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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
by kounoganka
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カテゴリ:眼科検査( 28 )

測定時にどの距離にピントが合っているか


オートレフ測定検査時に眼科やメガネ店で測定すると、測定値がバラバラになります。両眼共裸眼視力0.3から0.4で近視に弱い乱視があり、メガネ度数両眼共-1.00(矯正視力両眼1.0)、コンタクト度数両眼共-1.00(矯正視力1.0から1.2)です。

オートレフ測定値左目は度数と同じ値が出ますが、右目測定値は乱視が-0.5から-0.75の値は一定していますが、近視の値が-0.00から-1.25と差が大きくがあります。4/9日の日曜に5軒メガネ店で測定して貰いましたが、2軒だけ、メガネ度数と同じ値が出ましたが、他3軒は、近視度数が-0.00から-0.50と計測されました。

実際に-0.50の度数では見ないです。 最終的には両眼共-1.00の結果になります。度数があっているので不安は解消されますが、オートレフでなんで右目だけ測定値が安定しないのかが不安です。右目はケガをした事などはありません。

小学6年の時に眼科で詳しく検査がしたいと言われボヤットする目薬を点眼されてオートレフで測定された後から恐怖になったのが今までも鮮明に覚えており、眼科やメガネ店でオートレフで測定されるのが恐怖感があります。オートレフで測定する時に今、使用している度数がしっかり測定されるには、僕自身の測定中は、どのようにしていれば良いですか?

オートレフでしっかり測定されない事が不安です。長文ですいませんがお願いします。


なぜ「今、使用している度数がしっかり測定される」必要があるのでしょうか。別に度数が少々違ってもいいんじゃないでしょうか。メガネとかコンタクトで良く見えて快適であれば何も問題ありません。オートレフのことなんか忘れてください。参考にしかならない測定器のデータは無視して構いません。5軒のメガネ店を「はしご」する様な馬鹿なことは今後慎んでください。

人間の目の屈折度数は常に変化しているのです。その変化する度数の一瞬を切り取って数値にするのがオートレフの役割です。別の言い方をすれば、測定時にどの距離にピントが合っているかを測るのがオートレフです。例えば、0.00と測定されたときは遠くにピントが合っていた時、-1.0と測定されたときは1メートルの距離にピントが合っていた時です。

オートレフを覗いたときに、遠くを連想させるような風景が見えます。また、遠くにピントを合わせるように仕向けるためのレンズも仕込まれています。測定眼が最大限遠くを見た時の度数を調べるための心理的作戦です。それでも人間は近くを見てしまいがちになり、近視が強く測定されてしまうのです。近視がなくても測定時に50センチの距離にピントを合わせていたら、-2.0ジオプターの近視と判定されてしまうのです。ちなみに自分(院長)自身は、+1.0ジオプターの遠視なのですが、+1.0から-5.0ぐらいまでオートレフの測定値を自在に変化させることが、以前は出来ました。

右眼の測定値が-0.00から-1.25の件ですが、上の理由から近視の一番緩いデータを採用するべきなのです。とすると、右眼は近視がないという事になりますが、乱視がありますので、乱視の代わりに近視のレンズを使用している状態だと思ってください。こう書くと、また心配の種が現れたように感じるかもしれませんが、はじめに書きましたように、快適であればそれで良いのです。乱視をきっちり合わせる必要はありません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-04-15 16:00 | 眼科検査

OCTのレポート解説


「受診する価値なし」でご回答いただいた者です。早速ご回答いただき大変ありがとうございました。いただいたアドバイスに従って、新たに受診した緑内障専門外来で定期的に検査をしていただくことにしたいと思います。

ただ、視神経乳頭に異常がないように見えても、神経線維層の厚みの変化に緑内障の特徴がなくても、緑内障に罹っている可能性はあるとのこと、やはり不安です。緑内障外来の先生は、視神経乳頭にはまったく問題がないとおっしゃっていたのですが…。

厚かましいお願いで大変恐縮なのですが、OCT結果と眼底写真のスキャンを添付いたしますので、もしよろしければ緑内障のおそれがあるかどうかご意見をいただけませんでしょうか。添付したデータはブログに載せていただいても構いません。

何卒よろしくお願い申し上げます。


詳細なデータをお送りいただきありがとうございます。(ここで表示される画像はサイズを小さくして解像度を落としています)
e0137559_1737332.jpg
大丈夫です。問題ありません。OCTのデータを説明しましょう。左右に分けて表示されているのは右が左目、左が右眼です。患者さんの眼を医師の方から見た状態です。

一番上の段の両側の赤黄青の図は、視神経乳頭の周りの網膜神経線維層の厚みを色分けして表示したものです。この色このパターンを見ただけで正常範囲と判断できます。視神経乳頭から伸びる網膜神経線維層が黄斑部(網膜の中心)を囲むように分厚くなっています。

2段目の外側、モノクロ画像に赤の表示があります。赤の部分は、機械が判断した、標準的な厚みより薄い部分を表しています。確かに左右とも少しあります。

次の段のフタコブラクダの図は、2段目の赤い円の部分で測定した網膜神経線維層の厚みを横に伸ばしたグラフです。右端とと左端は繋がっています。黒の測定値が緑の帯の範囲にあれば正常範囲です。厚みのピークがそれぞれTEMP側(黄斑方向)にシフトしています。血管走行の関連などで起こることであり、よく見られる所見です。これによって2段目の赤表示の説明がつきます。黒線の山をTEMP側からNAS(鼻側、黄斑と反対側)に向かって押して移動させたとすると、全て緑の範囲に収まります。

次の段の緑の山は、上の段をそのまま画像表示したものです。網膜最表層の網膜神経線維層(黄色い部分)がINF(下方)からTEMPにかけて厚いことがわかります。また、全体の山がNASで高くTEMPで低いことから、この眼球の形状は、黄斑部の奥行きが長いことがわかります。

一番下の眼底写真ですが、視神経乳頭のTEMP側(黄斑側)に萎縮した部分(輪郭が不鮮明な部分)がありますが、近視の人、特に黄斑部の奥行きが長い場合は、そちらに引っ張られたようにこういう変化が起こるものであり、単なる近視の変化です。

以上を総合的に判断して、この目は緑内障ではないと判断できます。但し、完璧に異常なしが円の中心で、中心から1メートル以上離れたものを緑内障と言うのなら、中心から20センチぐらいは離れているかもしれませんが、まだまだ余裕があります。この20センチの差は、強い近視があるという事で、緑内障になるリスクが少しは大きいですよという意味です。緑内障に近づいてますよという意味ではありません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-11-12 17:38 | 眼科検査

本当に眼圧測定をしたのか


先日、「アレルギーと霰粒腫の関係 」で早速ご回答いただきありがとうございました。わかりやすいご説明で大変感謝しています。

さて、続けざまに申し訳ないのですが、今回「診療費請求明細書」をじっくり見てみて、ひとつ疑問に思ったことがありますので、また質問させてください。

検査内容についてですが、以下の三種類の検査が記載されています。
*スリットM(前眼部)
*精密眼底(両)
*精密眼圧

診察内容は、あごをのせる機械で光をあてて目をのぞき、マブタを裏返して観察、そのあと、「少ししみますよ」と言って黄色い目薬を点眼されました。

疑問点は、これで眼圧検査も行なったことになるのだろうか、ということです。というのは、風を眼にあてて検査するのが眼圧検査と認識しているためです。また、眼圧を診る、あるいは眼圧が正常云々というような説明もなかったためもあります。

お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。


その診察内容がすべてであれば、スリットM(前眼部)と処置の点眼だけです。

麻酔の点眼をした後、青い光を当てながら眼圧計の先が目に接触する検査をしたのなら、それが本当の精密眼圧検査です。

精密眼圧ということで一定の点数(現在82点、820円)で保険請求されるのは、
1.医師が麻酔の点眼をして、細隙灯に顎をのせて測る、ゴールドマンアプラネーション眼圧計
2.医師が麻酔の点眼をして、手持ちで測るアプラネーション眼圧計
3.医師が麻酔の点眼をして、手持ちで測るトノペン
4.医師または職員が手持ちで測るアイケア
5.職員が空気の出る機械で測るノンコン
などがあり、ゴールドマンアプラネーション眼圧計がすべての眼圧計の基準です。

ノンコンはあくまで簡易検査ですのでスクリーニングにしか使えません。ノンコンで緑内障診療をするなどもってのほか。医師免許返納に値する愚行だと個人的には考えています。「風を眼にあてて検査するのが眼圧検査と認識」されるようになってしまった背景には、どの検査も料金が同じということがあるのです。利益優先すれば当然そうなってしまいますね。

日本緑内障学会が「ゴールドマンでもノンコンでも緑内障診療をする上で差異は無い」と明言するまで、この主張は取り下げません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-07-07 12:51 | 眼科検査

視野のこと


一ヶ月ほど前、視野検査ををおこなったのですが、異常はありませんでした。
その後も、眼底検査等で目に異常はなかったのですが、視野がどうも狭いような気がしてしまいます。
視野というのは病気でなくても狭まっていくものなのでしょうか。


質問がおかしいのですが・・

普通、自動視野計は中心30度の範囲を測定します。それで異常なしでも、さらに外側で視野に変化が出ているかもしれません。

視野が狭くなるのは、病気があるから、または病気とは言えないが心因性の何かがあるためです。「狭いような気がする」というのは後者ではないでしょうか。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-05-21 14:36 | 眼科検査

オートレフの度数の意味


コンタクトを作りに眼科に行った時に、気球を見る機械?で計った近視度数が右-9D、左-7Dでした。ただ、いつも使っているコンタクトの度数は右-6.5D、左-5.25Dで1.2見えます。

医師に聞いてみると、機械で計っただけだからね、コンタクトの度数できちんと視力が出ているから大丈夫だよと言われ、度数の違いについてはあまりはっきりとした回答をいただけませんでした。このようにズレが生じることはよくあることですか?

6.5も9も強い近視であることは理解していますが、今まで、自分の近視は強度近視の入り口くらい?と勝手に思っていた部分があったので、ちょっとショックで…。また、こんなに強い近視でも、将来目の病気にならない可能性はあるんでしょうか。失明するんじゃないかという不安に押し潰されそうになっています。


気球を見る機械はオートレフラクトメーター、通称オートレフです。目の屈折度数を測定します。近視や遠視や乱視を計ります。できるだけ遠くを見た状態で計らなければ近視が強く測定されてしまいます。遠くにある気球を見るというイメージを持つことで、それを防いでいます。

オートレフの測定値は「この度数よりも強い度数の近視ではない」という意味を持っています。-9Dと出たならば、それより強くないという事しか判らないのです。本当は-8かもしれませんし-7かもしれません。

また、オートレフの-9Dが正確な度数だったとしても、それは目から12ミリ離れたレンズの度数であって、角膜に乗っているコンタクトに換算すると-8.12Dになるのです。その目にできる範囲で緩い度数を入れたら、-6.5が最適だったというだけです。

「こんなに強い近視」でもありませんし「不安に押し潰されそうにな」るなんてことは普通は考えられませんよ。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-03-19 12:34 | 眼科検査

眼圧計の精度


飛蚊症持ちで少し増えたような気がして眼科にて受診をした際に、空気が出るタイプの測定器で眼圧を測定してもらいました。最初、左が15で右が11とのことでした。普段、18くらいなので再度測定してもらったろころ18でした。

測定してくださった助手のかたは、瞬きとかがあるので数値変化はありますとのことで、結果は正常値なので、その後、眼底の写真撮影と拡大鏡での眼底検査を行ってもらい、結果は異常無しとのことでした。

異常無しとのことなのでその時は何も思わなかったのですが、11と18だと結構差がありますが、眼圧測定の結果は気にしなくて大丈夫なのでしょうか?


どうでしょう。その結果を眼科医はどう説明しているのでしょうか。そこで気にしなくてもよいと言われたのならきっと大丈夫なのでしょう。眼科医がアプラネーションを使って正確な眼圧を測定してくれなかったのですか。

しかし、同じ眼圧計で連続して計って11と18ですか。ノンコンは所詮その程度の道具だと認識してください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2015-12-20 11:48 | 眼科検査

眼底検査の頻度


緑内障の検査を年に1回受診しているので、その時に飛蚊症もあるので眼底検査もしてるのですが、この頻度で症状のでにくい病気とかについては安心していいものでしょうか?

子どもがよく入院したりするので自分にはあまり時間を割けないので、何かあっても早いうちに発見して治療したいので。


実際に診察した医師がそれで良いと言うなら、それで大丈夫ということです。病名や症状だけから決められるものではありません。もちろん、心配ならもっと頻繁に受診しても構わないと思いますよ。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2015-10-21 08:32 | 眼科検査

眼科検査の内容と料金


何年か前から受けている人間ドックの眼底カメラで、今回初めて黄斑変化乳頭変化ということで要精密検査という結果でした。何の症状も無いのが逆に不安です。

精密検査では、どんな検査をして料金はどれくらいでしょうか。眼科受診したことはありません。よろしくお願いします。


眼科によって診療内容は違うと思いますが、当院の場合を例に説明します。もちろん保険診療です。

屈折検査。69点。機械で近視とか遠視とか乱視とかの度数を測定します。裸眼視力も測定します。
矯正視力検査。69点。最適なレンズを使ってどれくらい視力が出るか確認します。
細隙灯顕微鏡検査。48点。結膜、角膜、水晶体などを検査します。
生体染色検査。48点。角膜結膜の表面の状態を色素を使って確認します。
精密眼圧測定。82点。眼球の硬さを測定します。当院では正確なアプラネーションで測定します。高眼圧で要精密検査になった場合、健診と同じノンコン(空気式)を使っていては正しい眼圧は判りません。
精密眼底検査。112点。眼底鏡を使って眼底(網膜)の状態を確認します。
眼底三次元画像解析(OCT)。200点。特に黄斑と視神経乳頭の精密な三次元解析をします。緑内障や加齢黄斑変性の診療には必要不可欠な検査です。黄斑変化や乳頭変化で要精密検査になった場合、精密眼底検査だけでは必要な情報が得られません。

以上が普通のパターンで、状況によって省かれる検査や追加される検査もあります。精密眼底検査と眼底三次元画像解析(OCT)だけで良いように思われるかもしれませんが、絶対に見落としてはならない病気を見落とさないために、これだけの内容が必要なのです。

合計628点。初診料282点を加えて910点。三割負担なら2730円です。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2015-02-14 14:31 | 眼科検査

手持ち眼圧計で驚きの測定値が


現在高眼圧症で点眼治療(タプロス)をしています。

今日いつもの様に検診へ行った際、空気式で計って両眼23、直接式で23と20でした。そしてその後、初めて手持ち眼圧計という物で計ったら35もありました。

主治医は眼圧が高い人は高めに出るとおしゃってて、特に何も言われる事無くいつも通り目薬を頂いて帰宅しましたが、35と言う数値に驚きを隠せません。どの計り方が確実な数値という事が無い事は理解しておりますが、直接式が高くて23に対して手持ち眼圧計だと35となると、どの数値が正確に近いのか、どの計り方が正確に近い計り方なのかを教えて頂けましたら幸いです。よろしくお願いします。


生きた人間の眼内圧を直接測る事ができませんので、それに最も近いゴールドマンのアプラネーション眼圧計が基準になっています。それ以外は全て、ゴールドマンに近づけようと開発されたものです。

手持ちのゴールドマンアプラネーションというのもあり、これは正確です。35になった物はそれではなく、最近よく宣伝をしている何とかという麻酔の点眼の必要無いやつでしょう。

しかしまあ、23の眼圧が35とは恐れ入ります。初めてということは恐らくデモでしょう。その先生も使い物にならないと呆れたんじゃないでしょうか。しかし再測定はせずに「眼圧が高い人は高めに出る」ですか。それが確かならば、機械自身で補正して正確な眼圧を出してこれるのです。それが出来ないという事は、高くなったり低くなったりするということで、信頼には値しないということなのです。咄嗟に何と説明して良いのか混乱したのでしょう。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2015-01-19 18:05 | 眼科検査

ノンコンの数値が高かった以外は異常なし2


以前「ノンコンの数値が高かった以外は異常なし」で回答をいただきました。再度、お伺いしたくメールさせていただきます。

その後、視力矯正で通院しているのに合わせて1週間ごとに眼圧の測定をしています。
初回  空気式27.20 直接式20.19
2回目 空気式20.19
3回目 空気式17.16
4回目 空気式21.19 直接式20.18
OCTは異常なし、器質的な問題もないといわれています。

3回目の診察の後、今までの眼圧は初めてで緊張したり力んだりしていたから高目に出たのだろうとのことで問題ないといわれ、こちらも安心していたのですが、4回目の検査の際には空気式の数値が21.19と標準値を超えているとのことで直接式で測定し直し20.18となりました。

4回目の診察の後医師より、「やはり眼圧は高目ですね。」と言われ、親戚(主人の従妹)に緑内障を患っている者がいることを踏まえてのことだと思いますが、成人(20歳)になったら注意が必要であると言われました。

緑内障を患っている者(主人の従妹)は、若い頃に急性の緑内障を発病し手術をしたそうですが今はほとんど見えていないのか…その辺りはよくわかりません。娘からは随分はなれた血縁になるのですが、遺伝ということでは関係が深いのでしょうか?医師からは、昔は診断できていないだけで緑内障の人がいたかもしれないといわれました。娘にとっての両親(私たち夫婦)祖父母、叔父叔母、私たち親の叔父叔母、祖父母にも緑内障の者はおりません。

眼圧の測定も空気式の場合は、数名いる看護師(?)さんが測ってくださるので毎回同じ方が測ってくれるのではありませんし、娘が苦手なようで毎回瞼や頭を押さえられ10回以上やり直しをしています。益々力んでしまうのではと心配で、直接式のみで測ってもらえないかとお願いしたら、空気式で測るのが一般的なので、その数値が高目に出るというのは眼圧が高目なのだと言われました。空気式も直接式も測り方が違うだけで正確さは関係なく、空気式でも直接式でも力むことはあるといわれました。

今回伺いたいのは、遺伝に関することと、眼圧の数値のことです。今まで空気式では高いときもありましたが直接式で測りなおしたら全て標準値内に入っています。標準値内でも高目の眼圧の場合は、将来緑内障になるリスクを今から心配するほど深刻なのですか?この先将来のことを考えるととても不安です。

今回の主治医の考えについて河野先生のお考えもお伺いして、少しでも娘にとって良い状況になるよう手を打っていきたいと思っています。


結論を言います。他の眼科を受診してください。眼圧が高いと言って再診させておいてノンコンでしか測らず、ノンコンは高く出ることが多いとは言え、低く出る場合もあるのに、2回目3回目に再測定をしていない。

今までの経過を要約すると、眼圧を測ったら1回目は20と19、次は20と18で全て正常値。OCTによる視神経の検査は異常なし。血縁の者に遺伝傾向があると考えられる原発性の開放隅角の緑内障は無し。ここまでで終了です。「ご心配なら1年後に再診してください」となるところです。血縁の方の緑内障は、年齢からすると続発性だと推測します。

前回書きましたように、空気で測るノンコンは無視しましょう。「空気式で測るのが一般的」ではありません。どちらも料金が同じですので、利益優先なら効率が良いのです。目に接触しないので医師免許不要で誰でも測定出来るのです。「その数値が高目に出るというのは眼圧が高目なのだ」なら、医師が測りなおす必要はありませんね。「空気式も直接式も測り方が違うだけで正確さは関係」無しなら、医者は要りません。本当に知りたいのは眼内圧なのですが、人間の目で測定することが出来ませんので、その値に最も近いと言われるアプラネーション(ゴールドマン)が基準になっているのです。ノンコンがいくら頑張っても追いつけないのです。

正しいノンコンの使用目的はスクリーニングです。眼科を初診したすべての患者さんの眼圧を、ノンコンで手軽に測定することが出来ます。その中で、測定値が高めの人は医師がゴールドマンで測りなおします。年齢を問わず、緑内障やぶどう膜炎など眼圧の経過を見ていかなければならない人の眼圧は、特別な事情が無い限り、再診以降ずっとゴールドマンで測定していく必要があります。若い人で眼圧にかかわる病気を持たない人は、初診日にノンコンで測定するのみで、それ以降の眼圧測定は必要ありません。年配の方でも眼圧にかかわる病気を持たない人には、再診以降もノンコンで測定を続けてもかまわないと思います。眼圧が重要な病気の場合、眼圧が重要な病気を疑う場合は、ノンコンだけでの経過観察は、普通は在り得ないのです。

緑内障は眼圧の病気というふうに思われることが多いのですが、実は視神経の病気なのです。極端な話に聞こえるかもしれませんが、視神経の状態を正しく診断できるのなら、眼圧測定無しで緑内障は診断できます。現に正常眼圧緑内障は眼圧の高い(未治療で一般的な正常値を超える眼圧)緑内障より多いのです。診断がついて以降は、眼圧が治療効果判定の一つの目安となりますので正しく測定する必要があります。

毎年10回以上、学会や勉強会へ行くのですが、眼圧の数値が重要な疾患の症例報告で、ノンコンの数値で報告する眼科医なんて誰もいませんよ。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2015-01-12 16:19 | 眼科検査