眼底撮影不能の原因 |
Q 眼底検査のことでお尋ねします。 先日86歳の父が、健康診断で眼底検査を受けました。(10年前に両眼白内障の手術を受けています)ところが随分時間がかかり、結局「映像を撮ることができない」と言われたそうです。 この場合、どのような理由が考えられますでしょうか。よろしくお願いします。 A 健康診断では普通、無散瞳眼底カメラを使用して撮影します。医師の立会いが不要で、小さな瞳孔からでも眼底を撮影できるものです。 便利なものではありますが、真っ黒け、あるいは真っ白けの写真しか撮れない場合があります。原因は瞳孔が小さすぎてフラッシュ光が眼底に届かないことです。無散瞳にも限度があるのです。 あるいは後発白内障が強くて、散瞳していてもスリガラスを写真に撮ったようにしか写らないのかもしれません。 ★ご質問は河野眼科ホームページから |
by kounoganka
| 2009-07-30 14:48
| 眼科検査
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