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河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
by kounoganka
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2013年 06月 07日 ( 2 )

網膜中心静脈閉塞症


網膜中心静脈閉塞症と診断されました。眼底出血がどんどんひどくなり、目の前に黒いカーテンがかかったように見え、5月に入って視力が0.1に落ちてしまいました。

ステロイドの注射をしましたが効果がなく、アバスチンを注射しました。翌日の検査では、むくみはとれていましたが、視力が変わりません。目の外側の静脈がつまりかけていて、非常に危険な状態だと言われています。

1週間たって視力が向上しないようなら、これ以上悪くならないように、レーザー治療をすると言われました。また、つまりかけた血管を通すために、昨日から「ワーファリン」という血をさらさらにする薬を飲み始めました。

お聞きしたいのは、
①視力回復のために、効果的な治療方法
②レーザー治療をしてしまうと、今後、視力が回復する可能性がなくなってしまうのか。
③つまりかけた血管を通す方法はないのか。(心臓等ならステントを入れることができると思うのですが、同様の措置はできないのか。)
④血管がつまると失明や眼底が大出血する危険があると言われましたが、大出血するとどうなるのか。
⑤数年たてば、眼底の出血が吸収されて消えてしまうと聞きましたが、出血がひけば、たとえ、視力はもどらないとしても、視界が黒い状態になるのは解消されるのか。

お忙しい中、恐縮ですが、至急ご回答をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。


ステロイドの注射をし、アバスチンの注射をし、ワーファリンを処方し、レーザー治療も可能な眼科にかかっているようですので、現在の治療が視力回復のための最も効果的な治療だと考えましょう。今の治療にどうしても不安があるなら、信頼できる別の病院を受診するしか方法は無いでしょう。

「これ以上悪くならないように、レーザー治療をする」ということは、「良くなることがあっても悪くなることがないようにする」という意味ですので、回復の可能性が無くなるわけではないのですよ。

ステントのようなものは残念ながらありません。病気の成り立ちが違いますし、はるかにミクロの世界です。

大出血によって血管新生緑内障という厄介な病気になる可能性があります。何としてもこれは阻止しなければなりません。

病気というものは多くの方が思っているほど単純なものではありません。この病気にはこの治療というように、決まっているわけではないのです。この治療をしたらこうなると決まっているわけでもないのです。「なるようにしかならない」と腹をくくるのも見識かと思います。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2013-06-07 16:40 | 網膜・脈絡膜

「過矯正による仮性近視」?


小学生から近視が進み、メガネでは両目とも-10程度の強度近視です。乱視はない、もしくはあってもごく弱い程度です。

以前より掛かり付けの眼科(コンタクトレンズ専門医)で、定期検査・コンタクト(ソフト)処方を受けていました。ハードコンタクトの方が眼への負担が低いと聞きかじり、こちらの医師に伺ったところ、目にさえ合っていればソフトコンタクトでも何ら問題はなく、ハードに変える利点はないとのご説明でした。ちなみに、ここ6年くらいは、視力度数の進行はありませんでした。

他の先生の意見も伺いたく、今回他の病院(コンタクトレンズ専門医)を受診したところ、ハードコンタクトへの変更を進められ、さらに検査後、次のようなコメントをいただきました。
「網膜の状態にしては、視力が出にくい。過矯正による仮性近視ではないか。こちらで処方するなら、もう少し低い度で処方する。」
当日は、初診ということもあり、散瞳しての眼底検査、強度近視のため眼軸測定、OCTと処々の検査をしました。

しかし、後日コンタクト処方に伺うと、ハードコンタクトレンズで、実際には現在より若干強い度数での処方、ということになりました。

お伺いしたいのは次の3点です。
① 「過矯正による仮性近視」というものがあるのですか。昔と違い、仮性近視というものは、ないものだと思っていましたが。
② 「網膜の状態にしては、視力が出にくい」原因としては、上記の仮性近視以外、何か病的なものがあるのでしょうか。当日検査後、医師からは病的なものがあるとの指摘はありませんでした。
③ ソフトからハードに変えると、処方度数が変わることはあるのでしょうか。
お忙しいところ申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。


「過矯正による仮性近視」というのは、過矯正の近視の眼鏡やコンタクトを使用中には、普通に起こっている状態です。遠くを見る時には、毛様筋が収縮していない状態が普通なのに、ある程度収縮させなければ遠くにピントが合いません。軽い遠視の人は裸眼で常に起こっていることです。毛様筋が余分に働いて疲れやすくなることも考えられますので、普通は、過矯正にならないよう注意して処方します。

「過矯正による仮性近視」にはもう一つ別の意味合いがあり、上記の状態が裸眼の時でも継続していることを言う場合もあります。つまり、本来の近視の度数より強い近視の状態になることです。毛様筋の緊張ですので、いつかそのうちに回復します。

従って、いずれの「過矯正による仮性近視」も、視力が出にくい原因にはなり得ません。原因を探すために、普通の初診ではやらないような、散瞳しての眼底検査、強度近視のため眼軸測定、OCTなどの大層な検査をしたが、結局原因はわからず、誤って仮性近視だと判断したのでしょう。にもかかわらず、処方されたレンズは弱い度数になっていないのですが、そのことについての説明は無いのでしょうか。

「網膜の状態にしては、視力が出にくい」原因はいくらでも考えられます。視覚の伝達経路全てが原因となりうるのです。角膜も水晶体も硝子体も視神経も脳も疑わしいと言うことなのです。さらにそれに加えて心因性のものや弱視も考えられますので、究明するのは不可能に近いかもしれません。

ソフトレンズは角膜のカーブに沿って曲がりますので、眼に入れた時の度数はレンズ自体の度数が反映されます。一方ハードレンズは硬いレンズですので、レンズと角膜の間に溜まる涙もレンズとして作用します。角膜のカーブに比べてコンタクト内面のカーブが平坦だと、凹レンズ状に涙が溜まり、それも凹レンズとして働きますので、コンタクトの度数は緩くてすみます。逆に、角膜のカーブに比べてコンタクトの内面のカーブがきつい場合は、凸レンズ状に涙が溜まりレンズの働きをしますので、それを打ち消すために強い度数のコンタクトレンズが必要になります。ただし、このようなことが起こったとしても、必ずしも処方が間違っているとはいえません。

ところで「コンタクトレンズ専門医」というのは眼科専門医のことでしょうか。それなら良いのですが、「コンタクトレンズ店併設の眼科の医師」でしたら、そもそも目的が違いますので、普通の眼科を受診することをお勧めします。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2013-06-07 12:16 | 視力・斜視