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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
by kounoganka
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繰り返す角膜の傷とステロイド(続)


「繰り返す角膜の傷とステロイド」の事で、相談させていただいた者です。丁寧に回答していただき、有難うございました。

昨日、また眼科を受診しました。「引き続き、薬を使って下さい」と言われ使っています。まだ、ほんの少し傷が残っているそうです。昨日の眼圧は、右目が10、左眼(治療中の眼)が14でした。一年前に受けた、人間ドックでの眼圧検査では、両目とも10程度でした。この程度の眼圧の上昇は、心配ないのでしょうか…

パソコンなど、眼を使う事で悪化しているような気がするのですが、どうなのでしょうか?勿論、それが原因のすべてだとは思っていませんが…医師に言うと、関連性はないと言われました。しかし、今までの経験で、それは否定できないような気がしています。もし、眼を使う事で悪化しているとすれば、パソコンを使わないようにする事が一番良いのかも知れないのですが、仕事をしていると、そうもいきません。何か対策はないのでしょうか?

例えば、ステロイドと抗菌剤での治療中に、「ソフトサンティア」などの人口涙液を使うといった事はどうなのでしょう?処方箋がなくても購入する事ができる(知り合いの方に)と聞きました。使用した事は、もちろんありません。

最後にもうひとつ… もし、このまま何回も再発を繰り返したり、すっきりと治らない場合、今の眼科にずっと通っていても良いものですか? 大学病院などの、大きな病院で診てもらった方が良いのでしょうか?


まず、現在眼科にかかられている場合は、主治医に聞くのが一番確実で手っ取り早いですよ。聞き難い雰囲気があるのでしょうか。

眼圧上昇の件ですが、それまでずっと左右が同程度だったのが、左だけ上昇したとすれば、点眼の影響かもしれません。さらに点眼を同じように続けて今度は下がったとしたら、無関係ということになります。けれども14程度でしたら、すぐに下げる必要は全くなく、角膜の治療を優先すべきです。心配ないから何も言わなかったのだと思いますよ。

パソコン、あるいは目を使う作業は、原因にはなりませんが影響はします。パソコンに限らず集中して目を使う時というのは、人間は「まばたき」を忘れるものなのです。自分自身を、または周りの人を観察してみてください。1分間でも「まばたき」をせずに画面を見つめている事があるはずです。そのことで角膜が乾燥しますので、傷が出来やすく治りにくい状況になります。ですから、出来るだけ「まばたき」をして下さい。しすぎるという事はありません。お風呂タオルも忘れずに。

人工涙液は乾燥気味の人には良い点眼で、どなたにも勧められます。まばたきと同様に乾燥を防ぐ作用ですので、それなりの効果はあると思います。補助的には有効ですが、あくまでも補助です。直接的な治療効果は望めません。主治医に「パソコン作業で目が乾くので、防腐剤の入っていない人口涙液を欲しい」と訴えてみてください。「ソフトサンティア」が出てくると思いますよ。

お聞きした経過から判断すると、この病気は、再発する病気ですが、その都度開業医で治療が可能です。もちろん、誰が治療しても同じというわけではありませんので、別の眼科で診てもらうのも悪くは無いと思います。しかし、大学病院(研究病院)などの大病院を煩わせるほどの物ではありません。手に負えなくなったら、いやでも別の病院を紹介されます。このまま、積極的に質問をし、説明を良く聞いて続けていくのが、得策ではないでしょうか。
by kounoganka | 2007-04-28 12:12 | 角膜・結膜

繰り返す角膜の傷とステロイド


ここ半年くらいの間に、三回も角膜に傷ができる…という事を繰り返しています。場所は三回とも左眼角膜の目頭よりで、白目との境あたりです

三回目になったのは三週間くらい前で、現在も治療中です。「クラビット点眼液」と「フルオロメトロン0.1%点眼液T」を使っています。最初の一週間で、角膜はきれいに治りました。その後、回数を減らして薬を使っています(医師の指示で)。

だいたい仕事でパソコンを使用している時に、発症します。鏡に写して、自分自身で肉眼で見ても分かるくらいです。二回目になった時は、潰瘍に近いくらいだと言われました。光は眩しいし、異物感もあって、とても辛いです。

その都度、眼科に行き、治療すると治りますが、しばらくすると、また再発します。頻繁にステロイドの点眼を使っているのも心配です。薬を使っている間は、眼圧のチェックはしてもらいながら使ってはいます。眼科医には「一回なってしまうと繰り返しやすい」と言われました。原因としては「アレルギーを起こしている」というような事も言われました。ですが、はっきりとした原因は不明です。その都度、治療するしかないのでしょうか?

普通、こんなに繰り返してしまうものなのですか? 普段から、予防する方法はないものでしょうか?


角膜周辺部潰瘍といわれる病気の一種です。種類は多いのですが、点眼とか医師の説明から推測すると、ブドウ球菌に対する免疫反応(アレルギー)で起こったものだと思います。類似した疾患の中では軽症のものです。

治療はステロイドによって炎症を抑え、抗菌剤によって菌を排除します。この場合、ステロイド以外の消炎剤は考えられません。フルオロメトロン0.1%点眼液は弱いステロイドですし、眼圧もチェックしているようですので、全く心配なしです。もし、眼圧が上がったとしても、短期間であれば潰瘍の治療を優先すべきです。

再発を繰り返す病気ですが、その都度きちんと治療をすれば、普通は、徐々に起こらなくなります。また、ブドウ球菌は皮膚や鼻の中に普通にいる菌ですので、それが目に入らないように、瞼のふちをきれいにしておくことが、予防になります。

瞼のふちを石鹸でゴシゴシ洗えれば良いのですが、完全にするのは痛くて不可能でしょう。瞼のふちに脂肪の出口の穴がずらっと並んでいるのですが、その付近に菌が潜んでいて、脂肪の流れが悪くなると菌が繁殖します。そこで、ある方法でそこを暖めて、「ねばい」脂肪を「さらさら」にして流し出すことによって、菌の繁殖を阻止します。具体的には、入浴時に湯につけたタオルを絞らずにたたんで目の上に乗せます。冷めたらまた暖めて乗せる事を入浴中に繰り返します。菌の繁殖を防ぎ、おまけに、目の疲れも取れて一石二鳥ですよ。
by kounoganka | 2007-04-25 11:58 | 角膜・結膜

目の疲れが治らない


50代女性です。昨年秋に、飛蚊症もひどく目も疲れやすいので、近くの眼科で診てもらったところ、網膜に穴が開いてるとのことでレーザー治療を受けました。

眼科受診の前に、眼鏡店で検眼をしてもらって、遠近両用の眼鏡を初めて作った時は、右目の乱視の角度が変わっているとの事でしたが、その眼科では、乱視は無いと言われました。眼鏡店で作った眼鏡が疲れるので、再度、眼科で診て貰い度を緩めた眼鏡を作ったのですが又疲れ、今度は近視だけの眼鏡を作ったのですが、掛け続けていると、目尻の横や首筋が凝り、今は必要な時しかかけられません。近くを見るときは、老眼鏡をかけています。

どうしてこんなに目が疲れるのか、違う先生に診てもらった方がいいのでしょうか?


目の疲れのような、本人にしか分からない症状の原因を探すのは大変です。

眼鏡が合っていない時には当然疲れますが、それ以外のことも多いです。遠近両用眼鏡を作った時点では、屈折異常が疲れ目の原因だと考えて作成したのでしょうが、残念ながら、屈折異常や眼鏡のせいではなさそうです。また、網膜の穴、およびそれに対するレーザー治療は、目の疲れとは関係ありません。

最近、疲れ目を訴えて来院する患者さんで多いのが、ドライアイとアレルギーです。そういうことについての説明は受けてないでしょうか。案外、屈折異常とは関係ないかもしれませんよ。

今後どうするかですが、現在の眼科で今までやってきたことが、今後の治療の参考になりますので、普通は眼科を替える必要はありません。繰り返し症状を訴えるべきです。現在の症状がなぜ起こっているのかを、理解できるように説明してくれる眼科医ならば、もう少しがんばってみてください。でも、どうしても納得できないなら、転医するのも良いかもしれませんね。でも、はやっている眼科が必ずしも名医とは限りませんのでご注意を。
by kounoganka | 2007-04-24 11:52 | その他の疾患

網膜が薄い人の注意点と立体視


はじめまして。
私は近視が強く、網膜がかなり薄くてレーザー手術を受けたこともあります。そこで教えていただきたいのですが、
 ・このような人は眼球をあまり動かさないほうが良いのでしょうか?
 ・また、視力回復という訳ではありませんが、焦点がはっきりする気がして、本屋で売っている本で立体視を毎日しています。このために網膜裂孔等の支障がでることがありますでしょうか?
よろしくお願いします。


普通の生活で動かす事は、何ら悪影響はありません。頭を打つとか、目を打つとかさえ注意していれば、大丈夫です。水泳の飛び込み、ボクシングは禁止。柔道、レスリング、相撲、サッカーは注意というところでしょうか。物を見る時に眼を動かすという動作については、普通は問題になりませんが、既に網膜はく離を起こしている目(未治療)には、早い動きが影響するかもしれません。

「立体視」は楽しいですね。私は、平行でも交差でも出来ます。眼底の立体写真を見るときに役に立つのです。もちろん、目に悪影響はありません。視力が良くなる事もありません。
by kounoganka | 2007-04-23 11:46 | 網膜・脈絡膜

視覚障害の認定基準


2年前に右目の視力が急に落ちた為、眼科を受診。検査の結果「視神経炎」と判断され入院治療を行いました。現在は1ヶ月ごとの定期検診を続けています。

残念ながら右目は視力0.05しかもどらず、矯正でも0.35です。一方左目は矯正で0.5です。仕事には復帰できましたが、パソコンを見るのが非常に辛く、一日を終えると目がヘトヘトです。仕事を早退せざる得ない日もあります。

病気で視力を失った人については障害者認定を受けることが出来ると聞いたのですが本当ですか? 主治医の先生にはまだ相談していませんが、私の視力レベルで認定を受けられるのでしょうか? こんなレベルで認定を受けるのは全盲の人に対して失礼かと思うと、なかなか主治医に相談出来ません。

自分で調べるのは限界があったので、もしご存知でしたらお教え頂けますか?宜しくお願いします。


主治医にご相談されるのが確実ですし、何も気兼ねすることはありませんよ。実際にお困りなのですから。視覚障害の等級の基準は次のようになっています。
----------------------
1級
両眼の視力(眼科的に最も適当な矯正眼鏡で測定した視力)の和が0.01以下のもの

2級
1.両眼の視力の和が0.02以上0.04以下のもの
2.両眼の視野がそれぞれ10度以内でかつ両眼による視野について視能率による損失率が95%以上のもの

3級
1.両眼の視力の和が0.05以上0.08以下のもの
2.両眼の視野がそれぞれ10度以内でかつ両眼による視野について視能率による損失率が90%以上のもの

4級
1.両眼の視力の和が0.09以上0.12以下のもの
2.両眼の視野がそれぞれ10度以内のもの

5級
1.両眼の視力の和が0.13以上0.2以下のもの
2.両眼による視野の2分の1以上が欠けているもの

6級
一眼の視力が0.02以下、他眼の視力が0.6以下のもので、両眼の視力の和が0.2を超えるもの
------------------------

両眼を同時に使えない強度の複視(左右の目が別のところを見ている状態)の場合、悪い方の眼を、視力0として計算します。

2級から5級は、1または2の一方があてはまれば、その級に認定されます。

視野が10度以内というのは、見つめた部分を中心に半径10度以下にまで、視野が狭くなっている状態です。求心性視野狭窄または輪状暗点がこれに該当します。両目とも、中心部が見えて周りが見えない場合、つまりトンネル状の視野の場合は、視力が1.5でも等級がつくわけです。視神経炎でよく起こる中心暗点は、これには該当しません。また、損失率というのは、正常な場合の視野の面積に対する比率です。視野が半径10度の場合は、損失率は86%です。


おそらく、視神経炎を起こした方の眼が、外斜または内斜して、両眼視が出来ない状態でなければ、障害認定は無理だと思います。それでも6級です。条件はかなり厳しいです。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2007-04-21 11:04 | 重要な事

調節緊張の点眼の効果は?


9才女児ですが、花粉症で眼科受診した際に、近視が見られるとのことで調節緊張改善の目薬を使用しています。

先日、約1ヶ月経過後の検診を受けたところ、裸眼視力はほとんど変化ありませんでしたが、近視の程度が少し軽くなってるとのお話で、もうしばらく続けてみることになりました。
右:0.4(-1.25D)→(-1.00D)
左:0.7(-0.75D)→(-0.50D)
矯正視力は両眼とも、1.2~1.5出ているようです。

良くならないまでも、継続して使うことで、近視の進行を抑えることは可能なのでしょうか?ネットで調べたりしてみたのですが、先生によって見解が異なり、「裸眼視力は悪いながらも、続けて点眼していた子供達と、治療を止めてしまい、1年後ぐらいに再診してきた子供達では、近視の進み具合が違う」とおっしゃっている先生もいますし、「1ヶ月で変化がなければ無駄」とおっしゃっている先生もいます。知人の中でも、「良くならなかったし、遺伝しているから無理・・・」「良くはならないけど、少しでも悪くならないように続けている。」、様々です。

私は自分自身が強度近視で、眼鏡の調整では苦労していますので、娘の近視の程度を少しでも抑えられるのなら・・・と思ってしまいます。

河野先生のHPに出会い、Q&Aブログを拝見し、とてもわかりやすい説明をして下さることに感激しました。河野先生は、子供の点眼薬を使った近視治療についてどのように感じていらっしゃいますでしょうか?また、目薬を長期使用する場合、考えられる副作用などありますでしょうか?また、HPにありますワックですが、家庭用も出ているようですが、家庭で使用しても、同程度の効果が期待できるものでしょうか?(近隣の眼科さんでは機械の取り扱いがないので・・・。)
遠方に住んでおりますため、メールでご相談させていただきました。
お忙しいところ申し訳ございません。ご教授いただきたくよろしくお願いいたします。


点眼は調節緊張(いわゆる仮性近視)ならば、必ず効果があります。緊張して十分に緩まなくなった毛様筋を、確実に緩めることが出来ます。でも、実際には効果がはっきりしないお子さんが多いです。逆に言えば、本当の調節緊張があまり無いということだと思います。眼鏡をかけるほどで無い軽度の近視の場合、何もせずに放置するぐらいならと、治療をする場合が多いです。

「裸眼視力は悪いながらも、続けて点眼していた子供達と、治療を止めてしまい、1年後ぐらいに再診してきた子供達では、近視の進み具合が違う」・・・・確かにそういう傾向はあると感じています。

「1ヶ月で変化がなければ無駄」・・・・正論です。仮性近視は無いと考えられます。続けることが無駄かどうかは、やってみなければ、いや、やってみても判らないでしょう。

「良くならなかったし、遺伝しているから無理・・・」・・・・遺伝傾向がありますので、不便があるなら、早めに眼鏡を作って矯正してあげるのが良いと思います。

「良くはならないけど、少しでも悪くならないように続けている。」・・・・確かに、点眼している間は進行が遅いように感じます。もし、点眼していなかったらもっと進んでいた筈と、自信を持って言えるわけではないのが辛いところですが。

目薬の副作用は特にありませんが、強いて言えば、間違って年配の女性がそれを点眼したとき、緑内障発作を起こす可能性があるぐらいでしょうか。その点だけは気をつけてください。

ワックについてですが、医療機関においてあるものは、堅牢というだけで、特に違いはありません。家庭用でも同じ効果があります。この器械は、毛様筋の収縮と弛緩を繰り返すことによって、柔軟性を回復させるというもので、調節緊張であれば効果はあるはずです。が、これもまたやはり、効果てきめんとは言えません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2007-04-20 10:59 | 視力・斜視

屈折異常の擬似体験


先日、雑性乱視で相談した者です。お答え頂きありがとうございました。

今まで一度も鮮明な像を見たことがない… の箇所を読み胸が痛いです。
乱視は直らない。というお答えも 胸が痛いです。が、スッキリしました。

彼女の目にはどのように映っているのか… 私が体験できる機械とかないかしら…
この度はありがとうございました


屈折異常(近視、遠視、乱視のことで、異常という名がついていますが異常ではなく、正視以外だという意味しかありません。)の状態を簡易的に体験することは、眼科で頼めば出来ると思いますよ。

屈折異常を矯正する眼鏡、つまりお子さんの眼鏡をAとします。Aの眼鏡を打ち消す度数の眼鏡Bを作ります。すなわち、AとBを重ねると度数がなくなるようにBの度数を決めるのです。正視の人がBをかけることによって、疑似体験が可能です。

例えば-3ジオプターの近視の眼鏡をかけている人の裸眼の見え方は、正視の人が+3ジオプターの凸レンズの眼鏡をかけたときと同等です。近視のために33センチまでしかピントの合わない目は、正視の人が老眼鏡をかけて33センチまでしかピントの合わない状態と同等です。

遠視があって強い凸レンズの眼鏡が必要なお子さんの裸眼の状態は、正視の人が強い近視の人の眼鏡を借りてかけたときと同等です

雑性乱視(遠視成分と近視成分の交差した乱視)の場合は・・・・始めに書きましたように眼科医なら視力測定用のレンズで組み合わせられますので、頼んでみてください。当院でも時々そうやって体験してもらっています。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2007-04-18 10:52 | 視力・斜視

三環系抗うつ薬と緑内障


はじめまして。30代女性です。
正常眼圧緑内障と診断されています。鼻のほうに若干視野欠損がありますが状態に変化がないため、半年に一度の定期健診のみで、現在のところ点眼薬は使用しておりません。

お伺いしたいのは、昨年からうつ病を発症しており、現在心療内科よりデプロメール、レキソタン、テトラミドを処方されています。症状がぱっとしないため三環系の抗うつ薬(アナフラニールかトフラニール)を打診されましたが、服用しても大丈夫かということです。今かかっている眼科の先生には、デプロメール、レキソタン、テトラミドを服用していることは話してあります。お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。


禁忌(次の患者には投与しないこと)
★緑内障のある患者[抗コリン作用により眼圧を上昇させるおそれがある]

というふうに書かれていると思います。

抗コリン作用とは・・・・・瞳孔括約筋が緩み、瞳孔が広がり眩しくなります。毛様筋がゆるみ、近くにピントを合わせにくく(老眼の状態)なります。その時、虹彩の根もとがふくらみ、虹彩と角膜に挟まれた隅角という目の中の水の出口が狭くなります。もともとその隅角が狭い人の場合、抗コリン作用が加わると目の中に水が溜まり、眼圧上昇、時には緑内障発作を起こしたりします。若い方には稀ですが、年配の女性に時々見られます。

ですから、この場合の緑内障というのは、狭隅角緑内障または閉塞隅角緑内障なのです。内科医に隅角のことを言ってもわかりませんから、「緑内障」と簡単にまとめているのです。でも本当に怖いのは、眼科受診した事のない年配女性です。

十分お若いですし、正常眼圧緑内障で狭隅角は稀ですので、何も心配要りませんよ。でも念のため眼科医にも知らせておいてください。事後報告で十分です。

右のカテゴリの緑内障の中の、「2006.06.01  正常眼圧緑内障の疑い-緑内障禁の薬」も参考にして下さい。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2007-04-12 10:43 | 緑内障

白内障にステロイドの点眼?


はじめまして。
母が眼科でもらっている目薬について教えていただけないでしょうか。
母の年齢は60代半ばです。 10年ほど前から目が見えにくくなり、近所の病院に行ったところ白内障と診断されました。 母は、そんなに不都合なことはなく手術もしたくないということで 進行を遅らせる目薬で様子をみることにしました。 10年たった今でも進行はしてないと言ってます。
白内障に関しては多くの方(誰でも?)がなることですし、 いずれは手術をするでしょうからいいのですが、 病院から出されてる目薬に関しては疑問があります。 二つの目薬が出されてまして、そのうち一つはタチオンでこれは問題ないと思いますが、 もう一つが「フルオメソロン点眼液0.05」というものなのです。
昨日、何の気なしにこの薬をネットで検索してみて驚きました。
この目薬はステロイドで、長期使用した場合 緑内障や後のう白内障になると書かれていました。
ちなみに母は目に炎症もありませんし、アレルギーなどもありません。
母はこの薬を医者に言われたとおり、10年間毎日さし続けています。
白内障の進行を遅らせる薬だと信じて毎日使っているんです。
医者には3ヶ月に一度検査を受けるように言われているようですが その時に眼圧検査をしているかどうかは分りません(聞いていません)
目薬は無くなれば、そのつど貰いに行ってます。
母の眼は大丈夫なんでしょうか?  また、母のような状況(白内障の進行を遅らせるだけのために) この目薬を出すものなんでしょうか。


「フルオメソロン点眼液0.05」というのは、ステロイド点眼液のうちでは弱いほうの部類で、濃度は中程度です。結膜炎や角膜炎などの前眼部の炎症に用いますが、普通は0.1%を使います。十分におさまってきたら非ステロイドの消炎剤に変更しますが、非ステロイドの消炎剤が体質的に合わない場合は、0.05%や0.02%を使います。白内障の病名だけでは(法律上は)処方することができません。もちろん白内障に対する効果は全くありません。

ステロイドで眼圧が上昇して緑内障になることはあります。リンデロンなどの強いステロイドを長期に使った場合、起こる可能性がありますが、ステロイドレスポンダーといって、そういう体質の人だけに起こる反応です。弱いステロイドではそういう体質であったとしても眼圧が上昇することは少ないです。一番怖いのが、リウマチなどの全身性の疾患で、ステロイドの内服を長期に必要とする人が、眼科受診をしていない場合です。これは本当に怖いです。内科の先生に認識が無い場合はどうしようもありません。自覚症状が出たときには、相当進行しています。後のう白内障も可能性はありますが、弱いステロイド0.05ではまず考えられません。

白内障の病名だけでステロイドを出すことはできません。慢性結膜炎とかアレルギー性結膜炎の病名があるはずです。まともな医者は、薬を処方するときには、それが何の薬なのか必ず説明します。10年間続けているということは、10年前に説明しているのではないでしょうか。一度お母様から直接眼科医に確かめてみてはいかがでしょう。結膜炎があるために処方しているということなら、それでよしとするも良し。それでも心配なら、ステロイドでない消炎剤に変更してもらうのも良いでしょう。当院でもアレルギー性結膜炎で長期間弱いステロイド0.1%を続けている人は結構いらっしゃいます。もちろん副作用が出ないか確認をし、出た場合は減量、変更などで対処しています。短期間の眼圧上昇は怖くありません。以前別の眼科で弱いステロイド0.1%を診察なしで2年間使っていた方が、ステロイド緑内障になっていたという事が一度だけありました。

炎症もないしアレルギーなどもないというのは、確かでしょうか。疲れやすい、ショボショボする、涙っぽい、つい目に手が行ってしまう等の症状は無いでしょうか。一切無いということならば、結膜炎は無いかもしれませんね。(4月9日9時一部訂正)

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2007-04-08 10:29 | くすり

雑性乱視による弱視


5歳の娘。町の眼科で弱視との診断をうけ、子供医療センターを紹介されました。
右=0.3(0.7) 左=0.8(1.0) 機械で乱視の値が左右 3.** (*の箇所数値は忘れました。)と、強く雑性乱視とのこと。因みに同じ日私も同じ機械で乱視の値を測りましたが私は、0.**と範囲内言われました。
娘はどの程度悪いのでしょう?
雑性乱視とは?
乱視は眼鏡をかけると直るものなのですか?
一生眼鏡は手放せないものなのでしょうか?
主人(裸眼0.01 乱視有り)・主人の父・母・弟達も目が悪く皆眼鏡をかけています。そして、主人・主人の父・弟に共通して右目の方が悪い。娘も右の方が悪い。遺伝するのでしょうか?
また、県立の子供医療センターと町の眼科との違いは何でしょう?

私自身眼科とお付き合いがなかったのもで知らない事ばかり。眼科で質問は?と尋ねられても何を質問したら言いかよく分かりませんでした。お目に留まりましたら宜しくお願い致します


丸い眼球が、上下にあるいは左右から押されて、平たくあるいは縦長になっています。お嬢さんの場合、縦方向の光と横方向の光で、焦点を結ぶ位置が3ジオプター(そこそこの強さ)違います。実際に目に入る光はあらゆる方向の成分を含んでいますので、結局全てのものに正確にピントを合わせることができません。ただの近視なら近い距離なら正確にピントが合うのですが、乱視の場合は距離に関係なく、不可能なのです。ただし雑性乱視ですので、縦(横)方向には近視、横(縦)方向には遠視の度数があり、近視性乱視のように「全体が見にくく遠くは更に見にくい」ということがありません。近視成分と遠視成分で差し引き正視かもしれません。
(雑性乱視を理解してもらうには、少なくとも1時間ぐらいかけて、模型を使って説明するしか方法がないと思います。上の数行は理解できなくても心配要りません。説明力不足で申し訳ありません。)

今まで一度も鮮明な像を見たことがないのです。視機能はピントの合った鮮明な像を見ることで、10歳ぐらいまで成長を続けます。右の矯正視力が0.7というのは、レンズを使用してピントを合わせても0.7しか出ないということで、「軽度」の弱視と判断できます。眼鏡は必須ですが、乱視を治すためではありません。弱視を治すためです。今は眼鏡をかけても0.7しか出ませんが、それを10歳ぐらいの段階で眼鏡をかければ1.5出る目にするのが眼鏡の仕事です。乱視は治りませんが、弱視を治してしまえば眼鏡は必要なときにのみ使用出来るようになります。乱視用の使い捨てソフトレンズもあります。眼鏡を手放せないのは小学生のうちだけです。

遺伝については分かりませんが、遺伝傾向はあるようです。

町の眼科では手に負えないと判断したから、紹介されたのでは?
県立の子供医療センターのような施設の眼科は、斜視弱視や屈折性弱視のお子さんが紹介されて集まってきます。子供専門の眼科ですので、任せて間違いないと思いますよ。
by kounoganka | 2007-04-08 09:53 | 視力・斜視