網膜剥離の心配 |
Q 私は強度近視で、20センチ先ぐらいでしかピントが合わず、飛蚊症の大きいものもあります(色は透明です)。大きいものになるとアオミドロ10束 20束くらいの、境目もよくわからないような組織のかたまりのようなものが両目に見えます。しかも半年前に片目をぶつけました(それによる変化は感じていません)。 また、1日のうち何度か、小さな星のような光が1、2秒見えることもあります(光視症とはこのことですか?)。こんな状態で何か月か何年かわかりませんが、経過いたしました。 しかし、片目ずつ自分なりによくチェックするのですが、欠損やゆがみは確認できません。黒いものもありません。このような状態なのですが、「網膜剥離している可能性は高い」と思われますか? 逆に、「レーザー治療で済む可能性」は低いでしょうか? 検査すべきなのはわかっているのですが、できれば行きたくありません。こうの先生のご意見をお聞きして、よく考えてからこの先を考えたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします(ちなみに、剥離だった場合は手術しないと失明ですか??) A その症状が何年も続いているとすると、網膜剥離している可能性は低いですね。しかし、ゼロとは言い切れません。また、光の点が見えるのはブルーフィールド内視現象でしょう。光視症とは別です。 でもなぜ「「レーザー治療で済む可能性」は低いでしょうか?」というような質問をするのでしょうか。もしかして以前に、網膜円孔または網膜格子状変性が見つかり、網膜剥離の予防のためにレーザーで治療することを勧められたのではないのですか。剥離していたらレーザーでは済まないし、異常なしならレーザーは不要ですからね。 「案ずるより産むが易し」ですよ。勇気を出して眼科受診してください。このまま引き続き経過観察になるか、または「レーザー治療で済む」可能性が高いと思います。レーザー治療を勧められても、受けるか受けないかは、その時に考えればいいと思います。ちなみに、剥離だった場合は手術しないと失明してしまうと考えてください。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2012-04-06 11:41
| 網膜・脈絡膜
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