生理的飛蚊症 |
Q はじめまして。高1です。 1ヶ月ほど前から視界に点が鎖でつながれた様なものが見えるようになリ(色は薄い黒),眼底検査を受けましたが 特になんの濁りも病気も見つからず,飛蚊症でもないと診断されました。異常はないのでもちろん原因も謎のままです。ただ,もともと目が疲れやすかったけどこれが見える様になリさらに疲れやすくなりました。 これは一体なにが原因で,なにが起こっているんでしょうか? あと,母が“飛蚊症が時々出る”というのですが,飛蚊症ってゆうのは毎日,1日中みえるものではないんですか?私のは 見えない時間は1秒もなくて毎日見えます。 A 目の前に蚊が飛んでいるように見えることから、飛蚊症と言われています。しかし原因によって症状は様々で、ゴミのようなもの、糸くずのようなもの、雲のようなもの等、表現は様々です。これらをひっくるめて「飛蚊症」と言います。症状の名前であって、病名ではありません。 で、あなたの症状は、まぎれも無く「飛蚊症」です。誰にでも存在する「目の中の繊維状の濁り」が、見えているのもので「生理的飛蚊症」とも言われます。それ以外に、後部硝子体剥離、硝子体出血、ぶどう膜炎、網膜裂孔などによる飛蚊症もあります。 目の中には、「卵の白身」状の硝子体というものが詰まっています。完全な液体ではなく、細かい繊維質で出来ています。またその中には、胎児のときの血管などの比較的太いひも状のものも含まれます。これらのものが、見える人には見えるのです。見えない人は幸せですが、鈍感なのです。光の状態によって、よりはっきり自覚できます。自覚した事のない若い人にでも、確実に自覚してもらう方法もあります。 周りの明るさなどによって、見えたり見えなかったりするのが普通ですが、人によって、濁りの種類によって、色んなパターンがあります。毎日見えても、異常という訳ではありません。 |
by kounoganka
| 2007-01-13 09:56
| 何かが見える
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