ミドリンとサンピロ |
Q 外傷性散瞳の件での回答ありがとうございました。申し訳ありません。また質問失礼させて頂きたいです。 ミドリンPとサンピロについて知りたいです。ミドリンPを処方されましたが1回使用して、少し痛みが出たので使用中止となり、あまり使用することはないんですけど。と先生が言いながら、サンピロ点眼液1%を処方されました。痛みが出たらまた中止して次の診察まで様子見と言われています。 使用したところ、目の充血ぐらいで痛みはありません。自分なりに調べてみたら、サンピロは眼圧を下げる緑内障の目薬とかいてありましたが、緑内障とはまだ言われてないし、眼圧は10~14ぐらいなのですがこのまま使っていても問題ないのでしょうか? 河野先生の言われた、ミドリンPで少し痛みが出た程度での中止より点眼続行。というのが気になっています。また外傷後からサンベタゾンを1日4回点眼しています。 あまり使用する事ない。と言われたのも気になって、、外傷性散瞳の治療はミドリンPの方が多いのでしょうか?散瞳はなかなか治らないと言われても、効果があるのなら治療して、少しでも縮まって欲しいです。 何度も申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。 A 処方された薬の目的は、処方した医師に聞きましょう。診療の妨げになっては困りますので、診ていない医者がとやかく言える問題ではないのですが・・あと、薬剤師には聞かないようにしましょう。理由はこのブログ内で「薬剤師」で検索してください。 サンピロは緑内障の薬ではなく瞳孔を縮める薬です。それによって緑内障発作の予防や治療に使われますが、眼圧を下げる作用があるわけではありません。 こういった場合には確かに普通は使いませんが、もし点眼が作用すれば、虹彩をミドリンとは逆方向に動かすことが出来るので、虹彩後癒着を解消しようとしたのかもしれません。また、点眼で縮瞳が起こるならば、回復の見込みも大きくなりますし見え方も改善しますので、それを確認するためもあるのかもしれません。気長に頑張りましょう。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2017-02-10 09:29
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