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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
by kounoganka
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カテゴリ:緑内障( 134 )

ノンコンで高眼圧


眼圧についてお尋ねします。

私は強度近視と乱視のため約5年程前から眼科で定期的に受診しています。その際、毎回のように空気式眼圧測定で左右25前後の測定値が出でしまい、診察室にて点眼麻酔をしもらい青い光をみる直接式眼圧測定をしてもらう事になります。直接式では左右17前後です。

主治医の先生は「毎回いつも緊張しているのね。直接式では正常範囲だから大丈夫」とおっしゃって頂いて高眼圧とはいわれず眼圧下降の目薬も処方されていません。

頭では直接式眼圧測定で正常範囲なら心配する事は無いと分かっているのですが、毎回検診に行く度に空気式で高く出でしまうことが不安です。苦手意識で上手く目が開けれなくなってきているように思います。

私のように空気式眼圧測定が毎回高く出る人は割と多いのでしょうか?直接式眼圧測定が正常範囲なら毎回空気式が高く出ても高眼圧症を心配しなくても良いでしょうか?眼圧に対して敏感になっているので回答して頂ければと思います。お忙しい所すいませんが宜しくお願いします。


無視して結構です。ノンコン(空気式眼圧計)はあなたが実体験しているように出鱈目です。

「眼圧に対して敏感になっている」のなら、当ブログの「緑内障」タグの記事を100個ほど読むことをお勧めします。あるいは「ノンコン」でブログ内検索してください。

ちなみに、眼圧下降の目薬が処方されないのは、眼圧が低いからではなく緑内障でないからです。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-03-16 14:09 | 緑内障

緑内障の考え方


飛蚊症の症状があったたため、自宅近くの眼科クリニックを受診したところ、右が初期、左が中期の正常眼圧緑内障と診断されました。治療開始前の眼圧は、両眼とも10.5~13.0でした。

 トラバンズ、コソプトを点眼していましたが、視野進行(右マイナス1、左マイナス2.7)が認められたため、○○大学病院での精密検査を紹介され、強度の近視による緑内障との診断で、上記の点眼薬にアイファガンが追加となりました。

 その後、掛かりつけの眼科クリニックに戻り、治療を続けていますが、クリニックの男性医師は、「視野進行は止まるだろう」とのことですが、同じクリニックの女性医師は、「もう少し様子を見ないとなんともいえない」とおっしゃっています。視野は3ヶ月に1回の検査で、2年以上測っています。

 現在、眼圧は両眼とも10.5~11.5と上がらず下がらずで推移しています。強度の近視が要因であれば、視野進行はないと思うのですが、どちらの医師の話が正しい判断なのでしょうか。大学病院では、「近視は進行することはあるだろう」としか言われていません。

 また、眼圧が原因ではないのに、このまま点眼薬を続ける必要があるのでしょうか。どうかよろしくご教示ください。


難しい問題ですが、点眼を続ける必要があります。緑内障というのは、眼圧を下げれば進行が止まる、または遅くなる病気なのです。いかなる原因であっても、眼圧を下げることが治療の第一選択です。ですからその緑内障が「強度の近視が要因であれば、視野進行はない」というのは間違いです。

もし「強度近視の変化だけで緑内障の変化はない」という診断であれば、眼圧を下げる必要はありません。それを確認するために大学病院へ紹介されたんじゃないでしょうか。その結果、緑内障だと確認できたために点眼の追加もされたのでしょう。

一般的に、正常眼圧緑内障というのは原因不明の病気なのですが、ある程度、原因が推測されているものがあります。その中で、強度近視によるものは、眼軸の延長によって網膜が薄くなることに加えて、視神経乳頭部に曲げようとする力が加わって、つまり物理的な要因で循環不全を起こし視神経が変化を起こすと考えられます。電源プラグとコードの境目を強く曲げると断線しやすくなるのと同じと考えられます。原因がそれであっても、眼圧を下げることで、内部からの圧力による機械的損傷を抑えることで進行が抑制されるなら、緑内障として降圧することは理にかなっています。

少し発想の転換をして、下のように考えると判りやすいかもしれません。あくまで「考え方」ですので数値はあてになりません。

緑内障は色んな要因で視神経に損傷を起こす病気です。その代表的な要因が眼圧です。眼圧が高いほど視神経は損傷します。その影響力を数値(ここではAとします)で表すと眼圧7mmHgならA=1、10mmHgならA=2、15mmHgならA=3、20mmHgならA=5、30mmHgならA=10、50mmHgならA=20、というように考えてください。

年齢も大きな要因です。10歳ならB=0、20歳ならB=1、40歳ならB=2、50歳ならB=3、60歳ならB=4、70歳ならB=5、とでも思ってください。

実は血圧も関連しているのです。収縮期血圧が100ならC=2.5、120ならC=1.0、130ならC=0.5、140ならC=0、というように血圧が低いほど緑内障は起こりやすいと言われています。

遺伝も影響大です。血縁に全く緑内障が無ければD=0、父方のみに複数の緑内障があればD=2、両親とも緑内障であればD=7ということにしてみましょうか。

目の運動は実は緑内障には悪影響があります。目を上下左右に大きく動かすと、視神経と眼球の接続部分が横に引っ張られ損傷を起こすことがあると考えられます。そのような運動をしない人はE=0、する人はE=1、常習する人はE=2。

化学調味料のグルタミン酸ナトリウムも悪影響があるとする説があります。摂取量の蓄積によってF=0~4ぐらいまであると思ってください。

問題の近視です。正視の人はG=0、-3DでG=1、-5DでG=2、-10DでG=4、-20DでG=7、とでも考えましょう。実際には眼軸長で決まるのですが、わかりやすいように屈折度数です。

その他の未知の要因をHとして0~5ぐらいと考えます。

A+B+C+D+E+F+G+H が10を超えるようなら緑内障になる、または進行するでしょう。

という風に考えれば、要因の一つとしての眼圧を下げることに意味があると納得できると思います。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-03-16 11:45 | 緑内障

虹視


河野先生こんばんは。お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします。

①子どもに、○○○と○○○の持病がありますが、目薬などに制限はありますか?眼科で受診したときは伝えているのですが、家で目にゴミが入ったと言われたときはマイティアなどの涙目薬を使用してもいいですか?

②先週、黒目を目尻の方に移動させた時に白目が少し弛んでいたので眼科受診したところ様子見でよい、酷くなったら処置しますということでドライアイの目薬を処方されました。この状態は大丈夫だそうですが、これは段々とすすんでいくものですか?

③夜、通りすがりの車のライトが一瞬虹のようなものに包まれて見えました。それ一瞬だけで帰りに見た他のライトは大丈夫でした。虹のようなものが見えると緑内障を疑うと聞いたことがありますが、毎年、緑内障の検査を受診して大丈夫ですと言われていますし、頭痛や吐き気もありません。先週、眼科受診したところです。ドライアイはありますが、それから特に変なところはないようです。メガネとマスクをしていたのでメガネが曇っていたかもしれません。一瞬のことなんで見間違いだといいのですが。


1.点眼に制限はありません。また、マイティアはどなたが使用しても問題を起こしません。

2.軽度の結膜弛緩症かもしれませんが、おそらく気にしすぎでしょう。弛みがなかったら目が動きませんし。目を擦ることの多い人は起こりやすい傾向があります。また、悪化したとしても手術で治療することが出来ます。

3.緑内障は無関係です。眼鏡のくもり、目の乾燥による角膜やコンタクトのくもり等で起こる場合があります。ガラスに息を吹きかけて曇らせても、そのような状況は再現できます。一瞬の症状ですので忘れて大丈夫です。ちなみに、緑内障で虹視が起こるのは、眼圧が50ぐらいに上がって角膜が浮腫状になっている緑内障発作の時です。当然視力も低下しますし、頭痛、眼痛、悪心、嘔吐などを起こす場合も多いです。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-02-08 16:41 | 緑内障

繰り返すポスナー

あまりに長文なため返事が遅くなりました。また、あまりに長文のためかなり短縮しています。

片目がポスナーシュロスマン症候群で眼圧の上昇を繰り返しています。大学病院等で治療しており、サイトメガロウイルスと落屑が原因と聞いています。視野検査では未だ異常無し。視力は両目1.2です。

頻繁に眼圧が上がるなら外科的治療を…と先生はおっしゃるのですが「でも視野検査異常無いんだよね」とも言います。どうも視野検査で異常が無い事で対症療法とならざるを得ない様子です。私の方から、視野の異常が急速に進んだ場合、異常が無いとはいえ、リスクが高い状態なら予防的処置はできないですか?それが外科的なものかは別として、と話した事があります。先生は、悩みながらも、次に眼圧コントロールが効かなくなったら考えましょうか、とおっしゃいました。

私のような状態で、今後どのようなアプローチが最善と思われますでしょうか。症状は特に無く、視野ももちろん、OCT写真も緑色を示しています。人生の後半で片側の視力を失ってもなんとか生きてはいけると思いますが、そうなった時に、後悔する事の無い選択をしたいと思っております。

先生のアドバイスを頂戴し、今後の大学病院での受診時に自分なりのアプローチができればと切に願っております。どうぞ宜しくお願い致します。


視野に異常がないのなら急ぐ必要はないと思います。主治医の言うように眼圧のコントロールが出来なくなってから考えれば良いと思います。十分な診療を受けている状態ですので、部外者の意見は参考にならないと思いますよ。主治医とよくご相談ください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-01-13 12:08 | 緑内障

12年無治療で視野欠損無し


人間ドックにて乳頭陥没拡大、網脈絡膜萎縮疑い、網膜神経線維欠損疑いと診断されました。15歳の時に眼科に行ったときから上記指摘は受けており、眼科に行くたびに視野検査を受け、確認をしてきました。(生まれつきこういう神経なのではないかと言われてきました。)

転勤のため、普段から通っていた眼科ではなく新しいところに再び検査に行ったところ、下記診断を受けました。
1.視野の欠損はなし
2. 眼圧は右18、左19と正常範囲ではあるが高め
3. OCTの結果は赤い部分と黄色部分が半分以上あり、視神経の30~40%は死んでいる状態。  生まれつきこのような薄い神経の人もいるが、緑内障性のものか生まれつきのものかは判断できない。

緑内障かどうかはわからないが点眼治療を勧められ、エイゾプトを1日2回点眼しています。医師にはその際「経過観察して視野が欠損してから慌てて治療したら失明するよ。わからなくても先に点眼したほうがいい!失明するのとどっちがいいの?」と言われたため、不安な気持ちを抱いています。

以下質問です。
1.緑内障かどうかわからないけど治療を行うというのは通常なのでしょうか?
2. もし、緑内障でなかった場合は点眼することによるデメリットがあるのでしょうか?

以上、ご回答いただければ幸いです。


以前の眼科では12年かけて進行性のものではないと確認しているのです。12年無治療で視野欠損無しです。以前の眼科からの紹介状があれば、普通は、そのまま無治療で経過観察でしょう。現在の眼科では今までの経過を把握しているのでしょうか。

「経過観察して視野が欠損してから慌てて治療したら失明する」わけではありません。「わからなくても先に点眼したほうがいい!失明するのとどっちがいいの?」と言われたら、専門家でない者には反論する術がありません。脅迫めいたことを言う眼科にはかからない方が良いように感じますが。

緑内障かどうか確定していないが治療を開始するという事は、稀にあります。点眼を使った方がメリットがあるという確信を持った時です。ただし、よく相談してご本人が納得してからです。この相談の状況なら、点眼を開始する眼科は少ないと思います。

デメリットは時間と金の無駄という事と、副作用の心配ですね。別の眼科を受診してみては如何ですか。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-12-26 15:38 | 緑内障

盲点付近の症状


2点質問がございます。ご多忙かと思いますが、ご回答頂けると幸いです。

1.当方強度近視ですが、盲点の上部当たりが、盲点の下部と比べると少しぼやける、見えにくいということに気がつきました。しかし眼鏡をかけると問題無くはっきり見えます。強度近視で視界の1部が見えにくいということはありえるのでしょうか?緑内障の恐れは考えられますか?

2.盲点についてです。盲点は片目でないと自覚しないとのことですが、集中すると両目でも盲点を知覚することがあります。こちらについても緑内障の恐れがありますでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。


眼鏡をかければ問題ないという事ならば、問題ないとは思うのですが・・・

盲点というのは、両眼の視野中心より外側(右眼は右側、左眼は左側)約15度やや下の見えない部分です。視神経乳頭の部分に網膜が無いために起こる現象です。片目の場合はその部分の視野が欠けているのですが、動くものではありませんので普通は自覚することが出来ません。両眼で見た場合は反対の眼の視野がありますので、特殊な状況を作りださない限り自覚することはできません。

視神経乳頭の下方に異常があると、盲点の上方に症状が出ます。強度近視では視神経乳頭の周囲に網脈絡膜萎縮が発生することがあり、それによる網膜の一部の機能低下かもしれません。これは心配ないというか仕方のないことです。

また、緑内障の場合、視神経乳頭から下に延びる神経線維の減少が起こることが多く、その場合も上方の視野変化として現れます。盲点の直上からという事は少ないのですが、有り得ることです。

普通、盲点は両目をあけて集中すれば見えるというものではありません。両眼で見ていて気が付くとすれば、例えば右目の盲点の位置に左目の視野欠損が重なっているという疑いが出てきます。緑内障の場合にも起こり得る症状ですが、それ以外のものかもしれません。眼科受診すべきでしょうね。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-12-13 11:25 | 緑内障

下がらない眼圧


何度かご相談させていただいている緑内障治療3年目の者です。親切に回答していただき本当にありがとうございます!いつも先生のブログを拝見しておりますが、今回他の方の質問でとても似ている内容のものがあり、私も大丈夫かと不安になり、また質問させていただきました。

現在右目中期、左目初期、治療開始時も同じくらい。眼圧は点眼前両目14でした。最初はキサラタンで、すぐにザラカムに変更。昨年の12月にエイゾプトが追加になり、今月は右目だけグラナテックが追加になりました。

点眼しても、10~12の間をいったりきたりであまり眼圧が下がらないみたいで、先生は将来のことを考えて先手先手でいきましょう!っていうことで追加しますとのことでした。視野検査は進行してる感じはないようですが、私がすぐ落ち込むので、先生も悪いことはやんわりと伝えてくれます。毎日きちんと点眼してるのに、もう4種類になってしまいました。

治療を始めてまだ3年目なのに4種類というのがとても心配です。緑内障の治療法としては珍しいことではないのでしょうか?正常眼圧緑内障なのですが、点眼前が14だと点眼後の理想の眼圧はどのくらいでしょうか?また、この3種類の点眼の適当な順番を教えていただきたいです。宜しくお願い致します。


点眼が多いのは特に珍しくないのですが、それだけ使ってもあまり下がらないのは不安ですね。測定する時点以外の時間帯には低下していると考えられますので、あまり気にしなくても良いのではないでしょうか。治療開始時と比べてもあまり進行していないという事ですので、もう十分な効果が出ているのではないでしょうか。

普通、この状況なら目標とする眼圧は10ぐらいだと思うのですが、10以下であれば大丈夫かというと、それも後からでないとわからないのです。また、診察時はいつも低いのに夜中に高眼圧になっているようなこともあり、24時間の日内変動を調べなければ、どの時間帯に眼圧を下げるべきなのかわかりません。こういう条件なら目標眼圧は○○、という風にきっちり決められたら非常に楽なのですが。

また逆に、視野に悪化が見られないことから考えて、本当は眼圧を下げる必要が無い、という事も考えられます。以前に眼圧が高く視神経に影響していたが、その後なぜか、自然に眼圧が下がり影響がなくなっているかもしれないのです。

点眼の順序の指示が無いのならば、間隔をあければどうでもよいと思います。念のため、主治医の方針もありますのでそちらでお聞きください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-12-03 16:41 | 緑内障

点眼をしても眼圧が下がらない


昨年、初期と中期の緑内障と診断され、点眼治療を開始しました。

点眼治療開始前の眼圧が、左右とも10.5~13.0の間(点眼開始前に2回測定)で、両眼ともキラサタン1剤の点眼でした。その後、両眼とも眼圧が十分に低下しない(両眼とも10.0~11.5)ため、平成28年7月から両眼ともザラカムに変更となりましたが、眼圧に変化なく、さらに平成28年9月にエイゾプトが追加になりましたが、両眼とも10.0から低下することはなく、10月の視野測定で、視野の狭窄が進行してること指摘を受けました。

MDのグラフを主治医から示されても、特に左目が進行していることが分かりましたが、主治医からは、「目薬点してます? もう少し様子見てください。」といわれており、毎月の眼圧測定と、3ヶ月に一回のハンフリーによる視野測定を継続することになっています。

もともと眼圧が高くない場合は、さらに眼圧を下げることは難しいとのことですが、点眼薬ではこれ以上下げることはできないのでしょうか。点眼も4剤が限界とのことですが、できない場合は手術となるのでしょうか。手術となる場合、早めに手術ができる病院に移った上で治療を受けたいと思っています。お忙しいところ申し訳ございません。よろしくお願いします。


ザラカムはキサラタン+チモプトールですから、エイゾプトを加えると現在3剤で治療していることになります。それだけやれば普通はもっと下がるものですが、何故でしょう。不思議ですね。ちなみに眼圧計はゴールドマンアプラネーションですよね。まさか空気で測るノンコンではないでしょうね。もしそうであるなら当ブログ検索窓で「ノンコン」といれて検索してみてください。

「早めに手術ができる病院に移った上で治療を受けたい」と申し出て、紹介してもらっては如何でしょう。主治医も困ってられるようですので、嫌な顔はされないと思いますよ。手術が出来る病院だからと言って、必ず手術することになるわけではなく、手術すべきかどうかは、経過を見ながら相談することになります。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-11-19 09:08 | 緑内障

本当に正常眼圧緑内障なのか


初めまして。健康診断での視神経乳頭陥没の発見をきっかけに、個人病院で精密検査を実施し、末期の緑内障と診断されました。

眼圧は両目とも正常範囲内、右目は視野欠け一切なく問題なし。左目は中央部以外の視野欠けがかなり進行しており、末期の緑内障とのこと。視野検査の結果では、中央部以外は真っ黒、という感じでした。

中央部に視野欠けがない為なのか、自覚症状は一切ありません。念のため2度の視野検査を実施してくれたのですが、結果は全く同じで、やはり末期の緑内障とのこと。

とにかく、眼圧を下げるしか手段はなく、まずはよく効くトラバタンズの点眼を開始しましょうとの診断で、毎日の点眼を開始した段階です。末期ではあるが、点眼により視野保存できる可能性も少なくないと言ってくれています。

先生のご説明はわかりやすく、素人ながら書籍やWebなど緑内障に関して調べてみた限りでも、この治療方針は納得できています。

ただ、一方で、どうしても"末期"という言葉に恐怖を覚えてしまいます。進行度合いが末期だとしても、点眼薬による眼圧低下の治療しか手段はないものなのでしょうか。どうしても、大病院にしかない特殊、先端治療、緑内障名医ならではの治療方法などがないのか、というようなよこしまなことを考えてしまいます。

質問1:
正常眼圧の緑内障では、"末期"か"初期"かによって何ら変わることはないのでしょうか。治療としては、点眼により眼圧低下効果を確認し、低眼圧の維持に務める、ということ以外になく、どの病院、どの先生にかかっても何ら変わらないものでしょうか。

質問2:
別の病院でセカンドオピニオンを聞いて見る場合、今の先生に紹介状を書いてもらわないとだめものでしょうか。この病院に通い続けたいけど、紹介状をもらうって変ですよね。

医師のお立場では、医師を信用していないとも取られかねない失礼な質問かもしれませんが、よろしければご回答お願いいたします。


本当に正常眼圧緑内障なのでしょうか。メールの内容だけであれば少々疑問です。「中央部以外は真っ黒」という視野では、それが緑内障によるものかどうか判断できません。さらに、反対の眼に異常が見られないのも不思議です。そんな緑内障があってもおかしくはありませんが、全く別の病気による視神経萎縮であってもおかしくないと思うのです。

セカンドオピニオンというのは、現在の病院のデータを持って行って、それを見て判断してもらうものです。医師が行うのですが診察はしません。確定診断を下すために必要な検査をしたくてもできません。保険もききません。こんな馬鹿げたシステムはありません。ですから、他の病院へ行くときには必ず保険診療を受けて意見を聞いてください。病院によっては紹介状無しの初診は料金が高額かもしれませんが、セカンドオピニオンよりは遙かに安価です。

正常眼圧緑内障が確定したのなら、治療は基本的に点眼で眼圧を下げるだけです。循環改善剤を内服する場合もあります。緑内障手術も新しい方法が開発されていますが、点眼による眼圧下降効果が不十分な場合に考えるものです。

末期か初期かによって何が変わるかというと、眼圧の目標値が変わるのです。重症になるほど、失明を恐れて目標眼圧は下げるものなのです。

「どの病院、どの先生にかかっても何ら変わらない」訳がないでしょ。どの薬を使ってどこまで下げるかは医師によって様々ですし、どこで手術に踏み切るかも様々、手術の方法も色々です。その手術も上手下手があります。どんな病気でもそうだと思いますよ。「この病気にはこの手術をしなければ助からない」というような場合に、その手術のできるどこの病院を受診しても同じだと思えるでしょうか。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-11-12 17:33 | 緑内障

受診する価値無し


緑内障の診断についてご意見をお聞かせください。

2年ほど前から近所の眼科に通っています。極度の心配性なもので、最初は飛蚊症が不安で受診をしました。その後もたびたび目に不安な症状があったもので診察を受け(すべて杞憂でした)、そのたびにOCTの検査を受けました。

OCTの結果について、当初先生は「強度近視で網膜が薄くなっている」と話していたのですが、あるとき急に「緑内障の徴候がある」と言われ、昨年夏に最初の視野検査を受けました。視野検査の結果に異常はなかったのですが、「長いスパンで経過を見なければならないから」ということで、その後も3ヶ月おきくらいにOCTの検査を受け、視野検査も何度か行っています。

もともと検査結果や目の状態についてあまり説明をしてくれない先生のため、私は自分が緑内障なのか、緑内障の予備軍なのか、それとも特に心配はないが念のため検査を続けているだけなのかさえわからず不安に怯えていました。こちらから検査結果等について質問しようとしても、返事は「次の患者がいるから余計な質問には答えられない」「そんなことどうでもいいでしょう」「眼科ではなく精神科に行け」などで、取りあってもらえませんでした。

先日またOCTの検査を受けた際、先生の思わせぶりな発言に不安を煽られ、べつの眼科の緑内障専門外来にセカンドオピニオンを求めにいきました。

その眼科で眼圧・眼底・OCTなどまた検査をしたところ、結果を見たそこの先生は「なぜこの結果で緑内障を疑っているのか」といったような不思議そうな顔で、「強度近視の緑内障の診断は難しいので、医者によって診断が異なることもあるが」と前置きした上で、緑内障ではないと思う、と言ってくださいました。

その先生によると、視神経乳頭の周辺に網膜の薄い箇所が多少あるが、緑内障に特徴的な視神経(視神経繊維?)に沿った薄くなりかたではないので、強度近視で網膜が薄くなっているためだろうとのこと(先天的なものかもしれないとも言っていたかもしれません)。また、視神経乳頭もとてもきれいで正常な状態なので心配はいらないといったお話でした。
強度近視なので、半年に一度程度の定期検診はしたほうがいいですよ、と勧められましたが、緑内障ではないと言われてひとまずほっとしました。

しかし時間が経つにつれ、自分に都合のいい診断をしてくれたからといって、本当に緑内障専門外来の先生の診断を信じてしまっていいのだろうか。緑内障専門外来の先生とはいえ、一度の検査で緑内障でないと診断できるものなのだろうか、と心配になってきてしまいました。また、もともと通っていた眼科に今後も通い続けるべきかどうかも迷っています。

経緯の説明が長くなってしまいましたが、2点質問をさせてください。

1. もともと通っていた眼科には、これまで2年間で受けた検査結果の蓄積があります。いい先生とはとても思えないのですが、緑内障の経過観察はデータの蓄積が重要と聞きますし、今後ももとの眼科に通い続けたほうがいいでしょうか(検査結果をもらうことはできませんでした)。

2. 視神経乳頭に異常がなく、視神経乳頭周辺の網膜の薄さが視神経に沿っていなくても、すでに緑内障に罹っているということはあるのでしょうか。

長々と書いてしまって申し訳ございません。ご意見いただけましたら幸いです。


1.今後も長く続く年月のうちのたった2年です。しかも、現在は緑内障とは言えない状態ですので、データの蓄積なんて無いのです。そんな眼科からの紹介状は必要ありません。ちゃんと説明してくれる眼科にさっさと転院しましょう。読んでいて腹が立ってきました。2度と行く必要はないと思います。

2.視神経乳頭に異常が無い様に見えても、或いは、網膜神経線維層の厚みの変化が緑内障の特徴的な変化とは違っていても、緑内障だという事はあります。難しいですね。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-11-08 16:12 | 緑内障