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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
by kounoganka
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カテゴリ:視力・斜視( 129 )

3歳の強い遠視


先日、3メートル用ランドルト環視力表を購入し自宅で検査してみたところ、両眼ともに0.8でしたについての質問をさせて頂いた者です。ご丁寧なアドバイスをありがとうございました。夏休みに入ったので眼科で詳しい視力検査をしてもらったところ、強めの遠視と診断されました。

2軒の眼科で診てもらったのですが、それぞれ機械で測ったところ遠視の度数は右目が+4.5、左目が+4.0ほどでした。乱視は殆どなかったです。視能訓練士の方に視力検査もしてもらったのですが、裸眼で両眼とも1.2あるので弱視の心配も無いとのこと。近くのものもよく見えてるし立体図形もちゃんと認識している。(点眼薬を用いての検査ではないです)

この検査結果を元に、一軒目の眼科では、即眼鏡を作って治療を始めないと今はいいけどそのうち視力が低下して必ず内斜視になる。将来的なことを考えたら3歳から9歳まで必ず眼鏡をかけるのがベスト、と言われました。こんなに視力がいいのが不思議なくらいと言われました。今のところ内斜視はないそうです。

2軒目の眼科では、今の時点で左右差もないし弱視でもない。内斜視もの傾向もなさそうだから、眼鏡は作らずに経過観察でもいい、と言われました。このまま眼鏡をかけずに必ずしも視力が低下するとは限らない、とのこと。真逆の診断結果でどちらにしたらいいのか悩みます。

点眼薬なしでの結果ですが、この遠視の度数は将来的に影響はあるのでしょうか?成長するにつれて遠視は緩やかに改善されるらしいですが、この度数だと一生遠視とのお付き合いになりますか?正直なところ、3歳という年齢で眼鏡をかけさせるのも可哀想だと思う反面、1軒目の眼科でこのまま放置したら必ず視力が低下し内斜視になると強く言われたことも不安です。


2軒目の眼科でも、放置するのでなく経過観察をして異常があればその都度対処するわけですので、決して真逆の診断結果ではありません。どちらでも問題ないと思いますが、安全を優先するなら1軒目に従ってはどうですか。「必ず内斜視になる」というのは大袈裟だと思いますが。

遠視とは一生の付き合いになりますので、小さいうちから眼鏡に慣れておく方が良いと思います。中学高校ぐらいになって、近くが不便になってからでは、「眼鏡をかけるとよく見えるが、疲れるので十分に矯正できない」というようなことが起こり得ます。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-07-30 12:18 | 視力・斜視

3歳で0.8は普通です


3歳児です。遠くのものが見えづらいように感じたので、3メートル用ランドルト環視力表を購入し自宅で視力検査をしてみたところ、両眼とも0.8でした。

本を読むことが好きなので近くのものはよく見えてるようです。ネットで調べると3歳児は1.0見えてる子が多いと書かれているので、発達が少し遅いのかと心配になりました。弱視の可能性もありますか?一度、眼科で詳しい検査を受けるべきでしょうか?

視力検査をしてる間、集中力がなかなか続かないので、眼科でちゃんと検査を受けることができ正確な診断をしてもらえるか心配です。今すぐ行くべきかどうか悩みます。


両眼とも確かに0.8なら弱視ではないですよ。また、左右同じ程度見えているのなら、まず大丈夫です。仮に0.8と1.0なら、左右差があり少し心配です。この時期一番心配なのは、不同視弱視とか斜視弱視とかで片目が弱視になることなのです。

でも心配ならば眼科受診はしてください。もしかしたら軽度の近視かもしれません。この場合、弱視の心配はありませんが、近視は徐々に進みます。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-07-22 14:57 | 視力・斜視

斜視の手術

海外から斜視手術の方法についてお尋ねがありましたが、当方では手術が必要な場合、病院を紹介して、方法については病院任せです。
ですから詳しいことは判りません。また、治療は全てオーダーメードですので、こういう方法なら良くなるというような事を、この場で書くことは出来ません。主治医とよくご相談ください。

by kounoganka | 2017-07-21 15:44 | 視力・斜視

1歳10か月の不同視


子供(1歳10ヶ月)の遠視についてご相談します。小児科でたまたま受けた視力スクリーニング検査(スポットビジョンスクリーナーによる検査)で、不同視(右目の遠視)という結果がでたため、眼科の受診を薦められました。
右目 SE+3.00 DS+3.75 DC-1.75 Axis@49
左目 SE+0.50 DS+0.75 DC-0.75 Axis@50
とあります。

まず近所の眼科(眼科、小児眼科を掲げている)を受診したところ、視能訓練士による検査(縞模様のプレート、くまの絵を使った検査など)や、オートレフ検査を行い、医師の診察にてスクリーニング検査と同じく右目の遠視があるようだと言われました。その程度は重くないので、今後目薬(サイプレジン)をさしてより精密に調べる検査を行い、それによって眼鏡やアイパッチの治療を行うもしくは初めから大きな病院を紹介することもできると言われました。

2軒目に、小児眼科の専門である眼科を受診し、結論からいうと今すぐに眼鏡の治療は必要ではないという診断でした。こちらでは視能訓練士による検査はなく初めから医師の診察で、部屋を暗くしたり明るい状態で先生が子供の眼を見ました。目薬をさしての屈折検査もこの年齢では正確さに欠け、今なんとしてもすべきことではないとのことでした。

斜視や眼震も見られないし、まだ1歳であるため本当に右目の視力が悪い状態かが分からないことや、たとえ遠視があったとしても、自分で見える見えないの意思表示ができる3歳になってからの検査、治療で遅くない。3歳になってからは早めの治療が良いが、それよりも早くする必要は現時点では見つからない、1歳から眼鏡をしたからと言ってその分早く眼鏡をやめられるというものでもない、というお話でした。

その場では理解したつもりでしたが、子供の遠視の治療は早い方がいいと聞いたことや、せっかく早く見つかったのにあと1年以上何もせずに、さらに悪くなったりすることはないのかと心配が残っています。また、遠視があるからと言って必ずしも弱視になるというものではないのでしょうか?遠視と弱視の違いもよく理解できないでいます。

長文で申し訳ありません。よろしければ河野先生の見解をお聞かせください。


大変遅くなり申し訳ありませんでした。6月7月と、医師会の当番で眼底写真の読影が山ほどあり、なかなか時間を取れませんでした。

微妙な度数ですね。等価球面度数の差が2.5ジオプターで、遠視の強い方の眼の乱視が強いですので、右眼が弱視になる可能性は確かにあると思います。両目で見るとバランスが悪いため、遠視の強い右眼からの情報を脳がシャットアウトして見えなくしてしまうのです。これを不同視弱視と言います。

どちらの眼科の指示に従っても最終的には問題ないでしょうが、心配でしたら初めの眼科が良いでしょう。2番目の眼科は知識と経験が豊富で、僅かなデータでも何年か先まで見通せる(と考えている)のかもしれません。

はじめの眼科を選択した場合は、おそらくまもなく眼鏡をかけることになるでしょう。早くから眼鏡をかけることで弱視にならない可能性が高く、もし万が一弱視だと確定した場合でも、何カ月間か毎日何時間か片目にアイパッチをする訓練で、弱視から確実に抜け出せます。しかしメガネは10歳まで外せません。

2番目の眼科の場合、3歳から眼鏡を掛けますが、おそらくその時点で弱視になっているため、同時に訓練が始まります。期間は早くから眼鏡をかけた場合より長くなります。しかしメガネは10歳まで外せません。不同視(左右差)が強くないですので、普通はこれくらいで問題なく対処できます。4歳でも5歳でもきっと大丈夫でしょう。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-07-21 15:35 | 視力・斜視

病的近視


病的近視はジオプター-8Dの人の9割に起こると書いてありましたが、-6Dなどの強度近視の人にも病的近視の人は少なくないのでしょうか?


病的近視は近視の強さだけで決まるものではありませんので、どんな答が返ってきても安心できないでしょう。眼科受診して説明を聞いてください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-06-27 11:02 | 視力・斜視

アイパッチ


こんにちは。こどもの-5の最強度乱視で以前から相談させていただいているものです。先日も回答ありがとうございました。

中学生以上になると弱視になる心配がなくなるので、不便がなければ裸眼で良いとのことでしたが、娘は現時点で裸眼で両眼ともに0.1で-5の乱視もあるのできっと裸眼で不便がないということは考えにくいですよね…?

コンタクトに眼鏡の件は理解できました。ありがとうございます。バレエを習っているので、そのときだけでも矯正できる範囲のコンタクトをして眼鏡が外せるという選択肢を与えてやれたらなと思ったのですが…。

それと、お友達で同じく遠視性乱視で眼鏡で矯正している子がいるのですが、常時眼鏡で、視力に左右差はありませんが、片目ずつアイパッチをして1時間半の手元での作業をしているとのことです。視力検査を2週間に一度とのことで、うちは3カ月に一度で、常時眼鏡をかけるのみなのですが、眼科によって考えや方針が違うのは承知しておりますが、視力に左右差がなくてもやはりアイパッチをして眼をよく使う時間を増やせばそれだけ視力の上がりも良いのでしょうか?

また河野眼科でのこども弱視治療における視力検査の間隔はどのくらいですか?3カ月に一度というのは長く空いている方なのでしょうか?よろしくお願いします


申し訳ありません。前回、ご質問の趣旨を取り違えていたようです。コンタクトの乱視の度数は2.25Dぐらいが最大ですので、十分な矯正は出来ません。コンタクトが使えるようになったら、コンタクトで出来るだけ矯正し、それで不十分な場合に眼鏡で度数を追加するのが良いと思います。うまくいけばコンタクトだけで済むかもしれませんが、眼鏡で乱視を追加する必要があるかもしれません。ワンデーであれば小学生のうちから使えるかもしれません。

お友達の件ですが、同じ遠視性乱視という病名でも状況は同じはずがありません。全員違うと思ってください。治療方法もオーダーメイドなのです。「片目ずつアイパッチ」ですか。不思議な方法ですね。普通、アイパッチは健眼遮蔽とも言って、矯正視力の良い方の目だけを隠して、悪い方の眼を訓練する方法です。ところが、斜視や斜位の場合などに、交互にアイパッチを使用する方法もあるのです。計画を立てて状況を判断しながら進めますので、受診間隔は短くなります。つまりお友達はずっと重症なわけです。

また、アイパッチをすれば誰でも視力が上がるなどと考えないでください。アイパッチは視力低下の特効薬ではありません。必要のないアイパッチは弱視の原因です。ですから、受診間隔や訓練方法を他人と比べるのは意味なしです。当院でも受診間隔はまちまちです。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-04-07 11:05 | 視力・斜視

コンタクトの上からメガネ


以前にもこどもの-5の最強度乱視で相談させていただいた者です。

またお聞きしたいことがあるのですが、コンタクトで乱視を最大限可能な限り矯正して、学校の体育や休み時間をコンタクトで過ごし、さらにもっとよく見えなければいけない授業中などにコンタクトの上からメガネをかけるなどということも可能なのでしょうか。

もちろん、コンタクトは自分で管理できる年齢になってからということと、コンタクトで最大限に矯正して本人が日常生活を困らないとすることは前提であると承知しております。


可能です。でも、小学校4年生または卒業までは常時眼鏡です。コンタクトは中学以上です。ところが、中学以上なら弱視になる心配がなくなりますので、常時眼鏡ではなくなり、裸眼で不便が無ければ必要時眼鏡のみ、または常時コンタクトになると思います。併用は不要です。

もしかして、よく見えるメガネ・コンタクトを使用したら目に悪いとでも思っていませんか。そんなことはありませんよ。適切な度数より強い度数の眼鏡を使うと疲れたりしますが、まともな眼科はそんな処方はしません。見え方と装用感のバランスを確認しながら度数を決定します。「適切な度数より強い度数」というのは、オートレフで測定された通り、或いは「完全矯正度数」のことです。ただし、10歳ぐらいまでの治療期間中は、あえてそのような度数を処方することはあります。

コンタクトとメガネの併用は可能ですが、この場合は意味がありません。屈折の左右差が大きい場合に、それをそろえるためにコンタクトを片目に使用し、その上から両眼同程度の度数の眼鏡で矯正することはあります。また、中年以上の場合に、遠くに合わせたコンタクトの上から老眼鏡を使ったり、近くが見えるコンタクトの上から遠用メガネを掛けたりしますが、あくまで老眼の場合です。お考えの方法も、中年になってからの方法で、子供のうちから考える必要はありません。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-03-16 13:42 | 視力・斜視

裸眼視力の低下


子どもが結膜炎で眼科受診したのですが視力が1.0と1.2でした。去年測定したときは両目2.0でした。(どちらも途中まででなく見えるところまで測定してもらいました)

お医者様に確認したところ、2.0は見え過ぎであり、きちんと見えているので大丈夫と言われました。とは言え私が近眼なんで子どももこのまま視力が下がらないか心配です。大丈夫でしょうか?

また最近の子どもの視力回復はどのような方法があるのですか?


眼科で「視力」といえば矯正視力のことですが、ご質問には何とも書かれていませんので、裸眼しか測定しない、矯正を省いた不十分な検査と判断し、裸眼視力と考えて回答します。

2.0が1.0に低下しているなら、単純に近視が原因ではないかと捉えがちですが、必ずしもそうとは限りません。結膜炎がきつくて角膜に傷ができて、視界が霞んでいるのかもしれません。結膜炎がきつくて、瞼の裏のぶつぶつが角膜を圧迫して屈折状態が変わったのかもしれません。裸眼視力だけでは判断できないのです。

2.0は見えすぎではありません。2.0見えるのが理想です。ただし、近視の眼鏡を少し強めに処方した場合も2.0見えたりしますが、もともと近視の眼に対する処方ですので、少し緩めに処方するのが通例です。それより、同じ条件で測定し2.0見えていた目が1.0しか見えなくなったのであれば、「きちんと見えている」はずが無いと思いませんか。「それなりに見えている」が正しいと思います。しかし、もしかしたらただ単に、本人が視力検査に飽きて、返事がいい加減になってしまっただけかもしれません。

「大丈夫でしょうか?」という質問は実はものすごく難しいのです。視力低下の原因がわかりませんので、さらに低下するかどうかは当方には分かりません。近視であったとしたら進行すればメガネを掛けさえすればよく見えますので「大丈夫」です。近視が進むという事は、視力(矯正視力)が下がることではありませんので「大丈夫」です。つまり、眼科で言われた「大丈夫」は「近視はまだ眼鏡が必要なほどの強さではなく、それ以外の視力に影響する病気も無いので大丈夫」という意味ではないかと思うのです。

「視力回復」というのが「近視を治す」という意味なら、点眼で治る仮性近視以外は「そんな方法は存在しない」と言うのが正しいでしょう。「視力回復」というのが「近視は軽減しないが裸眼視力を回復」という意味なら、心因性視力障害や視力に係る病気は眼科で対処しますが、巷では胡散臭い業者や書籍など、或いはウェブサイトなどに、ウソ情報があふれています。中には眼科医がかかわっているものもあったりして、素人には嘘かどうか判別困難なものもあります。ご注意ください。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-02-21 17:51 | 視力・斜視

視力の回復?


最寄りにいい眼科がないので、いつも拝見させて頂いております。視力が、0.6なのですが、視力を1.0に回復させるのは、可能でしょうか??

可能な場合、
1.市販の視力回復マッサージ法の本やサプリメントは、有効でしょうか??
2.上記以外で、方法や生活習慣などがあれば、ご教授頂けますと幸いです。
宜しくお願いします


漠然としたご質問ですね。

視力には3つの物があります。裸眼視力と、最高の視力の出るレンズで矯正した矯正視力。そして、普段かけることが出来る眼鏡視力(実用視力)があります。眼科でいう視力とは矯正視力のことですが、一般的に言われる視力は裸眼視力のことだろうと思います。

一番多いパターン、近視によって裸眼視力が0.6しか出ない場合を想定してお答えします。

裸眼視力を1.0にする事は可能かもしれません。裸眼視力0.6といっても、屈折度数は-0.5Dかもしれませんし-2.0Dかもしれません。「裸眼視力が同じなら屈折度数も同じ」とは言えないのです。-0.5Dなら気合(!)で裸眼視力は出るかもしれません。サプリや遠くを見続けるなどの習慣で少しは良くなるかもしれません。

近視を治すことが出来るかという事でしたら、本当の近視なら基本的に無理です。近視等の屈折は、眼球の形で決まります。近視の場合は眼球の奥行きが長いのです。それを縮めることが出来れば近視を治せるのですが、無茶な話です。眼鏡かコンタクトか屈折度数を変える手術ということになります。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2017-01-31 15:12 | 視力・斜視

完全矯正は必ずしも必要でない


3歳児の-5の乱視について相談させていただいているものです。

前回の回答に、メガネだと中途半端に歪みが残るとありましたが、どの程度のものなのでしょうか。例えば、黒板の字や小説の文字などを読むことも困難となる可能性もあるのでしょうか。

また、メガネでの完全矯正が難しい場合、他にはどのような方法があるのでしょうか。将来的にもコンタクトはこの乱視の度数では難しいのですよね?


もう、お子さんは危機を脱したのですから、無闇に心配しないように。前回の回答をよく読んでください。「網膜に映る像の縦横の伸び縮み」という意味での回答の「中途半端」です。「本人が感じる歪み」という意味ではありません。

光学的な話なのです。-5ジオプターの乱視には-5ジオプターの乱視のレンズを使わなければ完全矯正にはなりません。ところがそれをやると、今まで乱視があるのが普通だった目にとっては、逆の乱視が加わったように感じるのです。ですから、眼鏡は緩く処方します。

普通、小さいお子さんには完全矯正に近い度数を入れます。乱視で過ごした時間が短いですので矯正状態に慣れやすいからです。逆に年長の子に初めて処方する場合は、緩くせざるを得ません。その分、最終的な視力に少しは差が出るのです。2.0出るはずの眼なのに1.2とか1.5までしか出ないという事です。これでは不十分でしょうか。

以前の回答に「半分ぐらいの矯正度数のメガネで1.2の視力が出ておりました」とあるように、半分の矯正でも視力は出るようになるのです。もちろん半分の度数のコンタクトでも然りです。ちなみに、この方は5歳から乱視のメガネをかけていたそうです。

ところで、乱視というのは決して特殊なものではありません。10人に9人、いや、30人に29人ぐらいが乱視持ちです。大多数の方は少しの乱視を持ったまま、それを矯正せずに視力1.5ぐらいで普通に生活しています。ですから、5ジオプターの乱視に4ジオプターの眼鏡をかけて1ジオプターの乱視が残っていても、全く気にする必要もないのです。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2016-11-08 16:09 | 視力・斜視