excitemusic

河野眼科ホームページに寄せられた目に関する質問や相談にお答えするページです。なお、コメントを付けることはできません。河野眼科ホームページからお願いします。
by kounoganka
ICELANDia
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
検索
カテゴリ
タグ
以前の記事
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


妊娠中の点眼


はじめてご相談します。

今、アレルギー性結膜炎治療で下記点眼液を処方されております。
・インタール点眼液2%
・リボスチン点眼液0、025%

妊娠したのですが、妊娠8週目までは胎児に影響があるので使用しないほうが良いと眼科の先生に以前言われたのですが、9週過ぎたら使用してもよいのでしょうか?ご意見をお聞かせ下さい。宜しくお願いします。


処方した眼科医の指示に従ってください。いくつかの点眼の添付文書を確認してみました。

インタール点眼液2%
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[動物実験(ウサギ1)、マウス2))で母体に毒性があらわれる大量の注射により胎仔毒性(胎仔吸収、体重減少等)の報告がある。]

30年近く販売され続けている抗アレルギーの定番です。「母体に毒性があらわれる大量の注射」をしなければ影響は無いと考えられます。

リボスチン点眼液0.025%
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[動物実験1)(ラット)で、レボカバスチン80mg/kg経口投与(臨床投与量の 33000倍以上に相当)により、胎児死亡及び催奇形性(多指、水頭、過剰中足骨及び無眼球)が報告されている。]

インタールとはまた違う種類の抗アレルギー剤です。「催奇形性」の記載があり、ちょっと心配な感じですが、「臨床投与量の 33000倍」です。こんな大量投与は考えられません。しかし、どうしても心配なら避けた方が良いでしょう。気持ちの問題だけですが。

AZ点眼液0.02%
40年以上販売され続けている抗炎症剤です。妊婦に対する注意書きは無く、安全だと考えられます。ただし効力は小さく、あまり効かない場合も多く、抗アレルギー剤の補助として使われる事が多い。もちろんこれのみで十分足りている方もあります。

フルメトロン点眼液0.1%
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には長期・頻回投与を避けること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]

これは副腎皮質ホルモンですから、元々体内で出来るものを補助するものです。体質的に眼圧が上昇する人(ステロイドレスポンダー)以外は危険はないでしょう。フルメトロンを忌み嫌う方がありますが、これは妊娠中の点眼としては安全な部類です。

妊娠初期の臓器形成時期には、精神衛生上も避けた方が良いと思いますが、それが8週なのか9週なのかは処方する医師が決める事でしょう。「内服と違って点眼では胎児に影響が及ぶとは考えられない」と断言する学者もいますので。

ところで、アレルギー性結膜炎の治療が不十分で細菌等に感染してしまった場合、内服薬を使うことになるかもしれません。こうなると点眼とは比較にならないほど危険な内服を使う事もあり、こちらの方が遥かに問題ですよ。

★ご質問は河野眼科ホームページから
by kounoganka | 2011-04-02 15:36 | くすり
<< 下垂体手術後の視覚異常 黄斑浮腫に対する硝子体手術 >>