術後の外傷性散瞳 |
Q 金属の破片(1mm程度の大きさ)が目の中に入ってしまいました。角膜→虹彩→水晶体と突き抜けて、硝子体中に金属片があるのがわかって、すぐに摘出手術をうけました。 術後の診察で虹彩が動いておらず、瞳孔が、楕円がゆがんだような状態になっていることがわかりました。外傷性散瞳で虹彩を動かす神経が麻痺している可能性がとのことでした。 現在は自宅療養で経過観察となっています。現在使用している目薬は、クラビットとリンデロンです。術後2週間はミドリンP、コソプトも使用していました。 このまま経過観察のみで良いのか不安です。治療で何かできることは無いでしょうか。 A 術後の高眼圧もおさまり、炎症も順調に沈静化しているようですね。きちんとした手術の出来る病院ですので、まかせておいて問題ないと思います。なるようになると考えて、あまり思い悩まないほうが良いでしょう。 現在の点眼は、一番強い抗菌剤と一番強いステロイドです。決して「経過観察のみ」ではありません。十分に「治療中」です。点眼を忘れないこと、異常を感じたら受診することを心がければ、特に何もすることはありません。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2013-01-28 09:50
| 外傷
|
<< 残像~脈管視現象 | 「異常なし」なのに歪んで見える >> |