきでしょう。しかしお子さんの場合、裸眼視力は十分ですし、内斜視も常に現れているわけでは無さそうですので、弱い調節麻痺剤での検査を元に、本人が快適にかけられる度数を決定することで十分ではないかと思います。ですから、場合によっては処方する眼鏡が+4.5ジオプターより緩くなる可能性もあります。

例えばアトロピンで+6.0ジオプターのデータが出て、その度数の眼鏡を作ったら、近くがよく見えるのに遠くが見えにくい状態になる可能性があります。遠視の場合、たいてい調節緊張が合併しているからなのです。調節緊張は、自分自身で遠視を矯正しようとする反応で起こるものです。弱い調節麻痺剤で除去出来ない調節緊張(この場合、6-4.5で1.5ジオプターです)は、アトロピンで取り除いても点眼を中止すれば再び発生する可能性があります。それが発生している状態の目に対して、調節緊張を完全に取り除いた度数の眼鏡は、プラスの度数が強すぎるのです。ただし、我慢して眼鏡を常用することで、調節緊張は徐々に軽快し、遠くが見えるようになってきます。

つまり必ずしも遠視の完全矯正は必要ないということです。裸眼視力が良くて遠視の眼鏡をかけていない子供(つまり学校検診でひっかからないほとんどの子供)は、正視という訳ではありません。眼科に行かないから判らない、或いは、調節麻痺剤で検査しないから判らないのですが、実はほとんどが軽い遠視なのです。軽い遠視に眼鏡は必要ありません。強い遠視の子供に、少し緩めの遠視の眼鏡を処方して、軽い遠視の状態にすることに何の問題もないのです。ただし、内斜視が眼鏡によって消失することの確認は必要ですし、眼鏡に慣れてくると、遠視が進んだわけでもないのに遠視度数を上げる必要が出てくる場合もあります。アトロピンを使用した場合にはこういうことは少ないと思います。

アトロピン点眼時の見え方ですが、強い遠視のお子さんには少々酷ですでね。調節麻痺させるということは近くにピントを合わなくさせること、完全な老眼の状態を作ることなのです。正視の老眼は遠方が見えますが、遠視の老眼は100%ピンボケです。その状態で処方した眼鏡をかけると遠くは見えますので、眼鏡を嫌がることなく、かけることの習慣づけにはなると思います。点眼開始から眼鏡の完成までの辛抱です。ただし、さらに近くが見にくいことは点眼の効果が切れるまで続きます。

もしどうしてもアトロピンによる検査を受けたくないのであれば、もう一度お子さんを連れて再診し、「点眼開始から2週間以上も見えにくいのは可哀想で危険なので、その検査をせずに眼鏡の処方は出来ないのでしょうか?それから、なるべく早く眼鏡を使いたいので、夏休みを待たずに処方をお願いしたい」と提案してみてはどうでしょう。きっとその通りにしてくれると思いますよ。「それではだめです」と言われたら、従ってみるのも悪くはないと思いますが。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2012-05-19 14:22 | 視力・斜視

不可解な2種の光


・小5で0.1の近視になり、今は「ど近眼」
・飛蚊症(無色)は一面といってよいほど多め(昔より確実に多い)
・2種の光が表れる回数が増えた
今回お教えいただきたいのは、この2種の光のことなんです

●光1
眼を動かしたりしなくても現れる。発生率は1分に10個以下くらい。大きさ1cm以下。場所は複数。数秒表れたのち、反転して黒くなります(その後また光り、また黒くなることも。)その後数秒で消えます。

1つの光(と影)が現れている時間は、合計で10秒程度ありますので、どちらの眼でそれがみえているのか、手で隠して確認いたしますが、どうやら、「どちらか片方の目だけで見ている」ようなのです。

よくある閃輝暗点などですと、両目で同じ光をみますが、そうではなく片方なので、眼の中の問題かと思っております。ちなみに、白い壁などには反転した黒い影がちゃんと見えるので確認もしやすくなっております。

●光2
大きさ2mm以下。現れる時間は一瞬。昼間眼を開けていてもわかるほどの鋭い光の点。これが1日2個程度見えるのです(以前よりは増えました)

以上、2種の光が気になって、眼底検査を受けたら、「今現在は、問題無し」とのことでした。しかしそれ以上のご説明が無く、今後おかしくなるのだろうか(?)と、心配が残りました。眼に問題がなくても、このような光が毎日毎日現れることはあるのですか?何かの前触れだとしたら何でしょう??


難しい問題です。ですから答はありません。

「光が見える」「何かが見える」と訴える方は多いです。多くの場合異常を見つけられませんが、眼科では「なぜそのような症状が起こるのか」を、推測でもいいので説明してもらいたいものですね。ただし、聞く側も十分に勉強しておかないと理解できませんので、普通は「異常なし」になってしまいます。

どちらの光も、目に対して場所が移動しないもののようですので、網膜の神経細胞が異常興奮したための症状かと思われます。一箇所の細胞が異常興奮して電気信号を脳に送ると、脳は網膜のその部分が光を受けたと判断します。

網膜には、視細胞、双極細胞、水平細胞、アマクリン細胞、神経節細胞の5種類の神経細胞が存在します。

光刺激は視細胞で電気信号に変換され、その信号(情報)は双極細胞と水平細胞に伝達されます。水平細胞は広い範囲の視細胞からの信号に対して抑制的に制御しています。

双極細胞はアマクリン細胞や神経節細胞と連絡しており、神経節細胞の軸策が視神経として大脳の視覚中枢に連絡しています。

光1はある程度の大きさがあり、残像がありますので水平細胞レベルのものかなと想像するのですが、これがどういう意味を持つかは、正直言いましてさっぱりわかりません。

>眼に問題がなくても、このような光が毎日毎日現れることはあるのですか?

あるでしょう。しかし原因があるために症状が出るのですから、目に問題が無いわけではないのです。必ず何か原因があります。ただしその問題(原因)が不明な上に、明らかな異常所見も見られないので、(現在対処すべき)問題無しなのです。もちろん、さらに詳しい検査(電気的な検査や遺伝子レベルの検査など)をすると、原因が見つかるかもしれませんが、それを見つけるための機材も知識も経験も一般の開業医は持ち合わせていません。どうしても心配ならば、大学病院などさらに詳しい検査の出来る病院を紹介してもらってはいかがでしょうか。(そこまでする意義があるかどうかは別です)

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2012-05-11 09:29 | 何かが見える

散瞳検査で眼圧上昇が心配


かなり強い近視の為、定期的に瞳孔を開く検査をしてもらっています。散瞳検査の点眼薬は、眼圧を上げることもあるという事を最近知りました。なので、この検査をした後は眼圧を測ると聞いたのですが、今まで一度も検査終了後に眼圧測定をした事がありません。

散瞳検査は目に害はないと先生がおっしゃっていたので安心していたのですが、眼圧が上がれば緑内障の心配もありますよね? このところ1か月に1度程度この検査を受けているのですが、こんなに頻繁に受けていても問題ないのでしょうか? 散瞳検査は、なるべくなら受けない方が良いのでしょうか?

また病院によって散瞳検査のやり方が違ったのですが、(1つは、瞳孔を開く目薬はとても染みるタイプのもので、検査の方法は先生がライトで患者の目を照らし虫眼鏡のようなもので覗くというもので、もう1つは目薬は全く染みず、検査の方法は患者の目にレンズ?を入れて先生が顕微鏡で見るというもの)
どちらの方がより詳細に分かるなどあるのでしょうか?個人的には2番目のやり方は少々痛みがあったのですが、細かく診てもらっているような感じを受けました。どちらの方法とも、眼圧はやはり上がってしまうのでしょうか?


「散瞳検査は目に害はないと先生がおっしゃっていた」のに心配なのですか。その説明は、その目を診察した結果、100%大丈夫と確信して発せられた言葉です。散瞳によって眼圧が上昇する心配の無い目なのです。回数にも特に制限はありませんので、必要なだけ受けてください。仮性近視で治療中の方は、同じものを毎日点眼しています。

散瞳が危険な人というのは、角膜周辺部の裏にある隅角というところの狭い人です。散瞳することによって隅角はさらに狭くなり、隅角を通って目の中の水が外へ出て行くのを邪魔します。その結果、目の中に水がたまって目は硬く、つまり眼圧が上がるわけです。少々眼圧が上がっても短時間ですので何の問題もありませんが、稀に隅角が閉じてしまう場合があり、その場合は急いで処置をする必要があります。ただしこれは眼圧を測らなくてもわかります。

普通は散瞳検査のあとで眼圧を測ったりしません。測るのは10人に一人程度でしょうか。眼圧上昇の心配のある人だけです。「この検査をした後は全員眼圧を測る」という方針の眼科医もいるでしょうが、必要の無い検査はしないのが正しいと思います。

散瞳したあとの眼底検査の方法ですが、もちろん面倒な方法のほうが詳細に調べられます。その分、値段は高くなります。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2012-05-01 10:58 | 緑内障